新電力特集記事

わが家の電気代は高い?安い?他所と比べる方法

営業イメージ
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全国的な電気料金の高騰(こうとう) を口実に、料金構成の仕組みをよく知らない人をカモにするような新電力会社が増えています。
世の中には「必ず安くなりますよ」と言って勧めておきながら、あれこれと複雑な仕組みに変更して従前の電力会社よりも高くなるところもあるため、面倒がらずにきちんと確認しておきましょう。

悪質な新電力会社と契約した方の中には、他所よりも高い電気代を払い続けていることに全く気づいていないこともあるようです。

電気の基本料金や使用量1kWh(キロワットアワー)あたりの単価そして燃料費調整額は、お住まいの地域や電力会社によって全く異なりますので、月々の請求額だけを見て「高い安い」を判断してはいけません。

電力販売が自由化されている今の時代は「他社と比べて安いのか?高いのか?」を確認することが大切です。

この記事の監修担当
南部修一
南部修一
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当
@246anbem(NPCプラン@LINEアカウント)
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄で気軽にご質問ください。
メールフォームやLINEなどでも無料相談に応じています。
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電気代が安いのか?高いのか?確認する方法

こうた
じゃあ、どうやって確認すればいいの?
清水
まずは毎月の電気使用量(=kWh(キロワットアワー)数)を確認しましょう。

まずは毎月の電気使用量を確認する

電気の使用量はkWh(キロワットアワー)という単位で表示されています。

弊社(へいしゃ)の事務所を例にすると
2022年4月から株式会社FPSの「ピタでん」という新電力サービスを利用しており、5月の電気使用量は77kWh(キロワットアワー)でした。

ピタでん請求額

こちらの事務所はテレワーク化でほとんど使用していないため、請求額も2,097円と安いことは安いですが・・・
これだけでは他社と比べて安いかどうかはまだ分かりません。

電気の契約種別(アンペアなど)を確認する

北海道・東北・北陸・中部・東京・九州の6電力エリアにお住まいのご家庭は「契約アンペア(A数)」も確認してください。

清水
契約アンペアは検針票やマイページなどに記載されているほか、ご自宅の分電盤のメインブレーカーでも確認できます。(詳しくはこちら

なお、関西・中国・四国・沖縄の4電力エリアでの家庭向け料金メニューにはアンペア(A数)の設定はないので確認の必要はありません。
(ただしオール電化や事業所向けの料金メニューにはKVA(キロボルトアンペア)またはkW(キロワット)といった単位で電気容量が設定されていますので、そちらを確認してください)

各月の電気使用量とアンペア数(またはKVA数やKW数)を確認したら、NPCプランの電気料金比較シミュレーターに入力しましょう。

NPCプランの電気代比較シミュレーターを利用する

比較フォームは5種類ありますが、今回は「一般家庭・個人」のフォームを利用します。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

そのまま下にスクロールして、①電力エリア、②アンペア数、③請求月、④電力使用量を入力します

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

弊社(へいしゃ)事務所は福井県にあるということで①は「北陸電力エリア」を選び、②は「30A」、③の請求月は「5月」を選択します。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

④の電力使用量は77kWh(キロワットアワー)なので「77」と入力し、⑤は入力不要です。

⑥の表示結果についてはピタでんが新規申し込み停止中(記事執筆時点)ということもあって、すべての結果を表示するために「該当エリア全ての電力会社」を選びました。

あとは「比較結果を表示する」の青いボタンをタップすれば、最大70社の電気代を一括比較できます。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

シミュレーション結果の見方

表示された結果でまず最初に見るところはココです。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

ここには入力した電力使用量と契約アンペア数にもとづいた規制料金メニューの電気代が表示されています。

規制料金メニューとは電力自由化前からあるオーソドックスな料金プランのことで、その電気代は「各地域における標準料金」とみなされています。

清水
ウチの事務所で利用しているピタでんの電気代は「2,097円」だったので、北陸電力の規制料金メニュー「2,501円」と比べて16%も安いことがわかりました。

もっと安い新電力プランをお探しの方は、下にスクロールすれば年間電気代の推定額が安くなる順に各社プランを確認できます。

ただし月額ではなく年間推定額の安い順に表示されていますので誤解のないよう、各社の実際の電気代は年間推定額ではなく「月額」の方をチェックしてください。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

また、「クリックして一覧表をみる」をタップすると各社の一覧が表示されますので、社名をタップすればそれぞれの電気代を確認できます。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

規制料金メニューより安くなる新電力プランだけでなく、それより高くなる新電力の電気代もわかります。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

掲載のない新電力会社の電気代も判断できる!

こうた
NPCプランの一覧表に掲載されていない新電力会社を使っている人はどうすればいいの?
清水
一覧表にない新電力プランを利用している人も、その料金が高いか?安いか?はチェックできます。

たとえば次のような人の電気代を見てみましょう。

NPCプランの電気代シミュレーターにはエフエネの料金プランは掲載しておらず、この人がどういったプランを契約しているかも分かりませんが・・・

上記ツイッター主の情報からは「東北電力エリア」にお住まいで契約アンペアは「40A」、「2022年1月」の電気使用量は「783kWh」で請求額が「34,723円」ということが分かります。

そこでシミュレーターにこのアンペア数と電力使用量を入力して比較結果を見てみましょう。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

すると結果は次のようになりました。

NPCプラン電気代比較シミュレーターのイメージ画像

エフエネを利用していたツイッター主の1月の電気代は34,723円でしたが、東北電力の規制料金メニューを利用していれば25,524円で済んでいたことがわかります。
※ちなみにこの記事執筆時点で申し込みできる最安新電力なら24,006円でした

こうた
うわぁ・・・
エフエネの電気代って東北電力やその他の新電力より26%~30%以上も高いんだ。

電気の質などは何も変わらないのに1.3倍以上の高い料金を払っているような人は、まさしく損でしかありません

自分の電気料金は他と比べて安いのか?高いのか?
これまで一度も確認したことがない人は、NPCプランのシミュレーターで今すぐチェックしておきましょう。

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当サイトでは全国の電力会社100社以上の従量電灯プランや低圧電力の電気料金を確認できます。
(ご利用は無料、メールアドレスなど個人情報の入力は一切不要です)
NPCプランのシミュレーターには2022年11月~2023年10月検針分の燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金(そくしんふかきん)が含まれます。
そのため今月と来月そして過去10ヶ月の実際の電気代を正確に一括(いっかつ)比較できます。

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