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電力市場高騰の影響により、小売電気事業からの撤退や事業譲渡、料金プランの値上げに踏み切る新電力会社が2022年3月以降続出しています。
現在の新電力業界は大荒れのため、もう少し状況が落ち着くであろう2023年の春夏頃をめどに改めて当ページを編纂しなおします。
それまで当ページの内容は2022年3月以前の過去情報として参考にしていただきますようお願いいたします。
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この記事の監修担当
南部修一 |
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当 |
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄で気軽にご質問ください。
メールフォームやLINEなどでも無料相談に応じています。
オール電化住宅向け新電力プランBEST8
このページでは東京電力や関西電力などの大手電力会社のオール電化住宅向けプランと比べて、電気代がより安くなる新電力会社のオール電化プラン(時間帯別料金メニュー)を案内しています。
オール電化住宅向け新電力【8選】
(注)掲載は50音順です
- イデックスでんき
- 出光興産(idemitsuでんき)
- HISでんき
- 九電みらいエナジー
GREENaでんき
※GREENaでんきは2022年2月に低圧部門の小売事業をTGオクトパスエナジー株式会社に売却し、新規受付を終了しています- 丸紅新電力
※丸紅新電力は昨今の世界情勢による燃料費高騰のあおりを受け、現在は新規受付を停止しています(再開日未定) - ミツウロコでんき
- Looopでんき
※Looopでんきは昨今の世界情勢による燃料費高騰のあおりを受け、2022年4月1日より新規受付を停止しています(再開日未定)
各オール電化プランの料金単価比較表や、電化住宅向けプランの一覧表は以下のページを参考にしてね↓↓↓
オール電化プランの料金単価比較表 |
オール電化向けの新電力会社 一覧 |
1番おすすめの新電力会社はどこ?
オール電化住宅向けの電気料金プランは「時間帯別料金メニュー」とも言い、1日の時間帯によって電力量単価が変動するところが特徴です。
電力会社ごとに単価や時間帯の設定はまったく異なり、中には春夏秋冬の季節によって単価が変わる「季節別時間帯別料金メニュー」もあります。
そのため「どこが1番おすすめか?」は各家庭の生活様式や暮らしのスタイルによって異なります。
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基本料金無料!Looopでんきスマートタイムプラン
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オール電化プラン地域別ランキング
オール電化プランのある新電力会社の数はまだそれほど多くはなく、一部の地域でしか申し込みできないプランもあります。
そこでこのページでは全国10電力エリアごとに、オール電化住宅向けの厳選おすすめプランをご紹介します。
地域別おすすめランキング
- 東京電力エリアBEST3
- 関西電力エリアBEST3
- 中部電力エリアBEST3
- 東北電力エリアのお勧めはありません
- 九州電力エリアBEST3
- 北海道電力エリアのお勧めはありません
- 中国電力エリアおすすめ
- 四国電力エリアBEST3
- 北陸電力エリアおすすめ
- 沖縄電力エリアのお勧めはありません
なお、ここでは電気料金単価などの細かい情報の掲載は省いて、なるべくわかりやすいシンプルな紹介にとどめています。
乗り換え対象元となる大手電力会社のオール電化プランとの比較や、各社の基本料金や電力量単価の比較表は以下のページを参考にしてください。
各プランの料金単価を確認するならコチラ
東京電力エリアおすすめBEST3
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、栃木県、群馬県、茨城県、山梨県、静岡県の富士川以東にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
オール電化プランBEST3
- Looopでんき
(スマートタイムプラン) - 九電みらいエナジー
(Nプラン各種) - HISでんき
(オール電化プラン東京)
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
基本料金は電気の最大需要容量にかかわらず無料、さらに春秋の昼間時間の単価も割安に設定されています。
Looopでんきは基本料金の設定がないため、現在の契約容量(KVA数)が大きい家庭ほどLooopへの乗り換えメリットも大きくなります。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にしてください。
九電みらいエナジーは電力自由化に伴い設立された九州電力の100%子会社で、東京電力エリアにおける一般家庭向けの電気小売事業や、再エネ発電事業を主軸としています。
九電みらいエナジーの『Nプラン』は、東京電力エナジーパートナーのスマートライフS/Lと比べて単価の割引率はごくわずかですが、単価の安い夜間時間が東電EPよりも3時間長く設定されています。
HISでんきは大手旅行会社HISグループのエネルギーマネジメント企業「HTBエナジー」が運営する新電力サービスです。
HISでんきの『オール電化プラン東京(ぜんぶでんき)』は東京電力エナジーパートナーのスマートライフS/Lと比べて昼間時間の単価が2%割安に設定されています。
電気料金自体は東京電力とさほど変わりませんが、オール電化プラン東京には60種類以上の生活お困りごとに対応する『あんしんサポート365』が無料付帯します。
詳しくはこちらの解説記事も参考にどうぞ ⇒ HISぜんぶでんきとTEPCOのオール電化プランどっちがお得?
関西電力エリアおすすめBEST3
大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県の近畿2府4県と、福井、三重、岐阜の一部地域にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
オール電化プランBEST3
- HISでんき
(オール電化プラン関西) - Looopでんき
(スマートタイムプラン) - 出光興産|idemitsuでんき
(オール電化プラン)
関西電力のオール電化割引(▲5%割)が適用されている家庭でも、実際の電気代はHISでんきの方がややお得になります。
60種類以上の生活お困りごとに対応する『あんしんサポート365』も付いており、関西電力の割引適用がないご家庭は迷わずHISでんきへの切り替えをおすすめします。
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
基本料金は電気の最大需要容量にかかわらず無料、さらに春秋の昼間時間の単価も割安に設定されています。
Looopでんきは基本料金の設定がないため、現在の契約電力(KW数)が大きい家庭や1人暮らしなどの単身世帯に向いています。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にどうぞ。
出光興産の『オール電化プラン』は関西電力の「はぴeタイムR」からの切り替えを想定して設計された電気契約です。
はぴeタイムRと比較すると、デイタイム以外の電力量単価と基本料金が5%~10%ほど割安になります。
出光興産の電気ユーザーはアポロステーションなどのSS利用時にガソリンや軽油の割引特典がもれなく付帯するところにも注目です。
中部電力エリアおすすめBEST3
中部・東海地方(愛知県、三重県、岐阜県、長野県、静岡県中西部)にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
オール電化プランBEST3
- Looopでんき
(スマートタイムプラン) - HISでんき
(オール電化プラン中部) - 出光興産|idemitsuでんき
(オール電化プラン)
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
基本料金は契約容量にかかわらず無料、さらに春秋の昼間時間の単価も割安に設定されています。
中部電力ミライズのスマートライフプランと比べると夜間単価は割高になりますが、基本料金が無料になることから夜間の電力使用量(KWh数)があまり多くない家庭ではLooopでんきの方がお得になります。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にしてください。
実際の電気代は中部電力とさほど変わりませんが、それより高くなる心配はありません。
また、オール電化プラン中部には60種類以上の生活お困りごとに対応する『あんしんサポート365』も無料で付いてきます。
詳しくはこちらの解説記事も参考にどうぞ ⇒ HTBエナジー『ぜんぶでんき』のメリット&デメリットを徹底解説!
出光興産の『オール電化プラン』は、中部電力ミライズの「スマートライフプラン」とほぼ同じ料金設定の電気契約です。
基本料金がわずかに安くなるだけで電気代の削減メリットはほとんどありませんが、idemitsuでんきユーザーはアポロステーションなどのSS利用時にガソリンや軽油の割引特典がもれなく付帯します。
九州電力エリアおすすめBEST3
福岡県、長崎県、佐賀県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、広島県の一部地域にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
オール電化プランBEST3
- イデックスでんき
(夜トクプラン) - ミツウロコでんき
(とくとくナイト) - Looopでんき
(スマートタイムプラン)
イデックスでんきは(株)新出光が運営する新電力サービスです。
オール電化向けの『夜トクプラン』は、九州電力の電化でナイト・セレクトと比較して、基本料金と電力量単価どれも一律3%安く設定されています。
イデックスでんきには各種割引やポイント&アフターサービスも充実しており、九電からの乗り換えで損になるようなことは何一つありません。
詳しくはイデックスでんきの解説記事も参考にどうぞ。 ⇒ イデックスでんきのオール電化『夜トクプラン』は本当にお得?
ちびまる子ちゃんのCMでおなじみのミツウロコグループが運営する新電力サービス「ミツウロコでんき」
さらに電気トラブル駆けつけサポート(出張費と60分以内の作業費が無料)ももれなく付帯します。
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
九州電力の「電化でナイト」と比べると夜間単価と休日の昼間単価は高くなりますが、基本料金は電気の最大需要容量にかかわらず無料になります。
そのため現在の契約電力(KW数)が大きい家庭や、1人暮らしなど電力使用量があまり多くない方にはLooopでんきへの乗り換えもおすすめです。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にしてください。
中国電力エリアおすすめプラン
広島県、岡山県、鳥取県、島根県、山口県の5県全域と兵庫・香川・愛媛県の一部の地域にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランをご紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランをご紹介します。
オール電化おすすめプラン
- Looopでんき
(スマートタイムプラン) - 出光興産|idemitsuでんき
(オール電化プラン)
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
基本料金は電気の最大需要容量にかかわらず無料、さらに春秋の昼間時間の単価も割安に設定されています。
中国電力の電化styleコースと比べると夜間単価は割高にはなるものの、基本料金が無料になるぶん夜間時間の電力使用量があまり多くならない家庭ではLooopでんきの方がお得になります。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にしてください。
出光興産の『オール電化プラン』は中国電力の電化styleコースとほぼ同じ料金設定の電気契約です。
基本料金がわずかに安くなるだけで電気代の削減メリットはほとんどありませんが、idemitsuでんきユーザーはアポロステーションなどのSS利用時にガソリンや軽油の割引特典がもれなく付帯します。
四国電力エリアおすすめBEST3
愛媛県、高知県、香川県、徳島県にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランを3つ紹介します。
オール電化プランBEST3
- HISでんき
(オール電化プラン四国) - Looopでんき
(スマートタイムプラン) - 出光興産|idemitsuでんき
(オール電化プラン)
HISでんき『オール電化プラン四国(ぜんぶでんき)』は、四国電力の「でんかeマンションプラン」と比べて電気の最大需要容量10kWまでの基本料金と昼夜の電力量単価が一律11%割安に設定されています。
そのため「でんか割(10%割引)」の適用がある場合でも、実際の電気代はHISでんきの方がややお得になります。
HISでんきのオール電化プラン四国はマンションだけでなく戸建住宅でも利用でき、60種類以上の生活お困りごとに対応する『あんしんサポート365』も付帯しています。
詳しくはこちらの解説記事も参考にどうぞ ⇒ HTBエナジー『ぜんぶでんき』のメリット&デメリットを徹底解説!
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
基本料金は電気の最大需要容量にかかわらず無料、さらに春秋の昼間時間の単価も割安に設定されています。
Looopでんきは基本料金の設定がないため、現在の契約電力(KW数)が大きい家庭や1人暮らしなどの単身世帯におすすめです。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にしてください。
出光興産の『オール電化プラン』は、四国電力「でんかeプラン」のでんか割の適用時とほぼ同じ料金設定の電気契約です。
でんか割引のある家庭は基本料金がわずかに安くなるだけで電気代の削減メリットはほとんどありませんが、idemitsuでんきユーザーはアポロステーションなどのSS利用時にガソリンや軽油の割引特典がもれなく付帯します。
北陸電力エリアおすすめプラン
石川県、富山県、福井県の嶺北と敦賀市、岐阜県の一部地域にお住まいの個人や一般家庭が申し込みできるオール電化住宅向け電気契約メニューの中から、
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランをご紹介します。
電気代がもっとも安くなる可能性の高い新電力会社のオール電化プランをご紹介します。
オール電化おすすめプラン
- Looopでんき
(スマートタイムプラン) - 出光興産|idemitsuでんき
(オール電化プラン)
Looopでんきの『スマートタイムプラン』は季節や時間帯で電力量単価が変動するタイプの電気契約です。
基本料金は契約容量にかかわらず無料、さらに春秋の昼間時間の単価も割安に設定されています。
北陸電力のくつろぎナイト12と比べると夜間単価は割高になりますが、基本料金が無料になるぶん夜間時間の電力使用量(KWh数)があまり多くなければLooopでんきの方がお得になります。
実際の電気代の削減予想額はスマートタイムプランのメリット&デメリット解説記事を参考にしてください。
出光興産の『オール電化プラン』は北陸電力のくつろぎナイト12とほぼ同じ料金設定の電気契約です。
基本料金がわずかに安くなるだけで電気代の削減メリットは大したことはありませんが、idemitsuでんきユーザーはアポロステーションなどのSS利用時に、ガソリンや軽油の割引特典がもれなく付帯します。
オール電化プラン切り替え前の参考情報
2016年4月以前から電化住宅向けの電気料金メニューを利用している方は、電力会社や契約プランの見直しはほとんど必要ありません。
電力自由化前の旧オール電化プランは、現時点では最安の電気契約です。
旧オール電化プランから新電力に切り替えると、電気代は前より高くなる恐れもありますのでご注意ください。
「旧オール電化プラン」は以下に案内する電気料金メニューが該当します。
- 東京電力EP株式会社電化上手・おとくなナイト8/10・ピークシフトプランなど
- 関西電力株式会社はぴeタイム(はぴeプラン)・時間帯別電灯・季時別電灯PSなど
- 中部電力ミライズ株式会社Eライフプラン・タイムプラン・ピークシフト電灯など
- 東北電力株式会社時間帯別電灯A・B・Cなど
- 九州電力株式会社季時別電灯・時間帯別電灯・ピークシフト電灯など
- 北海道電力株式会社時間帯別電灯(ドリーム8)・3時間帯別電灯(eタイム3)など
- 中国電力株式会社時間帯別電灯(エコノミーナイト)・ファミリータイムⅠ・Ⅱなど
- 四国電力株式会社季節別時間帯別電灯・時間帯別電灯・スマートeプランなど
- 北陸電力株式会社エルフナイト(8・10・10プラス)・エルフプランS・Vなど
上記の旧オール電化プランは電力自由化以降、どれも新規受付は終了しています。
現在契約中の方は他社プランに乗り換えると、2度と元に戻ることはできませんのでご注意ください。
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