新電力特集記事

これから未来の電気代が安くなる話をしよう

家計とお金のイメージ画像
清水
清水
こうた君、夏や冬の電気代は高くなる傾向にありますから、今のうちに光熱費の見直しをしておいた方が良いですよ。
こうた
こうた
光熱費の見直しって、つまり節約ってことでしょ?
小まめに消したり、コンセントを抜いておくとか、外出の時はブレーカーを切っておくとか、、、
それはわかってるけど、やっぱり面倒くさいんだよね。。。
節約の努力は大変ですもんね。
でも今は、もっと簡単に電気代を安くできる方法もありますよ。
・・・あ、最後まで言わなくても大丈夫!
あれでしょ!アンペア数の見直しでしょ!?
契約電流を下げると基本料金が安くなるってヤツだよね?
フフフ(笑)そうですね。
それも大事です。

電気代を安くする方法①「アンペア数を下げる」

東京23区を含む関東地方、中部・東海地方、北海道、東北、北陸、そして九州地方にお住まいの方は、契約電流(アンペア数)を下げることで基本料金を安くできるケースもあります。
例えば1~2人暮らしなのに50Aや60Aとかで契約している場合は、20A~40A契約に変更することで月300円~1,000円ほど電気代は安くなります。

アンペア数の見直しは、現在利用している小売電気事業者に連絡すれば、原則無料で対応してくれます。

・・・ただ、アンペア数の見直しは電気の容量に余裕というか、ムダがあることが前提なんですよね。
ムダがないのにアンペア数を下げると、すぐにブレーカーが落ちて停電しちゃいますから。。
それに関西・近畿エリアや四国、中国地方、沖縄の一般家庭向け電気契約(6kVA未満)には、基本料金の設定はないんですよ。
そうなんだ!?
それは知らなかった。。。
そもそも、アンペア数の見直しにしろ毎日の節約にしろ、普段からきちんと管理している家庭だと、そう大した削減効果は期待できないんですよね。
たしかにそう言われればそうかも。。。
ですからアンペア数の見直しよりも効果的なのが「電力会社の見直し」です。
料金プランを変更するだけで、電気代は大幅に安くなる可能性もありますよ!

電気代を安くする方法②「電力会社の見直し」

電力会社の見直しかあ。。。
それは僕も知ってるよ。
でも新電力って色々とありすぎて、正直よく分からないんだよね。
電話営業なんかもしょっちゅうで、ちょっと怪しい感じだし。
フフフ(笑)
そんなふうに思っているのは、こうた君だけじゃありません。
おそらく全国6~7割以上の人たちが、同じように感じているはずです。
国の統計調査によると、一度も新電力に切り替えたことがないという世帯は、全国で4000万世帯以上もあるといわれていますからね。(注)2020年の調査結果より
うわぁ、そうなんだ。。。
電力会社を変えるってのは、やっぱりみんな不安なんだね。
今は楽天やau、ソフトバンクなど、600社以上の企業が『新電力』と呼ばれる電力販売事業に参入しています。
でも、色んな電気料金メニューを選べるのに、未だに「規制料金メニュー」と呼ばれる従量電灯A・B・Cのままという世帯も多いんですよ。

地域電力会社の「従量電灯A・B・C」とは?

これまで電力会社を一度も変えたことのない家庭や小規模事業所で、検針票の『従量電灯』の欄にアルファベットのA・B・Cどれかが記載されていれば、それは電力自由化前からある代表的な「規制料金メニュー」です。

従量電灯A・B・Cは、ひと月の電力使用量が増えるにつれ、料金単価が3段階で高くなる特徴があります。
また、電気をまったく使わない月でも『基本料金』または『最低料金』がかかります。

電気代を安くする方法③「従量電灯ABCの脱却」

地域電力会社の従量電灯A・B・Cを利用している場合、今なら新電力プランに変えるだけで電気代が安くなる可能性大です。
基本料金が無料になるプランとかもありますからね。
基本料金が無料ってことは、アンペア数の見直しも必要ないってこと?
そういうことです。
50Aを40Aに下げるとか、いちいち気にしなくても大丈夫です。
だけど、電力会社を変えて本当に大丈夫かなぁ?
違うところに変えるってのは、正直いって不安もあるよね。
電力会社を変えることは、多くの人たちにとって経験のないことですからね。
不安になるのも仕方ありません。
でもね、こうた君、
2016年4月までは、私たちが電力会社を選ぶことは出来ませんでした。
新築や引越しをしても、当時は住所地を管轄する地域電力会社に申し込むしか、私たちに選択肢はなかったんですよ。
だけど電力小売りも自由化されたおかげで、今では新しい電力サービスや先進的な電気料金メニューが続々と登場しています。
たしかに、ついこの前もAmazonとの提携プランとか、電気代がタダになる新電力とか、新しい料金メニューが話題になってたね。
それなのに2016年以前の古い価値観で電気料金メニューを変えずにいると、その地域で一番高い電気料金を払い続けたまま、ずっと損をすることになってしまいます。
検針票を見てみたら、僕の家は従量電灯Bでした。
僕もずっと高い電気代を払っていたみたいです。。。トホホ。
今は多くの新電力会社がお得なキャンペーン特典を提供していたりもしますから、
そういった新電力に次々と乗り換えることも、上手に節約するコツですね。

電気代を安くする方法④「定期的な乗り換え」

でも、次々に乗り換えるって面倒じゃない?
清水
清水
全然そんなことありませんよ。
めっちゃ簡単です(笑)

電力会社の切り替え(乗り換え)の際に必要なのは「お客様番号」と「供給地点特定番号」の2つです。

どちらも「電気の検針票」や電力会社の「マイページ」などに記載されています。

あとは電気料金の引き落とし先の口座番号もしくはクレジットカードの番号を手元に用意しておけば、新電力会社のホームページから10分もかからずに申し込みできます。

【参考】電力会社の切り替えに必要なのは「検針票」

とにかくまずは一度、実際に変えてみましょう。
何事もまずは経験してみることが大切ですからね!

新電力選びの参考にどうぞ

一回でも経験すれば「電力会社ってこんなに簡単に切り替えることができるんだ!」って実感できます。
あんまり簡単すぎて拍子抜けしますよ。
何事もとりあえずやってみることが大事って言うもんね。
僕も新しいプランに変えてみようかな!
ぜひ実践してみてください😇
ただ、電気代を安くするためのお話はここからが本番ですよ。
えっ!?
まだ何か方法があるの??

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