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それまで当ページの情報は2022年3月以前の過去情報として参考にしていただきますようお願いいたします。
『低圧電力』とは三相3線式200ボルトの電気契約の通称で、契約電力50KW未満の電動機を使用する事業所等(※)で利用されます。
(※)業務用の大型エアコンや冷凍冷蔵庫を利用している飲食店や商店、小型エレベーターを設置しているマンションオーナー、くみ上げポンプなどを利用している事業所など
電力自由化前の旧一般電気事業者(大手電力会社10社)の低圧電力は基本料金が比較的高額になるため、新電力会社の低圧電力や動力プランに乗り換えることで電気代のコスト削減に大きく役立ちます。
この記事の監修担当
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当 |
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低圧電力(動力プラン)電気料金単価の比較表 |
低圧電力の電気料金一括比較シミュレーター |
低圧電力が安いおすすめ新電力BEST8
このページでは大手電力会社の低圧電力と比べて、電気代がより安くなる新電力会社の低圧電力(動力プラン)を厳選してご案内します。
低圧電力おすすめBEST8
- Looopでんき
- シン・エナジー
- サーラeエナジー
- idemitsuでんき
- エバーグリーン・リテイリング
GREENaでんき※GREENaでんきは低圧部門の小売事業をTGオクトパスエナジー株式会社に売却し、2022年2月に新規受付を終了しました- 楽天でんき
エルピオでんき(※)ウクライナ侵攻などの世界情勢による燃料費高騰のあおりを受け、2022年4月30日をもって電気供給事業からの撤退を発表しています
一番おすすめの新電力会社はどこ?
新電力会社の低圧電力や動力プランには、基本料金が安くなる代わりに従量単価が高くなるプランもあれば、
基本料金は大手電力と変わらずに従量単価のみ安くなるプランなど、色々なタイプがあります。
そのため低圧電力の電気代が安くなる新電力会社のおすすめプランは、各需要家の契約電力(kW数)や月々の電力使用量(kWh数)によってまったく異なります。
電気を使う用途によってもオススメは異なる
たとえば小規模なマンションで小型エレベーターを使用している方は、月々の電力使用量(kWh数)はそれほど多くはならないことが想定されます。
そういったケースでは基本料金の安い動力プランを選んだ方がよりお得になるでしょう。
しかし年中エアコンを使用している飲食店など、電力使用量の多い事業所では従量単価の安いプランを選んだ方がお得になる場合もあります。
低圧電力ランキング【地域別】
同じ電力会社でも全国10電力エリアそれぞれに単価設定は異なり、全国ではなく一部の地域でしか申し込みできない新電力会社もあります。
つまり地域によってお勧めできる新電力会社は違ってくるのが実際です。
そこで全国10電力エリアごとに条件別のおすすめ新電力会社を3社ずつ厳選してご紹介します。
地域別おすすめランキング
なお、このページでは各社の電気料金単価などの細かい情報の掲載は省いて、なるべくわかりやすいシンプルな紹介に努めています。
各電力会社の基本料金や電力量単価などを比較したり、実際の電気料金の支払い額がいくらになるか?を確認したい方は、それぞれ以下のページを参考にしてください。
低圧電力の電気料金一括比較シミュレーター | 低圧電力(動力プラン)電気料金単価の比較表 |
東京電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の東京電力EPの低圧電力との比較
① サーラeエナジー(基本プランD)
サーラeエナジー(基本プランD)
月間電力使用量(kWh数)が比較的多い需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △29,184円 最安
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △8,096円
東京電力EPの低圧電力や動力プランの電力量単価は、夏季(7月~9月)は高くなることに対して、サーラeエナジーの基本プランDは年間を通して一定額の単価設定(15.8円/kWh)になります。
さらに基本料金も東電EPより安く設定されていることから、サーラeエナジーに乗り換えると無条件でよりお得な電気代を実現できます。
② エルピオでんき(低圧電力プランL)
エルピオでんき(低圧電力プランL)
都市ガスやLPガスも安い!人気の格安新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △22,250円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △6,024円
電気代の削減額はサーラeエナジーには劣るものの、電気トラブル駆けつけサポートをはじめ各種オプションサービスが充実しているところが、エルピオでんきならではのメリットです。
ガスと電気のセット払いで会計まわりがスッキリすることや、業界トップクラスの格安新電力としてエルピオでんきは全国でも非常に人気があります。
(注)ウクライナ侵攻などの世界情勢による燃料費高騰のあおりを受け、2022年3月18日より電気契約の新規申し込みの受付を停止しています(4月30日をもって供給停止)
③ 楽天でんき(動力プラン)
楽天でんき(動力プラン)
月間電力使用量(kWh数)が比較的少ない需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △15,504円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △9,963円 最安
楽天でんき動力プランの電力量単価は他社と比べて割高になりますが、その代わりに基本料金は他のどの新電力会社よりも割安に設定されています。(東京電力と比べて38%割安)
そのため月間電力使用量(kWh数)が少ないほど、そして契約電力(kW数)が大きいほど、楽天でんきの価格的な優位性は高まります。
ただし楽天でんきは動力プランのみの乗り換えは不可、従量電灯(プランSまたはM)とのセットが利用条件となっています。
関西電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の関西電力の低圧電力との比較
① シン・エナジー(低圧動力ワイド)
シン・エナジー(低圧動力ワイド)
契約電力(kW数)の大きい需要家ほどお得になる新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △34,036円 最安
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △13,525円 最安
シン・エナジーの低圧動力ワイドは関西電力の低圧電力と比べて、基本料金が41%安く設定されています。
電力量単価は夏季・その他季のどちらも関西電力より高くなりますが、月々の電力消費量(kWh数)が「契約電力数×100」を超えなければ問題ありません。
契約電力数(kWh数)が大きいほど、そして月々の電力使用量(kWh数)が少ない需要家ほど、どこよりも電気代はお得になります。
② Looopでんき(動力プラン)
Looopでんき(動力プラン) 解説記事
契約電力(kW数)の大きい需要家はお得に
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △21,528円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △10,419円
Looopでんきの動力プランは関西電力の低圧電力と比べて、基本料金が約34%安く設定されています。
電力量単価は割高にはなるものの、月々の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)に130を乗じた数以下に収まる限り、確実なコスト削減につながります。
シン・エナジーと同様に、契約者に不利な解約違約金などの設定はありません。
どなたでも安心して利用できます。
どなたでも安心して利用できます。
③ idemitsuでんき(低圧電力プラン)
idemitsuでんき(低圧電力プラン)
契約電力(kW数)の大きい需要家はお得に
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △20,780円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △6,234円
出光興産(idemitsuでんき)の低圧電力プランの料金設定は、関西電力の低圧電力と同価格ですが、
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき173.16円の割引きが適用になります。
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき173.16円の割引きが適用になります。
(たとえば契約電力が10kWなら、関西電力よりも毎月1,731円割安になります)
ただし、月間電力消費量が「契約電力数×125」を超えてからの電力量単価は12~13%割高になるため、契約電力(KW数)の小さな需要家にはあまり向いていません。
中部電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の中部電力ミライズの低圧電力との比較
① サーラeエナジー(基本プランD)
サーラeエナジー(基本プランD)
契約電力数や電力使用量に関係なくおすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △30,924円 最安
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △8,664円
中部電力ミライズの低圧電力やビジとくプランの電力量単価は、夏季(7月~9月)になると高くなることに対して、サーラeエナジーの基本プランDは年間を通して一定額の単価設定(15.49円/kWh)になります。
さらに基本料金も中電より20%割安に設定されていることから、サーラeエナジーに乗り換えると無条件で電気代がお得になります。
② Looopでんき(動力プラン)
Looopでんき(動力プラン) 解説記事
月間電力使用量(kWh数)が比較的少ない需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △4,368円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △9,660円 最安
Looopでんきの動力プランは中部電力ミライズやその他の新電力の低圧電力プランと比べて、基本料金が大幅に安く設定されています。(38%安)
電力量単価は他社と比べて割高にはなりますが、契約電力(kW数)が大きく月間電力使用量(kWh数)が少ない需要家ほど、Looopでんきの価格的なメリットが大きくなります。
③ idemitsuでんき(低圧電力プラン)
idemitsuでんき(低圧電力プラン)
契約電力(kW数)の大きい需要家はお得に
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △13,445円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △4,034円
出光興産(idemitsuでんき)の低圧電力プランの料金設定は、中部電力ミライズの低圧電力と同価格ですが、
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき112.04円の割引きが適用になります。
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき112.04円の割引きが適用になります。
(たとえば契約電力が10kWなら、中部電力よりも毎月1,120円割安になります)
ただし、月間電力消費量が「契約電力数×125」を超えてからの電力量単価は22~31%割高になるため、契約電力(KW数)の小さな需要家にはあまり向いていません。
東北電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の東北電力の低圧電力との比較
① idemitsuでんき(低圧電力プラン)
idemitsuでんき(低圧電力プラン)
契約電力(kW数)が大きい需要家ほどお得になる新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △13,445円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △4,034円
出光興産(idemitsuでんき)の低圧電力プランの料金設定は、東北電力の低圧電力と同価格ですが、月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき112.04円の割引きが適用になります。
(たとえば契約電力が10kWなら毎月1,112円の割引になります)
(たとえば契約電力が10kWなら毎月1,112円の割引になります)
ただし、ひと月の電力消費量が「契約電力数×125」を超えてからの電力量単価は35%割高になるというデメリットがあるため、契約電力(KW数)の小さな需要家にはあまり向いていません。
idemitsuでんきの価格的な優位性は、契約電力(kw数)に比例して大きくなります。
② GREENaでんき(GREENaスタンダード動力)
契約電力数や電力使用量に関係なくおすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △12,095円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △3,616円
GREENaでんきのスタンダード動力プランは東北電力の低圧電力と比べて、基本料金が1kWあたり100円安く設定されています。(電力量単価は同額です)
先に紹介した出光興産の電気と比べると割引率はやや劣りますが、電力使用量が増えても電力量単価が高くなるようなことはありません。
グリーナ株式会社は自然エネルギー(再生可能エネルギー)発電の拡大にも積極的な取り組みを見せており、環境意識の高い事業所にもおすすめです。
(※)GREENaでんきは低圧部門の小売事業をTGオクトパスエナジー株式会社に売却し、2022年2月に新規受付を終了しました
③ エバーグリーン・リテイリング(低圧電力・低圧電力S)
エバーグリーン・リテイリング(低圧電力・低圧電力S)
新電力業界の中でも最古参の安心企業
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △7,938円(低圧電力S)
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △3,188円(低圧電力)
エバーグリーン・リテイリングの低圧電力は、年間の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)×788h以下に収まる需要家が利用できます。
先に紹介したidemitsuでんきやGREENaでんきと比べると割引率は劣りますが、 新電力大手のイーレックスグループならではの安定感が魅力です。
(契約者に不利な解約違約金などの設定もなく安心して利用できます)
(契約者に不利な解約違約金などの設定もなく安心して利用できます)
なお、年間の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)×788hを超える場合は、電力量単価がやや割高な「低圧電力S」での契約になります。
九州電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の九州電力の低圧電力との比較
① 鹿児島電力(わっぜかプラン)
鹿児島電力(わっぜかプラン)
契約電力数や電力使用量に関係なくおすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △31,695円 最安
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △9,488円 最安
鹿児島電力のわっぜかプランは九州電力の低圧電力と比べて基本料金が26%安く設定されています。
電力量単価も九州電力よりやや安くなるため、契約電力数や電力使用量に関係なく、いつでも九州エリア最安レベルの電気料金を実現できます。
なお、自己都合による途中解約時には3,300円の違約金が発生することが、鹿児島電力のデメリットとして挙げられます。
(注)昨今の燃料費高騰のあおりを受け、現在は新規申し込みの受付を停止しています
② Looopでんき(動力プラン)
Looopでんき(動力プラン) 解説記事
月間電力使用量(kWh数)が比較的少ない需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △17,544円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △8,535円
Looopでんきの動力プランは九州電力の低圧電力と比べて、基本料金が約30%安く設定されています。
その代わり、電力量単価は他社と比べて割高になるため、契約電力(kW数)が大きく月間電力使用量(kWh数)は少ないといった需要家に向いています。
③ シン・エナジー(低圧動力ワイド)
シン・エナジー(低圧動力ワイド)
契約電力(kW数)が大きい需要家にオススメの新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △17,189円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △4,275円
シン・エナジーの低圧動力ワイドは九州電力の低圧電力と比べて、基本料金と電力量単価どちらも割安に設定されています。
鹿児島電力と比べると割引率は劣るものの、Looopでんきと同様に解約違約金はかからず、どなたでも気軽に利用できます。
ただし、ひと月の電力消費量(kWh数)が「契約電力数×100」を超えてからの電力量単価は13%割高になるため、毎月の電力使用量が多くなりがちな需要家には向いていません。
北海道電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の北海道電力の低圧電力との比較
① 北海道電力(エネとく動力プラン)
北海道電力(エネとく動力プラン)
契約電力数や電力使用量に関係なくおすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △24,000円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △10,392円
エネとく動力プランは電力自由化後に新しくリリースされた北海道電力の新自由料金メニューの一つです。
従前からの低圧電力と比べると電力量単価は10%割高になりますが、その代わり基本料金が27%割安に設定されています。
北海道電力から他社への乗り換えに抵抗がある方は「ほくでんエネモール」に登録し、プラン切り替えを申請しましょう。
② エバーグリーン・リテイリング(低圧電力・低圧電力S)
エバーグリーン・リテイリング(低圧電力・低圧電力S)
新電力業界の中でも最古参の安心企業
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △20,020円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △6,002円
エバーグリーン・リテイリングの「低圧電力」は北海道電力の低圧電力と比べて、基本料金が13%割安に設定されています。(電力量単価は同額です)
北海道電力の「エネとく動力プラン」と比べると割引率は劣りますが、 新電力大手のイーレックスグループならではの安定感が魅力です。
(契約者に不利な解約違約金などの設定もなく安心して利用できます)
(契約者に不利な解約違約金などの設定もなく安心して利用できます)
なお、年間の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)×1,051hを超える場合は、低圧電力よりも電力量単価がやや割高な「低圧電力S」での契約になります。
③ 楽天でんき(動力プラン)
楽天でんき(動力プラン)
楽天サービスを多用する需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △20,856円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △15,039円
楽天でんきの動力プランは電力量単価は割高になりますが(北海道電力の低圧電力と比べて約30%割高)
基本料金は他のどの新電力会社よりも割安に設定されています。(北海道電力の低圧電力と比べて45%割安)
基本料金は他のどの新電力会社よりも割安に設定されています。(北海道電力の低圧電力と比べて45%割安)
そのため月間電力使用量(kWh数)が少ないほど、そして契約電力(kW数)が大きい需要家ほど、楽天でんきの価格メリットは他社と比べて優位になります。
ただし楽天でんきは動力プランのみの乗り換えは不可、従量電灯(プランSまたはM)とのセットが利用条件となっています。
中国電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の中国電力の低圧電力との比較
① シン・エナジー(低圧動力ワイド)
シン・エナジー(低圧動力ワイド)
契約電力(kW数)が大きい需要家にオススメの新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △21,291円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △6,262円
シン・エナジーの低圧動力ワイドは中国電力の低圧電力と比べて基本料金が15%安く、電力量単価の方もやや割安に設定されています。
シン・エナジーには契約者に不利な解約違約金などの設定もなく、どなたでも安心して利用できます。
ただし、ひと月の電力消費量(kWh数)が「契約電力数×100」を超えてからの電力量単価は22.6%割高になるため、毎月の電力使用量が多くなりがちな需要家には向いていません。
② Looopでんき(動力プラン)
Looopでんき(動力プラン) 解説記事
月間電力使用量(kWh数)が比較的少ない需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △12,120円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △9,936円
Looopでんきの動力プランは中国電力やその他の新電力の低圧電力プランと比べて、基本料金が大幅に安く設定されています。(36%割安)
電力量単価は他社と比べて割高にはなりますが、契約電力(kW数)が大きく、かつ月間電力使用量(kWh数)が少ない需要家ほど、Looopでんきの価格的な優位性が高まります。
③ idemitsuでんき(低圧電力プラン)
idemitsuでんき(低圧電力プラン)
契約電力(kW数)の大きな需要家向けの新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △13,469円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △4,037円
出光興産(idemitsuでんき)の低圧電力プランの料金設定は、中国電力の低圧電力と同価格ですが、
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき112.04円の割引きが適用になります。
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき112.04円の割引きが適用になります。
(たとえば契約電力が10kWなら、中国電力よりも毎月1,120円割安になります)
ただし、月間電力消費量が「契約電力数×125」を超えてからの電力量単価は11~20%割高になるため、契約電力(KW数)の小さな需要家にはあまり向いていません。
四国電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の四国電力の低圧電力との比較
① Looopでんき(動力プラン)
Looopでんき(動力プラン) 解説記事
月間電力使用量(kWh数)が比較的少ない需要家向き
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △19,212円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △10,938円 最安
Looopでんきの動力プランは四国電力の低圧電力プランと比べて基本料金が36%割安に設定されています。
電力量単価は20~22%割高にはなるものの、月々の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)に110を乗じた数以下に収まる限り、確実なコスト削減につながります。
契約手数料や解約違約金などの設定も一切ありません。
Looopでんきは契約電力(kW数)が大きく、かつ月間電力使用量(kWh数)が少ない需要家におすすめです。
② idemitsuでんき(低圧電力プラン)
idemitsuでんき(低圧電力プラン)
契約電力(kW数)が大きい需要家ほどお得になる新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △13,445円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △4,034円
出光興産(idemitsuでんき)の低圧電力プランの料金設定は、四国電力の低圧電力と同価格ですが、月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき112.04円の割引きが適用になります。
(たとえば契約電力が10kWなら毎月1,112円の割引になります)
(たとえば契約電力が10kWなら毎月1,112円の割引になります)
ただし、ひと月の電力消費量が「契約電力数×125」を超えてからの電力量単価は約7%割高になるというデメリットがあるため、契約電力(KW数)の小さな需要家にはあまり向いていません。
idemitsuでんきの価格的な優位性は、契約電力(kw数)に比例して大きくなります。
③ エバーグリーン・リテイリング(低圧電力・低圧電力S)
エバーグリーン・リテイリング(低圧電力・低圧電力S)
新電力業界の中でも最古参の安心企業
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △8,640円(低圧電力S)
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △3,564円(低圧電力)
エバーグリーン・リテイリングの低圧電力は、年間の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)×876h以下に収まる需要家が利用できます。
先に紹介したidemitsuでんきやLooopでんきと比べると割引率は劣りますが、 新電力大手のイーレックスグループならではの安定感が魅力です。
(契約者に不利な解約違約金などの設定もなく安心して利用できます)
(契約者に不利な解約違約金などの設定もなく安心して利用できます)
なお、年間の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)×876hを超える場合は、電力量単価がやや割高な「低圧電力S」での契約になります。
北陸電力エリアおすすめBEST3
(※)年間電気代削減額は2020年度の北陸電力の低圧電力との比較
① Looopでんき(動力プラン)
Looopでんき(動力プラン) 解説記事
月間電力使用量(kWh数)が比較的少ない需要家におすすめ
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △12,792円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △11,175円 最安
Looopでんきの動力プランは北陸電力の低圧電力プランと比べて基本料金が39%割安に設定されています。
電力量単価は37~42%割高にはなるものの、月々の電力使用量(kWh数)が契約電力(kW数)に80を乗じた数以下に収まれば、確実なコスト削減につながります。
契約手数料や解約違約金などの設定も一切ありません。
Looopでんきの価格的メリットは契約電力(kW数)が大きく、かつ月間電力使用量(kWh数)が少ない需要家ほど高まります。
② シン・エナジー(低圧動力ワイド)
シン・エナジー(低圧動力ワイド)
契約電力(kW数)が大きい需要家ほどメリット大
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △14,019円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △4,202円
シン・エナジーの低圧動力ワイドは北陸電力の低圧電力と比べて、基本料金が10%割安に設定されています。
電力量単価は北陸電力と同額で、解約違約金などの設定もありません。
ただし、ひと月の電力消費量(kWh数)が「契約電力数×100」を超えてからの電力量単価は21~24%割増になるため、契約電力(KW数)が小さい需要家にはあまり向いていません。
③ idemitsuでんき(低圧電力プラン)
idemitsuでんき(低圧電力プラン)
契約電力(kW数)の大きな需要家向けの新電力
契約電力10kW、月間電力使用量800kWhの場合
年間電気代削減額 △7,335円
契約電力3kW、月間電力使用量100kWhの場合
年間電気代削減額 △2,201円
出光興産(idemitsuでんき)の低圧電力プランの料金設定は、北陸電力の低圧電力と同価格ですが、
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき61.12円の割引きが適用になります。
月間電力消費量(kWh数)が契約電力(kW数)×125以下に収まる場合は「省エネ割引」として契約電力1kWにつき61.12円の割引きが適用になります。
(たとえば契約電力が10kWなら、北陸電力よりも毎月611円割安になります)
ただし、月間電力消費量が「契約電力数×125」を超えてからの電力量単価は8~9%割高になるため、毎月の電力使用量が多くなりがちな需要家には向いていません。
低圧電力(動力)切り替え前の参考情報
電力自由化前の旧一般電気事業者(大手電力会社10社)の低圧電力は基本料金が比較的高額になるため、新電力会社に乗り換えることで電気代の削減が期待できます。
とくに検針票や請求書などに記載されている電気契約の「力率」が85%よりも低いようなら、ぜひ力率割増のない新電力会社の低圧電力プランに切り替えましょう。
(力率について詳しくは「低圧電力の基本料金の決め方」の項目で解説しています)
当サイトでは全国の小売電気事業者の低圧電力の電気料金を一括比較できるシミュレーターや、各社の低圧電力および動力プランの電気料金単価一覧表も用意しています。
新電力会社への乗り換え前に各社の基本料金や電力量単価を知りたいという方や、実際の電気代がいくらになるかを確認したい方は以下のページもあわせて参考にして下さい。
電気ガスの切り替え等について、よくわからない方や疑問のある方はページ下部のコメント欄で気軽にご質問ください。