新電力特集記事

これから未来の電気代が安くなる話をしよう

家計とお金のイメージ画像

電気代を安くするためにこれからできることとは?

清水
清水
ちょっと話は横にそれますが、これからの日本は少子高齢化や、公共インフラ設備の老朽化の影響で、水道光熱費の負担がどんどん大きくなっていくことが予想されています。
こうた
こうた
インフラの老朽化といえば、最近は自然災害も多いから、本当に大変だね。
そうですね。地方に行くほど公共インフラの老朽化は深刻です。
何も手を打たないでいると、電気代はもちろんガス代でも水道代でも、どんどん値上がりするばかりです。
たしかに。。。
やっぱり何もしないのは良くないよね。
そう!
だから”今できること”として、電力会社や料金メニューを見直すことは、すごく大切なことなんです。
そしてもう一歩踏み込んで、”これからできること”を考えてみましょう。
”これからできること”って??
電気代をもっと安くするためとして、これからは「各家庭ごとに独自の生活インフラを持つ」ということも考えられるんですよ。
どーいうこと??
つまり、公共インフラに依存するばかりではなく、各家庭が自前で電気や水の供給源を確保するってことです。
エネルギーの自給自足ってコト??
簡単にいえばそういうことです。
テクノロジーは常に進化していますので、自前で電気や水を自給自足できるようになることも、決して夢物語ではありません。
少子高齢化がますます進むこれからの時代では、むしろ私たちが目指すべき生活スタイルの一つにもなりつつありますね。
たとえば自宅の屋根や窓ガラスなどに太陽光発電システムを設置することは、もう10年以上も前から当たり前になってますし、導入コストはどんどん下がってきています。
今は無料で太陽光発電システムを提供してくれる電力会社なんかもありますからね。
でも、太陽光発電って、夜は電気は使えないよね??
こうた君、良い質問です。
たしかに太陽光発電だけだと、夜間に電気を利用できないので、自給自足はゼッタイ無理といった声もありますね。
 
だけど『家庭用蓄電池』があれば、昼間に発電した電気を貯めておくことができますから、その貯めた電気を夜にも使えるんですよ。
家庭用蓄電池??
こうた君も「リチウムイオン電池」って聞いたことあるでしょう?
あ!
この前、ノーベル賞で話題になってたヤツかな?
そう!それです。
ただ、リチウムイオン電池の家庭用蓄電池はかなり高価で、現時点では安い品でも70万円くらいします。
政府や各自治体からの補助もありますけど、実際に利用している家庭は、まだまだごく少数ですね。
そうかー。。
じゃあ、やっぱりエネルギーの自給自足って言っても、それはお金持ちの家だけの話だね。
いいえ、そんなことはありません。
ノーベル賞を受賞した吉野彰先生もおっしゃってましたけど、リチウムイオン電池にはまだまだ未知の部分がたくさんあるんですよ。
全固体電池や半固体電池など、性能はどんどん向上していますし、コスト面でもさらに安くなる余地はまだいくらでもあります。
おそらく10年以内には、家庭用蓄電池もエアコンのような価格で買えるようになる日が来るはずです。
エアコンだって、今でこそ数万円くらいで買うことができますけど、ちょっと前までは何十万円もしましたからね。
じゃあ、家庭用蓄電池と太陽光発電はもっと安くなるってこと?
戦後の日本の家庭では、冷蔵庫とテレビと洗濯機を「3種の神器」と言いましたが、これからは「自家発電システム」と「家庭用蓄電池」、それと空気から水を作り出す「製水器」
この3つが新たな3種の神器として、多くの人たちの憧れの対象になっていくでしょう。
家庭用蓄電池と自家発電システムが当たり前になれば、電気代はもちろんゼロ円、無料です。
余った電気は蓄電池に貯めておいて、電力会社に売ることもできますし、ご近所さん同士で電気を売買できるようにもなります。
もちろん、災害などの際の助け合いも役立ちますし、余った電気を近所で困っている人に分けてあげることだってできます。
なるほどー!
それってけっこうすごいことだよね。
いざという時に政府や大手電力会社の助けを待つだけでなく、自分自身が周りの人たちを助けることができるようにもなるんですよ。
日本中にそういった家庭がどんどん増えれば、私たちの未来はもっと明るくなると思いませんか??
清水さん、ボク・・・なんか胸がドキドキしてきました!
イメージ画像
・・・千里の道も一歩から。
どんなに大きな夢も、まずは小さな一歩から始まります。
まだ従量電灯A・B・Cのまま、変えたことのない方は、とにかく一度は新電力に変えてみて、電気代がより安くなることを実感してみてください。
これからの明るい未来を皆で実現していきましょう!
1 2

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です