旧式のアナログ電力メーターからスマートメーターに変わってから、なんとなく電気代が高くなったような気がします。
電力会社に問い合わせても異常は見られないと言われました。
ネットで調べるとスマートメーター関連のトラブルや火災事故などもあるそうですが、本当に信頼できるものなのでしょうか?
この記事の監修担当
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当 |
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回答および解説
スマートメーターが誤作動を起こす確率はかなり低い方なので、あまり疑心暗鬼にはならない方が良いとは思いますが、、、
スマートメーターも機械である以上、何かの拍子に故障することはあるでしょう。
※スマートメーターの耐用年数は一般的に10年とされています
また、そのデータは人が処理や管理をしていますので、どんなに対策を講じてもトラブルはつきものです。
事実、スマートメーター関連のトラブルはこれまでも数多く報告されています。
スマートメーターのトラブル事例
2021年6月 九州162戸でスマートメーターの不具合による電気温水器の停止
九州の162戸、お湯沸かず スマートメーターが不具合:朝日新聞デジタル
九州電力送配電は4日、通信機能つきの電力計「スマートメーター」の不具合で、九州7県の162戸で電気温水器の湯が沸かない問題が発生したと発表した。 同社によると、5月中旬にスマートメーターの通信端末の…
2021年1月 auでんきの電気使用量が100倍に誤表示
「auでんき」で電気使用量が100倍に誤表示される不具合、原因は送配電事業者の誤入力
KDDIが提供する新電力サービス「auでんき」のスマートフォンアプリで2021年1月25日、一部の地域で電力使用量と電気料金が誤って表示される不具合が発生した。
2020年 東京電力エリアで9万台のスマートメーター交換
東京電力、不具合発生のメーター取り替え完了を報告 約9万台に影響
東京電力パワーグリッド(東京都千代田区)は4月13日、異音や発熱などの不具合があった東光東芝メーターシステムズ(埼玉県蓮田市)製の一部スマートメーターについて、取り替え作業が完了したと発表した。 東京電力パワーグリッドは2018年12月、東光東芝メーターシステムズから、同社製ス
2019年 東京電力エリアで27件のスマートメーター発火事故
スマートメーターの発火事故が続発する「根深い事情」
次世代型の「スマートメーター」で発火事故が続いている。原因は「製品不良」や設置の際の「施工ミス」だが、これが見過ごされてきた背景には、電力会社をめぐる根深い構造問題がある。
2019年 東京電力エリアで9,000台のスマートメーター施工ミス
スマートメーター「ねじ不良」 東電 公表せず9000台交換:東京新聞 TOKYO Web
東京電力が家庭などに設置している次世代型電力計「スマートメーター」で新たな不具合が見つかり、約九千台の部品を交換していたことが分かった...
2018年 個人家庭のスマートメーターの読み違いによる過大請求
電気料金の誤請求発生。原因は、スマートメーターへの取替だった・・・
先日電気料金がとんでもない金額になっていました。 普段ほとんど使っていないのに明らかに電気代が高くなっていたため、すぐに電力会社に電話をしてみたところ電気料金を誤って請求されていることがわかりました。 電気料金を誤って請求されて少し嫌な気持
2016年 東京電力エリアでスマートメーターの読み違いによる誤請求
電気料金の誤請求が1646件にも、東京電力のシステム不具合で
5月中旬に明らかになった東京電力の「託送業務システム」の不具合がますます市場を混乱させる状況を招いている。旧式の電力量計と新型のスマートメーターで異なる電力使用量の算定方法を混同した結果、1646件にのぼる需要家の使用量データを不正確なまま小売電気事業者に送っていた。
スマートメーター関連のトラブルって、けっこうたくさんあるんだね。
このようにトラブル事例を並べると、とても信頼できないと思われるかもしれません。
ただし、これらは数千万世帯以上ある中でのわずかな事例であって、実際にはスマートメーターは99・9%以上の世帯で問題なく機能しています。
トラブルに遭遇する確率はかなり低いので、故障や誤作動ばかりを疑っても物事は解決しません。
電気代が急に高くなったような気がした場合、まずは「どの時間帯に電気をたくさん使用しているのか?」を確認しましょう。
スマートメーターのおかげで家庭の電気の使用状況も”見える化”でき、どの電化製品が電気を多く使用しているのか?も判断しやすくなっています。
電気代が高くつく家電品ワースト1位は?|家電の消費電力ランキング
🕒️2021年11月27日
電気代が高くなりがちな家電品をランキング形式で紹介しています。より効果的な節約のためには、どういった電気製品に気をつければ良いか?各製品の消費電力の一覧表とあわせて参考にしてください。
小売電気事業者(≒電力会社)のマイページ上では、30分または1時間毎の電力使用量を確認できます。
(注)利用中の小売電気事業者によっては時間ごとの電気使用量を確認できないところもあります
なるべく小まめに電気の使用状況をチェックしていれば、急に電気代が上がっても、それがスマートメーターの故障なのか?
そうではなく、他の要因なのか?も判別できるはずです。
毎日チェックすることで節電意識が自然と向上して無駄な消費も減りますし、
中部電力ミライズ(カテエネ)のように毎月マイページを確認するだけでポイントがもらえることもありますよ。(2022年3月まで)
電気代は外気温の変化にも大きく影響される
エアコンや電気給湯器などの消費電力や使用量は「外気温」に大きく影響されます。
一般的に冬の電気代がもっとも高くなり、その次が夏になります。
冬の電気代は春秋と比べて平均1.5倍~1.7倍以上になるのが実際です。
東京の月別電力需要データ
電気代って夏が一番高くなるって思ってたけど、実際には冬の方が高いんだね。
日常の気温の差が大きくなるほど、電気代にも大きな差が生じますからね。
そういったところも考慮しましょう。
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