はぴeタイムRの切り替え対象プラン
関西電力『はぴeタイムR』から切り替えると、電気代がより安くなる可能性のある新電力プランには
Looopでんき『スマートタイムプラン』
(注)2022年12月より市場連動型プランに変更されています- HTBエナジー『オール電化プラン関西』
(注)2022年9月より市場連動型の独自調整額を採用 - シン・エナジー『昼生活フィットプラン』
(注)2023年4月より市場連動型の独自調整額を採用 リミックスでんき『使い得ビジネスプラン』
(注)2023年4月より市場連動型プランに変更
上記4社の時間帯別電灯メニューがあります。
電力市場高騰の影響により、新規受付の停止や小売電気事業から撤退する新電力会社が続出しています。
現在の新電力業界は大荒れのため、もう少し状況が落ち着くであろう2023年の春夏頃をめどに改めて当ページを編纂しなおします。
それまで当ページの内容は2022年3月以前の過去情報として参考にしていただきますようお願いいたします。
南部修一 |
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当 |
Looopでんき(スマートタイムプラン)
Looopでんきスマートタイムプランの料金単価は、以下の表の通りです。
スマートタイムの単価は安く、ピークタイムの単価は高くなりますが
スマートタイム | ピークタイム |
---|---|
春(3月~6月)と秋(10月~11月) 毎日10時~16時(6時間) |
夏(7月~9月)と冬(12月~2月) 平日8時~18時(10時間) |
13.4円(安い) | 33.4円(高い) |
この2つは年間の平均で見れば、ちょうど中間のリビングタイムと同じような単価になることが予想されます。
スマートタイムとピークタイムを含めて考えると、ややこしくなってしまうため、
電気料金のシミュレーションはリビングタイムとナイトタイムの単価だけで判断しましょう。
ナイトタイムとリビングタイムの単価だけにしぼって関西電力はぴeタイムRと比較すると、次のようになります。↓↓↓
区分 | 関西電力 はぴeタイムR |
Looopでんき スマートタイムプラン |
---|---|---|
基本料金/月 | 2,200円(10kWまで) | 0円 |
昼間単価 | 22.89円 7時~23時(16h) |
23.4円 6時~22時(16h) |
夜間単価 | 15.2円 23時~翌7時(8h) |
15.4円 22時~翌6時(8h) |
各種割引 | オール電化割引 (電気料金の5%割引) |
なし |
Looopの電気代の方がおトク
スマートタイムプランの昼間単価と夜間単価はどちらも関西電力より若干高くはなりますが、基本料金が無料になることから総額ではLooopの方が電気料金は安くなります。
電気料金シミュレーション結果
契約容量10kW、昼間電力使用量200kWh、夜間電力使用量400kWhの場合
関西電力 | Looopでんき |
---|---|
12,858円 | 10,840円 安い! |
HTBエナジー(オール電化プラン関西)
HTBエナジーの『オール電化プラン関西』は関電の「はぴeタイムR」と同じく、平日と土日祝日の時間帯によって電力量単価が変動する時間帯別電灯契約です。
HTBエナジーのオール電化住宅向けプラン『ぜんぶでんき』シリーズは2021年6月以降、プラン内容や単価設定が従前とは大幅に改訂されました
『オール電化プラン関西』は、はぴeタイムRと比べて契約電力10KWまでの基本料金と従量料金が一律6%割安に設定されています。
そのため関西電力のオール電化割引が適用されている家庭であっても、実際の電気代はHTBエナジーの方がややお得になります。
HTBエナジー VS 関西電力
区分 | HTBエナジー オール電化プラン関西 |
関西電力 はぴeタイムR |
||
---|---|---|---|---|
基本料金/ひと月 | 最初の10kWまで | 1契約 2,068円 (6%安) |
1契約 2,200円 |
|
10kWを超える1kWにつき | 396円 | 396円 | ||
1kWhあたりの電力量単価 | デイタイム | 夏季 | 27.22円 (6%安) |
28.96円 |
その他季 | 24.75円 (6%安) |
26.33円 | ||
リビングタイム | 21.52円 (6%安) |
22.89円 | ||
ナイトタイム | 14.29円 (6%安) |
15.2円 | ||
各種割引 | なし | オール電化割引 (電気料金の5%割引) |
シン・エナジー(【昼】生活フィットプラン)
契約電力が6kW未満のご家庭は、シン・エナジーの『昼生活フィットプラン』への切り替えも検討の余地があります。
昼生活フィットプランの平日昼間の単価は「はぴeタイムR」と比べて30%以上安く、単価の安いナイトタイムも2時間長く設定されています。
さらに毎月の基本料金が大幅に安くなるところにも注目です。
ナイトタイムの単価は「はぴeタイムR」よりも30%以上高くなりますが、昼間の在宅が多い家庭ではシン・エナジーの方が最終的におトクになるでしょう。
(※注)電化割引の適用がある家庭では必ずしも安くなるとは限りませんシン・エナジー VS 関西電力
区分 | シン・エナジー 【昼】生活フィットプラン |
関西電力 はぴeタイムR |
||
---|---|---|---|---|
基本料金/ひと月 | 最初の10kWまで | 1契約 304.41円 (86.1%安) |
1契約 2,200円 |
|
10kWを超える1kWにつき | 5kW(6kVA)超の契約は不可 | 396円 | ||
1kWhあたりの電力量単価 | デイタイム | 夏季 | 18.38円 (30.1%~36.5%安) 平日9時~18時 |
28.96円 平日10時~17時 |
その他季 | 26.33円 平日10時~17時 |
|||
リビングタイム | 21.85円 (4.5%安) 平日8時~9時と18時~22時、土日祝日の8時~22時 |
22.89円 平日7時~10時と17時~23時、土日祝日の7時~23時 |
||
ナイトタイム | 20.03円 (31.7%高) 22時~翌8時 |
15.2円 23時~翌7時 |
||
各種割引 | なし | オール電化割引 (電気料金の5%割引) |
リミックスでんき(使い得ビジネスプラン)
リミックスでんきの『使い得ビジネスプラン』は電気の使用量に応じて3段階で電力量単価が安くなる電灯契約です。
契約電力が10kWでも30kWでも基本料金はゼロ円!
月間電力使用量300kWhを超える従量単価は、基本料金0円タイプの新電力プランの中ではエリア最安になります。
夜間の電気使用量がさほど多くない家庭や、昼間時間の電気使用量が多い家庭の場合は、基本料金0円の使い得ビジネスプランに切り替えた方がお得になる可能性大です。
リミックスでんき VS 関西電力
区分 | リミックスでんき 使い得ビジネスプラン |
関西電力 はぴeタイムR |
||
---|---|---|---|---|
基本料金/ひと月 | 最初の10kWまで | 無料 (100%安) |
1契約 2,200円 |
|
10kWを超える1kWにつき | 396円 | |||
1kWhあたりの電力量単価 | デイタイム | 夏季 |
・120kWhまで25.8円
・121~300kwhまで23.4円
・300kWh超は21.2円
|
28.96円 |
その他季 | 26.33円 | |||
リビングタイム | 22.89円 | |||
ナイトタイム | 15.2円 | |||
各種割引 | なし | オール電化割引 (電気料金の5%割引) |
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