東京・関東地方のおすすめ新電力会社
- CDエナジーダイレクト
そらエネでんき※現在は新規受付を停止中シン・エナジー※現在は新規受付を停止中- 東京ガスの電気
Looopでんき※現在は新規受付を停止中
電力市場高騰の影響により、小売電気事業からの撤退や事業譲渡、料金プランの値上げに踏み切る新電力会社が2022年3月以降続出しています。
現在の新電力業界は大荒れのため、もう少し状況が落ち着くであろう2023年の春夏頃をめどに改めて当ページを編纂しなおします。
それまで当ページの内容は2022年3月以前の過去情報として参考にしていただきますようお願いいたします。
南部修一 |
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当 |
1~2人暮らしのおすすめ新電力
1人暮らしや共働きなど、家を留守にすることの多い世帯の電気代は月々3,000~4,000円程で済むこともあると思います。
そういったケースでは下手に電力会社を乗り換えると、以前よりも電気代が高くなってしまうことも。。
また、家計における電気代の割合が小さいと、電力会社の乗り換えや光熱費の見直しにはあまり積極的になれないかもしれません。
しかし!
電気料金の安さばかりではなく各社の独自サービスに目を向けると、1~2人暮らしの方にもお得な新電力プランが見つかります。
CDエナジーダイレクト|ベーシックでんきB
東京電力エリアにおける新規客獲得を目指し、中部電力ミライズと大阪ガスの合同出資によって生まれた新電力「CDエナジーダイレクト」
1人暮らしからファミリー向けまで多彩なプランが用意されており、電気と都市ガスどちらも基本料金と従量単価が安価に設定されているところが特長です。(※)東京電力および東京ガスと比較した場合
CDエナジーダイレクト独自のポイント還元やキャンペーン特典などのサービスも充実しており、都市ガスと電気のセット利用で0.5%の割引も適用されます。
なお、単身世帯向けの「シングルプラン」は20アンペア以下での利用はできないため、1人暮らしの場合は「ベーシックでんきB」を選んで契約電流を20アンペアに下げた方が実際の電気代はよりお得になります。
区分 | CDエナジーダイレクト ベーシックでんき |
東京電力EP スタンダードS |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 10A | 267.66円 (6.4%安) |
286円 |
15A | 401.49円 (6.4%安) |
429円 | |
20A | 535.32円 (6.4%安) |
572円 | |
30A | 802.98円 (6.4%安) |
858円 | |
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 19.78円 (0.5%安) |
19.88円 |
121~300kWhまで | 25.47円 (3.7%安) |
26.46円 | |
300kWh超 | 26.38円 (13.7%安) |
30.57円 | |
備考 | 電気料金100円につきカテエネポイント1P付与(1%還元) | くらしTEPCO webへのログインで50ポイント付与(毎月1回) |
シン・エナジー|【夜】生活フィットプラン
1人暮らしや共働きで昼間ほとんど家に居ない方は、東京電力エナジーパートナーの夜トクプラン(夜トク8または夜トク12)を利用していることもあると思います。
その場合、契約電流が30~60アンペアならシン・エナジーの【夜】生活フィットプランへの切り替えをお勧めします。(電気容量が20アンペア以下や60アンペアを超える場合には利用できません)
【夜】生活フィットプランの料金単価は昼夜どちらも夜トク8・12よりもかなり安く設定されており、さらに休日の単価は平日よりもお得になります。
区分 | シン・エナジー 【夜】生活フィットプラン |
東京電力EP 夜トク8 |
東京電力EP 夜トク12 |
|
---|---|---|---|---|
休日(土日祝) | 平日 | |||
基本料金/月 | 1kVAにつき 157.3円 (ブレーカー契約・6KVAまで) |
1KWにつき 214.5円 (スマート契約) |
||
1kWhあたりの昼間単価 | 26.09円 (8時~22時) |
33.05円 (9時~18時) |
32.74円 (7時~23時) |
34.39円 (9時~21時) |
26.09円 (8時~9時および18時~22時) |
||||
1kWhあたりの夜間単価 | 17.98円 (22時~翌8時) |
21.16円 (23時~翌7時) |
22.97円 (21時~翌9時) |
|
備考 | 電気料金200円につきJAL1マイル付与 | くらしTEPCO webへのログインで50ポイント付与(毎月1回) |
ヨコハマのでんき|おうちプラン
ヨコハマのでんきは神奈川県の住宅用・公共用太陽光発電システム販売会社(株)横浜環境デザインが運営する新電力です。
20アンペア以下での利用はできませんが、1人暮らしの平均電気使用量の範囲において比較的安価な電気料金を実現できます。
区分 | ヨコハマのでんき おうちプラン |
東京電力EP スタンダードS |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 30A | 858円 | 858円 |
40A | 1,144円 | 1,144円 | |
50A | 1,430円 | 1,430円 | |
60A | 1,716円 | 1,716円 | |
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 18.32円 (7.8%安) |
19.88円 |
121~300kWhまで | 24.44円 (7.6%安) |
26.46円 | |
300kWh超 | 26.47円 (13.4%安) |
30.57円 |
ヨコハマのでんきでは小学校入学前の子どもを持つ家庭を対象に、毎年5月に4,000円分のQUOカードPayがもらえる「子育て応援プラン」も用意されています。
電気代が安くなるだけでなく3年間お得な特典が附帯しますので、小さなお子さんが居るご家庭はお見逃しなく!
他社サービスとのコラボプランにも注目
1人~2人暮らしでさほど電気を使わない世帯では、どんなに安い新電力に乗り換えても月あたり300~500円安くなる程度で実際の電気代はあまり変わり映えしませんが、、、
他社サービスとのコラボプラン(セットプラン)を利用すると、月々の電力使用量が少ない方ほど相対的によりお得になります。
電気料金一括比較かんたんシミュレーター |
12ヶ月分の年間電気代比較シミュレーター |
世帯人数3~4名におすすめの新電力プラン
世帯人数が3~4名になると誰かしら家に居ることも増え、電気代はどうしても高額になりがちです。
とくに夏冬の電気代は1万5,000円~2万円を超えるようなケースもあるでしょう。(ペットを飼っていればなおさらです)
その場合、東京電力の従量電灯BやスタンダードSをご利用の方は次にお勧めする新電力会社のプランに変更するだけで、
春秋の電気代は月1,000円以上、夏冬だと月2,000円以上安くなることも!
年間で2万円以上節約できる可能性もありますので、早めに乗り換えないと損をしているようなものです。
ちなみに東京電力エナジーパートナーから別の小売電気事業者に乗り換えても、電気の安定供給や保守点検サービスなどは、これまでと変わらず東京電力パワーグリットが管轄することになります。
ですので災害時などに電気供給サービスが悪くなるといった心配はいりません。
(経済産業省管轄の電力・ガス取引監視等委員会が常に目を光らせています)
そらエネでんき|得するプラン
エルピオでんき|スタンダードプランS
千葉県の老舗LPガス販売会社が運営する「エルピオでんき」は500社以上ある新電力会社の中でも最安水準の電気代を実現できる人気新電力の筆頭です。
(※)30アンペア契約の場合、ひと月の電気代が7,000円~11,000円の範囲ではエルピオでんきが最安になります(東京電力の従量電灯BやスタンダードSと比べると月額300円~900円ほど安い)
東京電力の従量電灯BやスタンダードSの電気代が月15,000円とすると、エルピオでんきはそれよりも1,500円~1,800円ほど安くなります。
区分 | エルピオでんき | 東京電力EP スタンダードS |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 30A | 858円 | 858円 |
40A | 1,086.8円 (5%安) |
1,144円 | |
50A | 1,344.2円 (6%安) |
1,430円 | |
60A | 1,613.04円 (6%安) |
1,716円 | |
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで |
18.84円 (5.2%安) (60Aは18.65円) (6.1%安) (ライト30Aは21.14円) |
19.88円 |
121~300kWhまで | 23.03円 (12.9%安) |
26.46円 | |
300kWh超 | 25.78円 (15.6%安) |
30.57円 |
エルピオでんきは電気料金が安いだけでなく、電気のトラブル駆けつけサポート(出張費・60分以内の作業費)も無料で利用できます。
さらにエルピオクラブの優待サービスや新規契約でもらえる3,000円~最大1万円のキャッシュバック特典など、価格以外のサービスも充実しています。
あしたでんき|標準プラン
あしたでんきは東京電力HDグループ会社TRENDEが運営する新電力です。
基本料金0円、従量料金はシンプルな一本単価の「標準プラン」と、
基本料金が月3,000円かかる代わりに従量料金はエリア最安単価になる「たっぷりプラン」の2種類の料金プランを選べます。
どちらも電気の契約電流が60アンペア以下で利用できる一般家庭向けの従量電灯プランになります。
(注)あしたでんきの申し込み対象は一般家庭のみとなります(法人や事業所での利用はできません)
区分 | あしたでんき | 東京電力EP スタンダードS |
||
---|---|---|---|---|
標準プラン | たっぷりプラン | |||
基本料金/月 | 20A | 0円 | 3,000円 | 572円 |
30A | 858円 | |||
40A | 1,144円 | |||
50A | 1,430円 | |||
60A | 1,716円 | |||
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 一律26円 | 一律21.5円 | 19.88円 |
121~300kWhまで | 26.46円 | |||
300kWh超 | 30.57円 |
標準プランは30アンペア以上なら電力使用量にかかわらず、東京電力エナジーパートナーの従量電灯BやスタンダードSよりも電気代は6%~13%ほど安くなります。
あしたでんきには生活周りのトラブル駆けつけサポートなどの付帯はありませんが、東京電力グループ企業という安心感もあってか非常に人気があります。
Looopでんき+ガス
Looopでんきは先に紹介したあしたでんきと同じく、基本料金なし&一本単価のシンプルな電気料金プランを採用している人気新電力です。
50アンペア以上の「従量電灯B/C」または「スタンダードS/L」と都市ガスを利用している方にはLooopでんきと都市ガスのセットプランもおすすめです。
【東電EPや東京ガスとの比較結果】
「Looopでんき+ガス」の電気料金は東京電力の従量電灯B/Cと比べて6%~20%以上も安く、都市ガス料金も東京ガスの一般料金と比べて0.5%~3%ほど割安になります。
さらに電気のトラブル駆けつけサポートや利用客を対象としたLooop独自の節電キャンペーンなど、顧客サービスも充実しています。
世帯人数5名以上のご家庭におすすめ
家族の人数が5名以上になると、それほど電気を使わない春秋の季節でも電気代が1万5千円を超えることは珍しくありません。
その場合、東京電力EPの「従量電灯B」や「スタンダードS」を利用している方は次に案内する新電力会社に乗り換えると月2,000円~3,000円、年間では30,000円前後も電気代は安くなります。
年間3万円以上も節約できるなら格安新電力に変えない理由もないでしょう。
そらエネでんき|得するプラン
株式会社スマートテックの運営する新電力ブランドの一つ『そらエネでんき』は、固定価格買取制度(FIT)の終了した太陽光発電所の電気をメインに販売しています。
そらエネでんきには燃料費調整制度による毎月の単価調整がなく、常に安定した販売価格になるところが最大の特長です。
区分 | そらエネでんき 得するプラン |
東京電力EP スタンダードS |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 30A(3kVA) | 660円 (23%安) |
858円 |
40A(4kVA) | 880円 (23%安) |
1,144円 | |
50A(5kVA) | 1,100円 (23%安) |
1,430円 | |
60A(6kVA) | 1,320円 (23%安) |
1,716円 | |
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 一律21.5円 (寄付するプランは22.5円) |
19.88円 |
121~300kWhまで | 26.46円 | ||
300kWh超 | 30.57円 | ||
燃調費単価 (3月) |
適用なし | 1kWhにつき 11.69円 |
そらエネでんきには「得するプラン」と「寄付するプラン」があり、どちらも電気容量30~60A(アンペア)で利用できる一般向けのシンプルな従量電灯プランとなっています。
解約違約金や契約解除手数料などの利用客にとって不利な条件は一切なく、どなたでも安心して利用できる格安新電力です。
⇒
エルピオでんき|スタンダードプランS
サニックスでんき|サニックステラセーバーS
サニックスでんきは福岡県博多に本社を置く株式会社サニックスの新電力サービスです。
「サニックステラセーバーS」は電気の最大需要容量が60アンペア以下の需要家が利用できる従量電灯プランになり、40A~60Aの基本料金は比較的安価に設定されています。
電力量単価はあしたでんきのたっぷりプランに次いで東京電力エリア最安水準になることから、月間電力使用量(kWh数)の多い家庭ほどお得になります。
実際の電気代がいくらになるか?
当サイトの一括比較シミュレーターを利用すると正確な電気料金を確認できます。
電気料金一括比較かんたんシミュレーター |
12ヶ月分の年間電気代比較シミュレーター |
電化住宅向けの新電力プラン
シン・エナジー|生活フィットプラン
シン・エナジーの生活フィットプランは30~60アンペアの範囲で利用できる”時間帯別電灯”の電気料金メニューです。
(※)東電のスマートライフSからの乗り換えに対応しています(7kVA以上のスマートライフLからの乗り換えは不可)生活フィットプランの基本料金は東京電力のスマートライフSと比べて45%割安に設定されています。
さらに従量料金の単価が安くなる夜間の時間設定も、東京電力は5時間であることに対してシン・エナジーは10時間になることから、お得になる時間がグンと長くなります。
HISでんき|オール電化プラン東京
HISでんきはハウステンボス発祥のエネルギーマネジメント企業「HTBエナジー」が運営する新電力です。
(※)HTBエナジーは大手旅行会社HISのグループ企業で、同グループのエネルギー関連事業を担っている新電力会社ですHTBエナジーの「オール電化プラン東京」は東京電力のスマートライフS/Lと比べて、昼間時間(午前6時~翌日午前1時の19時間)の電力量単価が2%割安に設定されています。(夜間単価は東京電力と同額です)
あわせて読みたい参考記事Looopでんき|スマートタイムプラン
Looopでんきの「スマートタイムプラン」は契約容量にかかわらず基本料金が無料になる、オール電化住宅向けの季節別時間帯別料金メニューです。
電力量単価は昼夜どちらも東電のスマートライフS/Lよりも高くはなるものの、契約容量(KVA数)が大きく電力使用量(kWh数)が少ない家庭ほどスマートタイムプランの価格的な優位性・メリットが大きくなります。
料金単価やシミュレーション結果など、詳しくは以下のページで解説しています。
卒FIT売電おすすめ電力会社
太陽光発電のFIT売電期間が終了すると、東京電力の買取価格は1kWhあたり8.5円に自動的に変更されますが・・・
8.5円という買取単価は関東エリア最低レベルなので何もせずにいると大損です。
東京電力以外にも太陽光発電の電気を高く買い取ってくれる新電力会社は色々とあります。
卒FITの売電契約もなるべく早めに他社に変更しておきましょう。
TEPCOよりも卒FIT買取単価の高い新電力会社
電力会社名 | 電気供給ありの場合の1kWhあたり買取単価 | 電気供給がない場合の1kWhあたり買取単価 | 備考 |
---|---|---|---|
Looopでんき 公式HP | 26.4円 (実質21.12円) |
8円 |
■ 買い取り分は毎月の電力使用量から相殺(電気供給契約がない場合は3ヶ月ごとに振込)
■ Looopでんき0(ゼロ)はエコキュートの昼間稼働が必須
|
スマートテック 公式HP | 11.5円 | 11.5円 |
■ 契約から2年間の買取価格保証あり
■ 太陽光発電状況の診断機能付き
■ 買取価格1万円を超えるごとに指定口座に振込み
|
電気と都市ガスのセットプラン
事業所・商店や大家族におすすめ
個人経営の商店や飲食店、美容室などの事業所において、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯C」や「スタンダードL」を利用されている方は新電力会社に乗り換えることで電気代は大幅に安くなる可能性大です。
次に案内する新電力プランに切り替えると、信じられないかもしれませんが月々の電気代を30%近く削減できることもあります。
シン・エナジー|プランⅭ
シン・エナジーの『プランC』は電気の最大需要容量が6KVA~50KVA未満の需要家が利用できる、3段単価のオーソドックスな従量電灯プランになります。
東京電力の従量電灯CやスタンダードLと比べると、基本料金や電力量単価はすべて割安に設定されています。
120kWhを超える従量単価はとくに安くなるため、月間電力使用量(kWh数)の多い需要家ほど乗り換えメリットが大きくなります。
区分 | シン・エナジー プランC |
東京電力EP スタンダードL |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 1KVAにつき 281.66円 (1.5%安) |
1KVAにつき 286円 |
|
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 19.78円 (0.5%安) |
19.88円 |
121~300kWhまで | 20.57円 (22.2%安) |
26.46円 | |
300kWh超 | 22.9円 (25%安) |
30.57円 |
シン・エナジーの電気契約は途中解約しても違約金はかかりません。
気軽に利用できるところも推しのポイントと言えるでしょう。
Looopでんき|ビジネスプラン
Looopでんき(株式会社Looop)は基本料金無料&一本単価のシンプルな電気料金プランをいち早く広めたことで知られる新電力会社です。
東京電力の従量電灯CやスタンダードLの基本料金は1KVAあたり286円、
たとえば契約容量10kVAの場合だと基本料金だけで月2,860円にもなりますが、
Looopでんきの「ビジネスプラン」は契約容量にかかわらず基本料金は一切かかりません。
区分 | Looopでんき ビジネスプラン |
東京電力EP スタンダードL |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 0円 (100%安) |
1kVAにつき 286円 |
|
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 一律27.5円 (Looop+ガスは27円) | 19.88円 |
121~300kWhまで | 26.46円 | ||
300kWh超 | 30.57円 |
1kWhあたりの電力量単価は一律27.5円、東電EPのスタンダードLの単価と比べると3段目(300kWh以降)から安くなります。
また、電気のトラブル24時間365日駆けつけサービス(出張費と60分の作業費無料)が付帯しているところにも注目です。
Looopでんきには東電EPの「低圧電力」に相当する「動力プラン」も用意されており、こちらも東京電力より安くなる可能性があります。
飲食店や商店、マンションオーナーなどは「従量電灯」と「低圧電力」の両方をLooopでんきに変更することで大幅なコスト削減も期待できます。
まだ一度も東京電力から変えたことのない方は、まずはLooop公式の電気料金シミュレーションから削減予想額を確認してみることを強くお勧めします。
リミックスでんき|使い得ビジネスプラン
リミックスでんき(株式会社リミックスポイント)の「基本料金0円使い得ビジネスプラン」は先に紹介したシン・エナジーのプランCやLooopでんきのビジネスプランと同じく、電気の最大需要容量6KVA~50KVA未満の需要家が利用できる従量電灯プランです。
電力量単価は電気の使用量に応じて3段階で安くなり、さらに基本料金も無料になることから、契約容量(kVA数またはkW数)や月間電力使用量(kWh数)が大きい需要家ほどお得になります。
個人法人どちらも解約違約金はかからず、インターネットから簡単に切り替えできます。
区分 | リミックスでんき 使い得ビジネスプラン |
東京電力EP スタンダードL |
|
---|---|---|---|
基本料金/月 | 0円 (100%安) |
1KVAにつき 286円 |
|
1kWhあたりの電力量単価 | 120kWhまで | 28円 | 19.88円 |
121~300kWhまで | 27.2円 | 26.46円 | |
300kWh超 | 25.2円 (17.5%安) |
30.57円 |
実際の電力販売量ランキング
最後に低圧・電灯部門における電力販売量の多い新電力BEST10をご紹介します。
実際に多くの電気契約を獲得している新電力会社はどこなのか?
以下のランキング表をご覧ください。
新電力販売量ランキング上位10社
順位 | 企業名 | 販売量 (千kWh) |
サービス名称 |
---|---|---|---|
1位 | 東京ガス | 779473 | 東京ガスの電気 |
2位 | SBパワー | 301102 | ソフトバンクでんき |
3位 | ENEOS | 223528 | ENEOSでんき |
4位 | ハルエネ | 148819 | 法人向けプランのみ |
5位 | Looop | 69295 | Looopでんき |
6位 | ジェイコム東京 | 68240 | j:com電力 |
7位 | サイサン | 64763 | エネワンでんき |
8位 | HTBエナジー | 58533 | HISでんき |
9位 | 東急パワーサプライ | 55977 | 東急でんき |
10位 | PinT | 55474 | PinTでんき |
このページでは世帯数や条件ごとに電気代がより安くなる新電力プランを紹介しています。
ですが電気代がより安くなる新電力と実際の契約者数が多い新電力は、まったく一致しません。
その理由は「よらば大樹の陰」といったところでしょうか。
多くの人たちは電気代の安さよりも有名な企業であることを選ぶ傾向にあります。
そのため知名度が高い新電力会社ほど”さほど安くはないけど契約者数は多い”のが実際です。
販売量ランキング上位のENEOSでんきやソフトバンクでんきなどは、知名度が高いだけでなく全国にたくさんの店舗があります。
お店に来たお客さんに自社サービスだけでなく電気契約も同時にオススメできるので、そういった強みも契約数が多い理由になるでしょう。
- 一般家庭向け電力販売量は4年連続全国No.1(※)
- 基本プランの電力量単価は東京電力の従量電灯B/CやスタンダードS/Lよりも安い(燃料費調整単価を除く)
- レシピ動画サービス・クラシルの有料機能を無料で利用できる
- 申し込みや解約時に手数料などの発生は一切なし
- カード払いだけでなく口座振替にも対応
- 1~2人暮らしにおすすめ
- CDエナジーダイレクト(ベーシックでんきB)
シン・エナジー(生活フィットプラン)
※2022年3月17日以降の新規受付を停止していますヨコハマのでんき(おうちプラン)
※2022年4月1日以降の新規受付を停止しています
- 世帯人数3~4名の家庭におすすめ
そらエネでんき(得するプラン)
※2022年2月1日以降の新規受付を停止していますエルピオでんき(スタンダードプランS)
※2022年3月18日以降の新規受付を停止(4月30日をもって供給停止)あしたでんき(標準プラン)
※2022年3月25日以降の新規受付を停止し、6月いっぱいで小売電気事業からの撤退を表明していますLooopでんき(+ガス)
※2022年4月1日以降の新規受付を停止しています
- 世帯人数5名以上の家庭におすすめ
そらエネでんき(得するプラン)
※2022年2月1日以降の新規受付を停止していますエルピオでんき(スタンダードプランS)
※2022年3月18日以降の新規受付を停止(4月30日をもって供給停止)サニックスでんき(サニックステラセーバーS)
※2021年12月9日以降の新規受付を停止しています
- オール電化住宅におすすめ
シン・エナジー(生活フィットプラン)
※2022年3月17日以降の新規受付を停止しています- HISでんき(オール電化プラン東京)
Looopでんき(スマートタイムプラン)
※2022年4月1日以降の新規受付を停止しています
- 事業所・商店や大家族におすすめ
シン・エナジー(プランC)
※2022年3月17日以降の新規受付を停止していますLooopでんき(ビジネスプラン)
※2022年4月1日以降の新規受付を停止していますリミックスでんき(使い得ビジネスプラン)
※2022年4月1日以降の新規受付を停止しています
仕事柄新電力の料金プランを多く見る機会があり、かつ私自身も新電力への乗り換えを検討しこちらのサイトもよく拝見しておりました。
当初はとても分かりやすいサイトだなと感じてはいましたが調べていくにつれあれれ?と思うことが多く出てきました。忖度なしで言うと”表面的で一部の情報だけを切り取り、それが全てであるかのような見せ方””印象操作とも取れ消費者が曲解し正確な情報が伝えられていない””小売電気アドバイザー?が監修してるのに間違った情報も多数あるな”という印象を受けました。
業務内容も変わり新電力プランに関わることはほとんど無くなりましたがよく見ていたサイトなだけに残念です。
貴重なコメントありがとうございます。
残念な思いをさせてしまったことについてお詫び申し上げます。
「”小売電気アドバイザーが監修しているのに間違った情報も多数ある”という印象」
↑上記につきましては具体的な箇所をご指摘いただけますと都度修正に応じておりますので、今後も忌憚ないご意見をお寄せいただけますと幸いです。
5年前に東京電力から東京ガスに代え、3年前にさらにビジ電へ代えました。
ビジ電がないようですがどうなんでしょう?
小太郎さん、コメントありがとうございます。
テレマーカーのビジでんのことでしたら、申し訳ありませんがウチではおすすめしていません。
また、ここは独自の電源調達調整費を採用するようにもなりましたので、今はさらにお勧めできないですね。
(電源調達調整費とは?→ https://sfplan.jp/npc/question-and-answer/new-adjustment-fee)
現利用客の方には申し訳ないですが、当サイトのシミュレーターを利用して実際の電気代と他社の料金とを比較確認してみてください。
https://sfplan.jp/npc/simulation/simple
コメントありがとうございます。
我が家(3人)の2月の電力使用量は859KWHで、料金は32,538円でした。
一方、同じ電力使用量で比較一覧を見ると
https://sfplan.jp/npc/simulation/simple
グランデータ(ONEでんき・スタンダードプラン)の44,995円
から
下町でんきの25,749円まで、随分違うものですね。
(ビジ電のデータはありませんでしたが)
もっとも、3万円を切るのは5社だけで、他の47社はいずれも3万円を超えていました。
なお、東京電力エナジーパートナー(従量電灯B)が27,027円と激安なのが理解できませんでした。
東京電力の管轄ならそのままでよかったということですかね。
国の法規制で東電の従量電灯Bなどには燃料費調整額による値上げの上限が設定されているんですよ。
https://sfplan.jp/npc/elect-price/adjustment#b4
ちなみに同条件で昨年4月の電気代を見てみると、最安は22,092円(ピタでん)で最高は31,006円(ドコモでんき)となっており、当サイトでフォローしている66社間の差額は8,914円でしたが・・・
今年3月の最安は23,993円(アクアエナジー100)、最高は39,451円(グランデータ・ONEでんき)で66社間の差額は15,458円となっています。
大幅な便乗値上げを図っている事業者にはくれぐれもご注意ください。