CDエナジーダイレクト

CDエナジー『ファミリーでんき』は本当にお得?メリット&デメリットを徹底解説!

ファミリーイメージ
大阪ガスと中部電力の共同出資によって生まれた首都圏向け電力小売サービス会社『CDエナジーダイレクト』には、8種類の電気料金メニュー(下記参照)と3種類の都市ガスプラン(ベーシックガス、ゆかぽかガス、はつでんガス)が用意されています。
CDエナジーダイレクト 電気料金メニューの一覧
  • ベーシックでんきB/C
  • スマートでんきB/C
  • シングルでんき
  • ファミリーでんき
  • KODOMO新聞でんき
  • エンタメでんき
  • ポイントでんきd/R
  • JO1でんき
(※)CDエナジーダイレクトが供給する電気料金メニューには上記以外にも、鈴与のでんきbyCDエナジー、パレット電気、ヘーベル電気、NUROでんき(通信セットプラン)、スマモル賃貸プランB/AE、などがあります
CDエナジーダイレクトは電気料金メニューの種類も多く、どれを選べば良いのか?迷ってしまう方も居られるようです。
そこでこのページでは「ファミリーでんき」に注目し、東京電力EPや東京ガスと比較した際のメリットやデメリットなどを詳しく解説してみましょう。
CDエナジーダイレクトの主なメリット
  • 他の大手企業よりも電気やガスの料金単価は比較的安い
    東電EPのスタンダードS/Lや東京ガスの基本プランおよびずっともガスと比べてもお得な設定 ※参照(電気ガス
  • 大阪ガスと中部電力が母体となる超優良企業
  • ポイント還元サービスや生活まわり駆けつけサポートも充実
  • 電気とガスどちらもセット割(0.5%)の適用あり ※参照
  • 解約違約金や契約手数料の設定もなく(一部プランを除く)安心して利用できる
    市場連動型ではないので急な値上がりの心配なし
新サービス『祝割』に注目!
2022年12月7日よりCDエナジーダイレクトの電気または都市ガス利用客向けの還元サービス『祝割』がスタートしました。
契約者およびその同居家族が「誕生日、結婚、出産、進学(幼稚園、小学校、中学校、高校)、マイホーム購入」といったライフイベントを迎えると、その都度50円~3,000円相当のカテエネポイントがもらえます。
(注)祝割の特典上限は毎年10,000ポイントまで
イメージ画像(タップすると拡大します)
CDエナジーダイレクト「祝割」サービスのイメージ画像

ファミリーでんきの料金単価比較表

まずはじめにファミリーでんきと東京電力ならびに東京ガスの一般向け電気契約メニューの比較表をご覧ください。

東電EP&東京ガスとの単価比較表(2024年4月時点)

区分 CDエナジーダイレクト
ファミリーでんき
東京電力EP
スタンダードS
東京ガス
基本プラン
10A(アンペア) あたりの基本料金/月 276.9円
(11.2%安)
311.75円 295.24円
1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 月120kWhまで 月300kWhまで定額料金
(10,085.2円)
※1kWhあたり33.62円
29.8円 29.9円
月121~300kWhまで 36.4円 35.41円
月300kWh超 35.59円
(東電比 12.1%安、東ガス比 5%安)
40.49円 37.48円
燃料費調整単価
(5月検針分)
1kWhにつき
-9.14円
1kWhにつき
-9.14円
1kWhにつき
-9.14円
ポイント還元 電気料金100円につきカテエネポイント1P付与(注2) くらしTEPCO webのログインで50P付与(毎月1回) なし
都市ガスセット割 電気とガスどちらの料金も0.5%割引(注3) 毎月110円引き 電気の基本料金と従量料金が0.5%割引
その他サービス 生活まわりの駆けつけサポート、2親等以内の家族ポイント割サービスなど 生活まわりの駆けつけサポートの他、会員サイト「くらしtepco」内で多彩なサービスあり レシピ動画サービス「クラシル」 の有料機能が無料になります
(注1)3社とも実際の電気代には電力使用量(kWh数)に応じて再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます(各社同額です)
(注2)再生可能エネルギー発電促進賦課金はポイント付与対象外。セット割引の適用がある場合は割引後の料金がポイント付与の対象になります。なお、ポイントを受け取るためには家庭向けWEB会員サービス「カテエネ」にログインし、利用客情報の登録が必要です。
(注3)電気ガス料金それぞれの基本料金と従量料金から0.5%割引(燃料費調整額を除く)。ただしスマートでんきはガスセット割の適用対象外、ゆかぽかガスとはつでんガスは電気セット割の対象外です。
上の比較表を見ると基本料金と電力量単価どちらもCDエナジーダイレクトの方が割安に設定されており、ポイント還元や各種サービスも充実しています。

月々の電気代が1万円以下ならベーシックでんき

ただしファミリーでんきは月間300kWhまで定額制の料金プランになるため、毎月の電気代がおおむね1万円以内に収まるような方はベーシックでんきを選びましょう。
ベーシックでんきのような三段単価のオーソドックスな従量電灯プランは、電気の使用量を抑えるほど(つまり節電するほど)割安になるところが特長です。

ファミリーでんきとベーシックでんきの比較表

区分 ファミリーでんき ベーシックでんき 東京ガス 基本プラン
10A(アンペア)あたりの基本料金/月 276.9円 295.24円
1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 月120kWhまで 月300kWhまで定額料金
(10,085.2円)
※1kWhあたり33.62円
29.9円 29.9円
月121~300kWhまで 35.59円 35.41円
月300kWh超 35.59円 36.5円 37.48円
(注)実際の電気代にはどれも電力使用量(kWh数)に応じて燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されます(どれも同額)
こうた
でもさ、ぶっちゃけCDエナジーダイレクトよりも他の新電力会社の方が安いんじゃないの?

CDエナジーダイレクトよりもおトクな新電力は?

たしかにCDエナジーダイレクトよりも電気代が安くなる格安新電力は他にもありますので、少しでも電気代を安くしたいという方には、そういった格安新電力もお勧めしていますが・・・
とはいえ、ほとんどの人達は何よりも「本当に安心して利用できるのか?」といったところを重視しています。
事実、700社以上ある新電力会社の中でも電力販売量の上位を占めるのは名の知れた大企業ばかりです。

新電力販売量ランキング(2021年4月の実績値)

(注)新電力企業のみ。旧一般電気事業者(大手電力10社)は掲載を省いています
順位 会社名 販売量
(千kWh)
1位 エネット(NTT系) 1,113,352
2位 東京ガス 792,905
3位 テプコカスタマーサービス 622,554
4位 ENEOS 586,534
5位 九電みらいエナジー 538,594
6位 大阪瓦斯 466,829
7位 SBパワー(ソフトバンク) 430,128
8位 auエネルギー&ライフ
(旧KDDI)
397,342
9位 出光興産 327,883
10位 エバーグリーン・マーケティング 305,357
11位 CDエナジーダイレクト 288,461
12位 F-Power 284,895
13位 丸紅新電力 277,392
14位 シナジアパワー 262,329
15位 ホープ 262,248
16位 エナリス・パワー・マーケティング 250,933
17位 ハルエネ 224,490
18位 関電エネルギーソリューション 173,574
19位 大和ハウス工業 167,848
20位 ミツウロコグリーンエネルギー 160,754
一般社団法人エネルギ―情報センター2021年4月実績値データより

2016年4月の電力自由化以降、過剰な安売りや不誠実なサービスで倒産した新電力会社は少なくありません。
そのため「選ぶならやっぱり大手が安心」という人も多く、下記のような大企業に人気が集中しています。

ガス販売系 通信事業系 石油販売系
・東京ガス
・ニチガス
・ミツウロコ
など
・auエネルギー&ライフ
・ソフトバンク
・楽天グループ
・NTTドコモ
など
・ENEOS
・出光興産
・コスモ石油
など
こうた
どれも聞いたことのある有名企業だね。
清水
首都圏では東京ガスが一番人気です。
auエネルギー&ライフ(au/UQモバイル)やソフトバンクなど、携帯電話にあわせて電気とガスをセットにする人も多いですね。

とはいえ、大企業になるほど安売りはしていない

それぞれ自社サービスの割引や他社サービスとのコラボ割引、ポイント還元などのメリットはあるものの、どれも電気やガスの料金自体は大して安くはありません。
セットプランにしても各社どんぐりの背比べでほとんど変わらないのが実際のところです。
基本的に名の知れた大手企業ほど電気やガスの安売りはしていないと思った方が良いでしょう。

CDエナジーの母体は超大企業だけど・・・?

CDエナジーダイレクトの母体となる大阪ガスと中部電力は、それぞれの業界で第2位の販売実績を誇る超大企業です。
そしてやはり両社とも電気やガスの安売りはしていません。
(大企業になるほど安売りから遠ざかっていきます)
しかし、両社の合弁会社であるCDエナジーダイレクトは東京電力や東京ガスはもちろん、その他の大手新電力よりもお得な料金設定となっています。
CDエナジーは電気と都市ガスをセットにすることで、どちらの料金単価も0.5%割引になり、ポイント還元や生活まわりの駆けつけサポートなどの附帯サービスも充実しています。
※電気ガス料金それぞれの基本料金と従量料金から0.5%割引(燃料費調整額を除く)。ただしスマートでんきはガスセット割の適用対象外、ゆかぽかガスとはつでんガスは電気セット割の対象外です。
また、新規客向けのキャンペーンだけでなく既存顧客向けの還元サービスにも注力しているなど、新規と既存客どちらも大切にする王道スタイルも好評です。

メリット&デメリットの解説

2021年の電力業界は新型コロナウイルス流行の影響もあり、大手電力会社だけでなくソフトバンクやauエネルギー&ライフ(旧KDDI)、楽天などの有力企業でも伸び悩みや落ち込みが目立つ一年となりました。

それらに比べるとCDエナジーダイレクトは大躍進といって良いほどの販売量を達成しています。(2020年はBEST30圏外 ⇒2021年は総合11位)

また、運営母体の大阪ガスと中部電力は電気ガス大手10数社の中でも有望株になりますので、その上昇気流に乗ってみるのも良いかもしれません。

清水
CDエナジーダイレクトの調整単価は東京電力や東京ガスの自由料金メニューと同じです。
もちろん安定供給の体制も変わらず、どなたでも安心して利用できます。
こうた
CDエナジーは『大企業の中でもおトク』ってのはわかったけど、デメリットは?
切り替えると損をすることもあるんじゃないの??

切り替えで損をする可能性は?

CDエナジーダイレクトのベーシックでんきやベーシックガスに関しては、価格面でもサービス面でもデメリットと言えるようなことは特にありません。
(注)他社の燃料費調整単価や原料費調整額単価がCDエナジーダイレクトと異なる場合(たとえば上限単価が適用されるなど)上記は当てはまらないケースもありますので予めご了承ください
ファミリーでんきについても毎月の電気使用量が300kWh(キロワットアワー)を超える家庭なら損をするようなことはありません。
ただし、それら以外の料金プランにはいくつか注意点もありますので、詳しくは以下の解説記事をご覧ください。

ファミリーでんきの損益分岐と注意点

たとえば2023年11月の場合、電気代が1万2千円を超えるような家庭はベーシックでんきよりもファミリーでんきを選んだ方がお得になります。
(注)電気代による損益分岐点は、契約電流(A(アンペア)数)や燃料費調整単価によって変わります。 月間電気使用量による損益分岐点でいうと月400kWhを超える家庭はファミリーでんきの方が(ベーシックでんきよりも)お得になります。
ただし「1万2千円を超えるかどうか?」は夏や冬の電気代だけで判断してはいけません。
こうた
どういうこと?

仮に1月の電気代が1万2千円だったからといってファミリーでんきを選ぶのは間違いの元です。
なぜならその場合、3~6月や9~11月の電気代はそれよりも安くなる可能性が大きいからです。

一般論として、春秋の電気代は夏冬と比べて3~4割程度安くなるため、1月の電気代が1万2千円なら春秋は7,000円~8,000円程度になります。
にもかかわらずファミリーでんきを選んでしまうと春秋の電気代はベーシックでんきよりも割高になってしまいます。

ですから家計簿などをチェックして、春夏秋冬どの月も1万2千円(または400kWh)を超えているか?確認しておくことが大事です。
それが難しいようなら5月または6月(春)もしくは10月または11月(秋)の電気代が1万2千円を超えるかどうか?を確認しましょう。

春秋の電気代が月1万2千円を超えていれば、夏冬の電気代はそれ以上になる可能性が高いためベーシックでんきよりもファミリーでんきを選んだ方がお得になります。
(注)あくまでも一般論であり特殊な家庭でのケースは除きます

清水
長々と説明しましたが、難しく考える必要はありません。
1年の中でもっとも電気代が安くなりやすい春秋の料金を確認して、それが月におよそ12,000円(または電気使用量で400kWh)を超えていればファミリーでんき、超えてなければベーシックでんきを選べば良いということです。

上記の点に気をつけさえすれば、CDエナジーに切り替えて損をするようなことはありません。
(注)東京電力のスタンダードS/Lや東京ガスの基本プランを利用している方が主な対象です

この記事の監修担当
SFP

新エネルギーメディア事業部 編集班
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当
NPCプランイメージイラスト
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄またはメールフォームから気軽にご質問ください。
事業所や一般家庭を対象に、電気やガスの切り替えに関する有料相談にも応じています。
本気(マジ)でお得な切り替え先案内サービスはこちら(5,000円/1件)
CDエナジーダイレクトの主なメリット
  • ベーシックでんきやベーシックガスの基本料金と従量単価は、東京電力のスタンダードS/Lや東京ガスのずっともガスより安い (燃料費・原料費調整単価を除く)
  • 大阪ガスと中部電力が母体となる超優良企業
  • ポイント還元サービスや生活まわり駆けつけサポートも充実
  • 電気とガスどちらもセット割(0.5%)適用あり参照
  • 解約違約金や契約手数料もなく(一部プランを除く)安心して利用できる
    (市場連動型ではないので急な値上がりの心配もなし)
(※)切り替えの申し込み手続きはWEBサイトから5分ほど完了します(平均申し込み時間から算出)
もし切り替えた後に気に入らないことがあれば、いつでも無条件で元の電力会社に戻すこともできます。

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