電気代が安くなると言われエフエネ電気に契約したが、電気代がとんでもなく高くなった。2人暮らしで1万円前後だったのに、3万超え。
3年縛りで違約金掛かりますが、東京電力に戻しました。流石、光通信系列。— ばたけん@キャリアのMiddleUp (@Bataken777) May 25, 2022
悪質な新電力会社と契約した方の中には、他所よりも高い電気代を払い続けていることに全く気づいていないこともあるようです。
電気代がやたら高いのなんでだろ
— ^^ 地方公務員だよ (@t_ursiops) May 27, 2022
電気の基本料金や使用量1kWhあたりの単価そして燃料費調整額は、お住まいの地域や電力会社によって全く異なりますので、月々の請求額だけを見て「高い安い」を判断してはいけません。
電力販売が自由化されている今の時代は「他社と比べて安いのか?高いのか?」を確認することが大切です。
南部修一 |
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当 |
電気代が安いのか?高いのか?確認する方法
まずは毎月の電気使用量を確認する
電気の使用量はkWhという単位で表示されています。
弊社の事務所を例にすると
2022年4月から株式会社FPSの「ピタでん」という新電力サービスを利用しており、5月の電気使用量は77kWhでした。
こちらの事務所はテレワーク化でほとんど使用していないため、請求額も2,097円と安いことは安いですが・・・
これだけでは他社と比べて安いかどうかはまだ分かりません。
電気の契約種別(アンペアなど)を確認する
北海道・東北・北陸・中部・東京・九州の6電力エリアにお住まいのご家庭は「契約アンペア(A数)」も確認してください。
なお、関西・中国・四国・沖縄の4電力エリアでの家庭向け料金メニューにはアンペア(A数)の設定はないので確認の必要はありません。
(ただしオール電化や事業所向けの料金メニューにはKVAまたはkWといった単位で電気容量が設定されていますので、そちらを確認してください)
各月の電気使用量とアンペア数(またはKVA数やKW数)を確認したら、NPCプランの電気料金比較シミュレーターに入力しましょう。
NPCプランの電気代比較シミュレーターを利用する
比較フォームは5種類ありますが、今回は「一般家庭・個人」のフォームを利用します。
そのまま下にスクロールして、①電力エリア、②アンペア数、③請求月、④電力使用量を入力します
弊社事務所は福井県にあるということで①は「北陸電力エリア」を選び、②は「30A」、③の請求月は「5月」を選択します。
④の電力使用量は77kWhなので「77」と入力し、⑤は入力不要です。
⑥の表示結果についてはピタでんが新規申し込み停止中(記事執筆時点)ということもあって、すべての結果を表示するために「該当エリア全ての電力会社」を選びました。
あとは「比較結果を表示する」の青いボタンをタップすれば、最大70社の電気代を一括比較できます。
シミュレーション結果の見方
表示された結果でまず最初に見るところはココです。
ここには入力した電力使用量と契約アンペア数にもとづいた規制料金メニューの電気代が表示されています。
規制料金メニューとは電力自由化前からあるオーソドックスな料金プランのことで、その電気代は「各地域における標準料金」とみなされています。
もっと安い新電力プランをお探しの方は、下にスクロールすれば年間電気代の推定額が安くなる順に各社プランを確認できます。
ただし月額ではなく年間推定額の安い順に表示されていますので誤解のないよう、各社の実際の電気代は年間推定額ではなく「月額」の方をチェックしてください。
また、「クリックして一覧表をみる」をタップすると各社の一覧が表示されますので、社名をタップすればそれぞれの電気代を確認できます。
規制料金メニューより安くなる新電力プランだけでなく、それより高くなる新電力の電気代もわかります。
掲載のない新電力会社の電気代も判断できる!
たとえば次のような人の電気代を見てみましょう。
コレ来た時まじビビった
てか電気使用料合ってる?
前と生活は変わらんのですが?
何回聞いても「漏電等の報告はありませんので間違いないです」ってさ
ぼったくってない?
しかも色々言ったら「私エフエネの人間ですが解約金払って、他の会社さん使った方がいいです」って言われたしwえ。糞← pic.twitter.com/RaNz9bquR7— ry5oa·͜·⸒⸒ (@aki64709383) May 6, 2022
NPCプランの電気代シミュレーターにはエフエネの料金プランは掲載しておらず、この人がどういったプランを契約しているかも分かりませんが・・・
上記ツイッター主の情報からは「東北電力エリア」にお住まいで契約アンペアは「40A」、「2022年1月」の電気使用量は「783kWh」で請求額が「34,723円」ということが分かります。
そこでシミュレーターにこのアンペア数と電力使用量を入力して比較結果を見てみましょう。
すると結果は次のようになりました。
エフエネを利用していたツイッター主の1月の電気代は34,723円でしたが、東北電力の規制料金メニューを利用していれば25,524円で済んでいたことがわかります。
※ちなみにこの記事執筆時点で申し込みできる最安新電力なら24,006円でした
電気の質などは何も変わらないのに1.3倍以上の高い料金を払っているような人は、まさしく損でしかありません
自分の電気料金は他と比べて安いのか?高いのか?
これまで一度も確認したことがない人は、NPCプランのシミュレーターで今すぐチェックしておきましょう。
電気料金比較シミュレーターのご案内
弊社の電気料金シミュレーターの1番の特長
それは毎月の燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金を正確に含めていること
つまり各社の「実際の電気代」を比較チェックできるところにありますhttps://t.co/EagcoWYjf2— 新電力比較NPCプラン (@npc_npc50513874) November 10, 2022
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なお、同じ住所地で別の電力会社に変更する場合、契約中の電力会社にわざわざ解約の連絡をする必要はありません。
今は経済産業省のスイッチング支援システムのおかげで、新しく切り替えたい新電力会社に申し込みをするだけで、解約手続きなどの必要作業は申し込み先の電力会社がすべて代行する仕組みになっています。