新電力参入企業の特徴について
2016年4月の電力小売りの完全自由化により新電力事業に参入している企業のサービス内容は、元々の事業の商習慣によって異なる特徴があります。
たとえば以下のような特徴です。
- ガス販売事業系
東京ガス、大阪ガス、東邦ガス、ミツウロコ、ニチガスなど【よくある附帯サービス】
ガス割引や各種トラブル駆けつけサポートなど - 石油販売事業系
ENEOS、出光興産、コスモ石油など【よくある附帯サービス】
ガソリン割引など - エネルギーマネジメント事業系
シン・エナジー、アイ・グリッド・ソリューションズなど【よくある附帯サービス】
格安販売を中心に多様なサービスあり - 通信事業系
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルなど【よくある附帯サービス】
通信費割引やポイント還元サービスなど - インターネット回線販促事業系
ハルエネ、グランデータ(ライフでんき等)、エフエネ、ネクストコム、ラストワンマイル(まるっとチェンジ等)、NEXT BB(ネクストでんき)、NEXT ONE(新日本エネルギー)、テレマーカー(ビジでん)など【よくある附帯サービス】
自社サービスの各種割引など
この中で④と⑤の通信系およびネット回線販促系の事業者が手掛ける新電力サービスの多くは、大して安くないわりに解約違約金がかかります。
とくに光〇信グループの新電力には、高額な手数料や解約違約金が設定されていることもよくあります。
たとえば「契約日から23ヶ月目の月とその翌月以外に解約した場合は9,000円(税別)の解約違約金が発生します」といったような具合です。
これは通信事業系によく見られる商習慣から来るものでしょう。
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当 |
光〇信グループの新電力はとくに評判が悪い
光〇信グループに関わる事業者やその代理店には、電気事業法において違法とされる営業手法を当たり前とするような風潮もみられます。
ひと昔前によくあったインターネット回線の営業電話や訪問販売などを想像してもらうと分かりやすいかもしれません。
【光回線にまつわる悪質な営業事例】「電気代が安くなる」といった営業行為で評判が悪いのは、その多くが光〇信グループの事業者やその代理店です。
当サイトに寄せられた苦情・相談事例
【利用した電力会社】ニチデン
【電気料金の満足度】★1
【その他サービス満足度】★1
ニチデンの契約勧誘には問題があります。
電話で、独り暮らし世帯でも数パーセントは電気料金が安くなります。との説明で契約をしましたが、
実際は、74kwhの使用で、前月の東電の75kwhと比較し、約450円高額でした。
サポートサービスの対応も代理店が勧誘をしたので対応できないとの返事でした。
6ケ月以内の解約には2,000円を手数料として支払わなければなりません。
私のような被害が起きない様に、この会社の悪質な契約勧誘方法について取り上げて戴けないでしょうか?
2020年04月16日 千葉県 50代男性 会社員
【利用した電力会社】ビジでん(テレマーカー)
【電気料金の満足度】★1
【その他サービス満足度】★1
株式会社クレディセゾンからの請求書が解りにくく預金残高不足のため支払いできず、解約させられました。
最後の請求が高いため、連絡したところ二箇所の違約金として¥19000の支払いを請求されました。
支払いがない旨の連絡は一斉無く、いちいち連絡などしてられないと言われました。
不親切で顧客の不利益を無視するひどい会社だと思いました。
安くなるはずの電気代が最後になって凄く高いものになってしまいました。
テレマーカーの光回線に変えて、良い会社だと思っていたのに、絶望しました。
結局、私が安易に信用してしまった事が発端ですが、これで気を付けようと思いましたが、少し遅かったです。
(中略)
ビジでんからの契約解除もいきなりで他の電気会社を急いでさがさなければならず、僅かな日数しかなかったので、日本テレコムの電気を使ってます。
こちらは自宅の電気です。自分が悪いのですが、腹が立ちました。
テレマーカーの人に文句は言いましたが、無理ですよね。反省してます。
2020年08月03日 静岡県 60代女性 自営業
光〇信グループの代理店や取次店は1人暮らしの世帯をターゲットに電話営業や訪問営業を行っていたり、
不動産会社や引っ越し業者などの代理店を介して、1人暮らしの方にあまりお得ではない新電力サービスを販促しているケースも多く見られます。
独自の追加料金やオプション代金を請求されることも
ちなみに当サイトではネット回線事業者が手掛ける新電力は、まったくお勧めしていません。
ネット回線事業者が手がける新電力の広告報酬は比較的高額ですが、当サイトではアフィリエイト(媒介契約)もしていません。
手堅いのはガス販売事業者の新電力サービス
では、どういった事業系の新電力を選んだ方が良いのか?・・・というと
手堅いのはガス販売事業系の新電力です。
ガス会社には電気と同じような法的規制が前々からあるため、法令順守の意識は他業種と比べても高く、倫理的な規範に優れています。
ガスと電気はインフラとしての共通点も多く、トラブル時の駆けつけサービスにも安心感があります。
新電力販売量NO.1!東京ガスの電気 |
電気もガスもどっちもお得!CDエナジー |
どちらも契約手数料や途中解約時の違約金がかかることはありません。
ただし、お住まいの地域・利用エリアによって、どこがオススメなのかは変わってきますので、以下に案内するページを参考にしていただければ、苦情相談などに寄せられるような不愉快な思いをする心配はないでしょう。
地域別おすすめ新電力会社
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