大阪ガス

大阪ガスの電気料金は高い?関西電力や他の新電力とどう違う?

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大阪ガスの一般家庭向け電気料金プランは2022年初旬までは”関西電力よりもやや安い”という程度で、他の格安新電力と比べると割高でしたが・・・
ロシアのウクライナ侵攻を発端とする世界的なエネルギー価格高騰や円安の影響により、燃料費調整額に上限がある大阪ガスの電気料金は、2022年の春から夏にかけて他の格安新電力よりも相対的に安くなってきています。(ただし関西電力エリアに限る)
(注)大阪ガスは2022年11月より燃料費調整額の算出における上限撤廃を発表しました(8/22追記)
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この記事の監修担当
南部修一
南部修一
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当
@246anbem(NPCプラン@LINEアカウント)
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄で気軽にご質問ください。
メールフォームやLINEでも相談に応じています。

大阪ガスの電気 メリット&デメリット

電気契約のメリットは?
大阪ガスのガスと電気をセットで利用すると、電気代は関西電力の従量電灯A/Bよりもやや安くなり、請求が一つにまとまってスッキリします。
途中解約時の違約金や契約手数料といった、利用客に不利な条件はありません。(注)スタイルプランPおよび事業所向けプランの特約を除く
事業所向けの電気料金メニューに関しては、長期契約(2年)や動力プランとのセット割も用意されています。
大阪ガスのデメリットは?
電気と都市ガスそれぞれに料金体系やセット割引の適用範囲が異なります。
料金プランの種類も多くて複雑なので、誤解や誤請求など間違いの元になることも。(くわしくは”大阪ガスの電気料金プランの特徴”で解説しています)
ガス契約のない家庭や事業所だと、大阪ガスの電気に切り替えても実際の電気代は関西電力の従量電灯A/Bとさほど変わりません。
(※)2022年11月以降は関西電力よりも割高になる可能性があります(8月22日追記)
また、関西電力エリア以外でゲームでんきやミライトでんき、JO1でんきを利用している方は燃料費調整額の上昇に伴い、各地域のみなし小売電気事業者の規制料金メニューよりも電気代が相対的に高くなる可能性があります。
こうた
大阪ガスの電気メニューはそれぞれの料金比較がしづらいから、どれを選べば良いのかわかりにくいし、、
高いのか?安いのか?よくわかんないんだよね。
清水
基本的に”大企業”はどこも安売りはしない方針なので、格安料金を期待するなら別の”中小新電力”を探したほうが良いかもしれませんね。

ガスと電気のセットプランは関西電力とどっちがお得?

大阪ガスの都市ガス利用客向け電気料金メニューには「ベースプランA‐G」「ベースプランB‐G」そして「家庭用ガス発電プラン」があります。
「ベースプランA‐G」と「家庭用ガス発電プラン」は電気の最大需要容量が6kVA(キロボルトアンペア)未満の需要家(主に一般家庭)向け、
「ベースプランB‐G」は電気の契約容量が6~49kVAの範囲の需要家(主に小規模事業所)向けのメニューになります。
ベースプランA‐Gの料金設定は関西電力の従量電灯Aと比べると割安にはなるものの、なっトクでんき(なっトクパック)と比べると逆に若干の割高になります。
(注)燃料費調整額は考慮していません
関西電力 従量電灯Aの料金単価表
月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~300kWhまで 300kWhを超える分
1契約につき
341.01円
1kWhにつき
20.31円
1kWhにつき
25.71円
1kWhにつき
28.7円
大阪ガス ベースプランA-Gの料金単価表
月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~350kWhまで 350kWhを超える分
1契約につき
285円
1kWhにつき
20.31円
1kWhにつき
24.9円
1kWhにつき
27.83円
関西電力 なっトクでんきの料金単価表
月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~300kWhまで 300kWhを超える分
1契約につき
285円
1kWhにつき
20.31円
1kWhにつき
24.1円
1kWhにつき
27.8円
また、都市ガスの料金設定は大阪ガスの”一般料金”や”GAS得プランまとめトク料金”よりも、関西電力なっトクプランの方が安い上にセット割(▲3%)もあることから、電気の都市ガスのセットプランは”関西電力の方がお得”と言えます。
・・・ただし、これは月々の調整単価(燃料費調整額や原料費調整額)がどちらも同額であることを前提とした話です。
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2022年夏には大阪ガスのセットプランの方がお得に

関西エリアにおける大阪ガスの電気契約は燃料費調整制度の上限が適用されていることに対して、関西電力のなっトクでんきには上限がありません。(注)2022年8月時点
さらに都市ガスの調整単価も(2022年9月は)関西電力の方が割高になりました。
そのため2022年春夏以降のセットプランは、関西電力よりも大阪ガスの方がお得になり始めています。大阪ガスの電気代を他社と比較してみよう

オール電化で夜間の電気使用量の多い家庭には向いていない

大阪ガスにはエコキュートなど電気給湯器を設置している電化住宅向けの電気メニューはありません。(申し込んでもおそらく断られるはずです)
戸建て・賃貸住宅いずれにしてもオール電化住宅で深夜電力契約がない場合には、関西電力の”はぴeタイムR”や、その他の”時間帯別料金プラン”の利用を検討しましょう。

電気料金プランの特徴と比較結果

大阪ガスで選べる一般向けの電気料金プランは下記20種類です。(2022年8月現在)
区分 電気のみの契約可 都市ガス契約が必要
6kVA未満の電灯契約
(主に家庭向け)
ベースプランA
スタイルプランS
スタイルプランP
スタイルプランd
スタイルプランE-ZERO
スタイルプランE-SHARE
ウィズradikoプラン
ウィズよしもとプラン
ウィズABEMAプラン
JO1でんき
ゲームでんき(新規受付は終了)
ミライトでんき(新規受付は終了)
ベースプランA-G
家庭用ガス発電プラン
6~49kVAの電灯契約
(主に事業所向け)
ベースプランB(長期2年割引または動力セット割引あり)
スタイルプランd-B
スタイルプランE-ZEROB
ベースプランB-G(長期2年割引または動力セット割引あり)
低圧電力契約
(あわせて上記いずれかの電灯契約が必要)
動力用プラン
スタイルプランE-ZERO動力
なし
※大阪ガスの取次事業者が販売している新電力プランには、上記以外にNUROでんきFODでんきなどもあります
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大阪ガスの電気料金プラン(低圧電灯)の特徴

大阪ガスの”電灯契約”はどれも月間電力使用量に応じて、電力量単価が3段階で変動するオーソドックスな従量電灯プランです。
ただし各プランごとに2段目と3段目の境界が微妙に異なるため、単価だけで他プランと比較することはできません。
例をあげてみると・・・

ベースプランA-Gの料金単価表

月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~350kWhまで 350kWhを超える分
1契約につき
285円
1kWhにつき
20.31円
1kWhにつき
24.9円
1kWhにつき
27.83円

ウィズABEMAプランの料金単価表

月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~370kWhまで 370kWhを超える分
1契約につき
1,028.87円
1kWhにつき
20.31円
1kWhにつき
23.79円
1kWhにつき
28.7円

JO1でんきの料金単価表

月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~360kWhまで 360kWhを超える分
1契約につき
700円
1kWhにつき
20.31円
1kWhにつき
24.79円
1kWhにつき
28.7円

スタイルプランSの料金単価表

月間電力使用量(kWh数)
15kWhまで 16~120kWhまで 121~300kWhまで 300kWhを超える分
1契約につき
1,168.25円
1kWhにつき
20.61円
1kWhにつき
20.93円
1kWhにつき
28.7円
上記4プランを見ると分かるように、それぞれ単価だけでなく2段目と3段目の電力使用量の設定までもが異なります。
300、350、360、370などと一貫性がないため実際の電気料金を比較することは容易ではありません。
料金体系があまり複雑だと中の人ですらよく把握できていない可能性もあり、何かトラブルがあったときには人的ミスも発生しがちです。
実際に電力業界では過払いや誤請求も多く、それに気づけない可能性もありますので気をつけましょう。
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大阪ガスの電気代を他社と比較してみよう

NPCプランの電気代シミュレーターでは大阪ガスの”ベースプランA-G””家庭用ガス発電プラン”および”ベースプランB-G”のリアルな電気料金を比較できます。
※ベースプランA-Gと家庭用ガス発電プランの料金は同額のため、シミュレーターではベースプランA-Gのみを掲載しています
公式サイトや他の比較サイトはプラン単価や年間の料金比較をしていますが、実際には”燃料費調整単価”が毎月変動しているため、それらの結果は正確ではありません。
ですがNPCプランでは今月と来月そして過去10か月の燃料費調整額や、再生可能エネルギー発電促進賦課金を含めた”各月のほぼ正確な電気料金”を確認できます。
(注)NPCプランかんたんシミュレーターで表示される”年間の削減額”は、今月来月および過去10か月の過去データから算出した金額であり、これから一年の削減予想額ではありませんので予めご了承ください
なお、大阪ガスの電気契約メニューはどれも燃料費調整制度における上限価格が適用されています。(注)関西電力エリアのみ
そのため大阪ガスの電気料金水準は2022年3月以降、月を追うごとに関西電力の自由料金メニューや他の新電力プランよりも優位になりつつあります。
ただし大阪ガスの電気を単体で利用する場合(ベースプランA,ベースプランBなど)の電気料金は、関西電力の規制料金メニュー(従量電灯A/B・低圧電力)より数%安くなる程度です。
大阪ガスのガス契約がなければ、実際の電気代は関西電力の規制料金メニューとほとんど変わりません。
また、関西電力エリア以外におけるゲームでんきやミライトでんき、JO1でんきの電気代は、今は各地域電力の規制料金メニューよりも割高になる可能性が高くなっていますのでお気をつけください。(2022年中旬時点)
正確さNo.1シミュレーション
当サイトでは全国の電力会社100社以上の従量電灯プランや低圧電力の電気料金を確認できます。
(ご利用は無料、メールアドレスなど個人情報の入力は一切不要です)
NPCプランのシミュレーターには2022年4月~2023年3月の燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金(そくしんふかきん)が含まれます。
そのため今月と来月そして過去10ヶ月の実際の電気代を正確に一括(いっかつ)比較できます。

電気代比較サービス

大阪ガスの各サービス特徴まとめ

提供エリア ■ 電気は関西電力エリアのみ
※大阪府・京都府・滋賀県・兵庫県(赤穂市福浦を除く)・奈良県・和歌山県・福井県(三方郡御浜町以西)・三重県(熊野市・南牟婁郡紀宝町、南牟婁郡御浜町)・岐阜県(不破郡関ケ原町の一部)
※ただし一部の料金プラン(ベースプランA・ベースプランB・JO1でんき・ゲームでんき・ミライトでんき)については沖縄と一部の離島を除く全国対応
■ 都市ガスは2府5県83市35町にて供給あり
※詳しくはこちらの地図をご確認ください
支払方法 クレジットカード決済または口座振替
セット割引サービス ■ 電気はベースプランBおよびB-Gにのみ「長期2年割(▲2%割引)」または「動力セット割(▲3%割引)」のオプション割があります(割引上限額は月額4,400円)
■ 都市ガス(スマート発電料金・ハウス空調料金・家事トク料金)は、指定ガス機器や大阪ガスの他サービスのセット利用で都市ガス料金が2%~最大9%割引になります(ただし割引上限額は月額4,400円)
■ 都市ガス(もっと割料金)と電気のセット利用で都市ガス料金が3%割引になります(ただし、もっと割料金は2022年3月末をもって新規受付終了)
■ 都市ガスとインターネット(さすガねっと)のセット利用で、さすガねっとの基本料金が毎月330円割引になります
解約違約金など ■ スタイルプランPの途中解約時には残月分の解約金が発生します
■ ベースプランBおよびB-Gの長期2年割または動力セット割適用時における途中解約は8,800円の違約金が発生します
その他の電気契約および都市ガス契約には解約違約金や契約手数料などの設定はありません。
ポイントサービス 「マイ大阪ガス」のマイページ利用時(毎月の料金チェックなど)や、大阪ガスのサービス契約時に「マイ大阪ガスポイント」が貯まります
※電気やガスの使用量に応じた還元ポイントはありません(ただしスタイルプランdを除く)
トラブル駆けつけサポート 大阪ガスまたは大阪ガスサービスチェーンが提供する「住ミカタ・サービス」あり(有料・月額220円~)
太陽光余剰電力買取サービス 1kWhあたり8.5円~10.5円で買い取り可
(太陽光の卒FIT買取の詳細はこちら
電源構成 大阪ガスの電源構成
燃料費調整制度 大阪ガスの燃料費調整単価
関西電力エリアにおける低圧プランは一部の取次プランを除いて、2022年11月までは上限設定が適用されています ※FODでんきなど
(ただし関西電力エリア以外での上限適用はありません)
各電力エリア別の燃料費調整単価の一覧表はこちらから
問い合わせ先 電気の相談・申込み(大阪ガスグッドライフコール)
TEL:0120-000-555
受付時間9:00~19:00(全日)
※非常時等には受付時間が変更されることもあります
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口コミ情報・利用客の評判について

大阪ガスの電気契約者はかなりの数に上るため(2022年2月時点で供給件数160万件)、インターネット上では良くも悪くもリアルな口コミが数多く見つかります。
大阪ガスにしても関西電力にしても人によって好き嫌いはありますし、カスタマーサポートや外部委託のコールセンターなどには当たり外れも付きものです。
契約者数が多ければそれなりにネガティブな口コミが出てくるのは仕方ありません。
今のところ致命的な悪評はとくに見当たらないので、はじめて電力会社を乗り換えるような人でも心配はないと思われます。
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大阪ガスの電気を利用中もしくは利用されたことがある方は、NPCプランの電力会社口コミ広場に投稿をお寄せいただけますと幸いです。

⇒ 口コミ投稿フォームはこちら
(大阪ガス以外の口コミももちろん大歓迎です)

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こうた
他の格安新電力を選んだ方が電気代はもっと安くなるんじゃないの?

2021年下旬以降、原油や天然ガスの世界的な高騰により電力業界はどこも経営が苦しく、安価な料金プランを販売していたところは軒並み新規申し込みの受付を停止しています。
また、大幅な値上げを発表する新電力会社や、他の小売電気事業者に顧客ごと転売するような企業も続出しています。

後から値上げされることがないように、経営基盤のしっかりしている企業を選ぶこと、安心して利用できる誠実な企業選びが今は重要です。
そういった意味では大阪ガスの信頼性は申し分ないと言えるでしょう。

大阪ガスの電力販売量ランキング

日本全国における2022年3月期の高圧・特別高圧・低圧電灯・低圧電力すべてを含めた大阪ガスの総電力販売量は6億1,357万9,000kWh(キロワットアワー)
大阪ガスの全国ランキングは小売電気事業者585社中15位です。
2022年3月における総電力販売量ランキングデータ(大阪ガスは15位)
一般家庭や小規模事業所向けの低圧電灯契約に限った2022年3月期の電力販売量は5,576万5,000kWh、全国ランキングは12位/501社になります。
2022年3月における低圧電灯の販売量ランキングデータ(大阪ガスは12位)
なお、関西・近畿エリアのみの電力販売量で見ると、大阪ガスは関西電力に次いでランキング2位(新電力に限るとNo.1)の実績を誇ります。
画像は大阪ガス公式HPより引用
大阪ガスの電気は160万件突破

大阪ガス キャンペーン情報

大阪ガスは季節ごとに様々なキャンペーンを実施しています。
電気契約の新規申し込みで最低料金または基本料金3ヶ月無料キャンペーンなど
大阪ガスのガス契約がなければ、大阪ガスの電気を選んでも実際の電気代は関西電力とそう変わりませんが、キャンペーン開催時には特典を狙って切り替えるのも良いと思います。
大阪ガスには契約手数料や解約違約金といった不利な条件はありませんので、お得な新電力を小まめに”はしご”することも賢い消費者のスタイルと言えるでしょう。
【PR】電気ガス引っ越しおすすめBEST8
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