新電力特集記事

電気代の値上げがない新電力会社一覧(=燃料費調整単価に上限あり)

単価イメージ
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2022年は電気料金がどんどん値上がりするって本当?

新型コロナウイルスの蔓延やプーチン政権のウクライナ侵攻などの世界情勢の影響により、2021年9月から現在まで日本全国で電気料金の値上がりが続いています。
事業所はもちろん一般家庭の電気代も、この値上がりトレンドはまだまだ止まりそうもありません。
関西電力なっトクでんきの料金推移表(2021年12月~2022年8月)
しかし、一般家庭や小規模事業所ではそこまで不安にならなくても大丈夫です。
なぜなら全国10エリアごとに定められている”みなし小売電気事業者(=いわゆる昔からある大手電力会社)”の従量電灯A/B/Cや低圧電力など(※1)には、一般生活の保護のためとして値上げに上限が設定されているからです。
(※1)電気特定小売供給約款を適用している電気料金メニュー
関西電力なっトクでんきと従量電灯A/B/Cおよび低圧電力の電気料金推移表(2021年12月~2022年8月)株式会社サウスフィールドプランニング作成イメージ画像
北陸電力株式会社では2022年2月に燃料費調整額の算定が上限に達しています。
また同年3月には関西電力と中国電力が上限に達しました。
さらに4月は四国電力と沖縄電力、6月には東北電力、7月は九州電力、そして8月は北海道電力、9月は東京電力エナジーパートナー、10月には中部電力ミライズが上限に到達しています。
大手電力会社の従量電灯A/B/Cや低圧電力などの電気料金単価に関しては、上限を超える値上がりの心配はいりません。
(注)ただし、その他の新自由料金メニューやオール電化住宅向けプラン、深夜電力などには上限が適用されないことも多くあります

新電力会社に上限単価の設定はある?

ただ、そうなると「新電力会社と契約している客はどうなのか?」という不安もあるでしょう。
ほとんどの新電力会社は毎月ごとの単価調整(=燃料費調整単価)を大手電力会社に合わせているものの、じつは上限単価に関しては対応が分かれています。
具体的には以下の一覧をご確認ください。
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値上げの上限が設定されている新電力

大手電力会社と同じ上限単価の適用を公開している新電力会社は以下の通りです。
下記の新電力では上限単価を超える値上がりの心配は今のところありません。(2022年11月時点)
(※)各社の表記は50音順です(ランキングではありません)
値上げ時などの更新情報はTwitterアカウントでいち早くツイートしています。ぜひフォローしてください。
@npc_npc50513874
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【緊急情報】

ウクライナ侵攻や円安などの影響で原油や天然ガスの輸入価格が高止まりしているため新電力各社は経営状況がひっ迫し、次々と新規受付の停止や事業撤退に追い込まれています。
そしてついには電気契約の内容を変更し、料金の値上げに踏み切る新電力会社も現れ始めました。(楽天でんきやグランデータなど)
そこで以下のページ内で今後の値上げを発表している新電力会社と、そこからの避難先となる電力会社(≒小売電気事業者)の最新情報をまとめて紹介しています。参考にしてください。

上限単価の適用がない新電力

上限設定のない、大手電力会社の通常の燃料費調整単価と同じ単価の適用を公開している新電力会社は以下の通りです。(50音順)
  • eo電気
  • 出光興産
  • ENEOSでんき
    ※2022年12月検針分より上限撤廃(現在はWEBからの新規受付停止中)
  • エネワンでんき
    ※2022年6月より上限撤廃
  • エバーグリーン・リテイリング
    ※2022年6月より上限撤廃
  • auでんき(UQでんき・pontaでんきなどを含む)
    ※2022年11月検針分より上限撤廃
  • 大阪いずみコープ
  • 大阪ガス
    ※2022年11月検針分より上限撤廃
  • オカでん0円でんき
    ※2022年8月より上限撤廃
  • オクトパスエナジー
  • 格安電力
    ※2022年4月より上限撤廃(現在は新規受付停止中)
  • 九電みらいエナジー
  • 西部(さいぶ)ガス
    ※2022年9月検針分より上限撤廃
  • サニックスでんき
    ※2021年12月9日より新規受付停止中
  • サーラeエナジー
  • J:COM電力
    ※2022年11月検針分より上限撤廃(オール電化メニューなどには元から上限はありません)
  • CDエナジーダイレクト
  • シン・エナジー
    ※2022年3月17日より新規受付停止中
  • ソフトバンクでんき
    ※2022年11月検針分より上限撤廃
  • 中部電力ミライズ
    中部電力エリア以外では上限単価の適用はありません
  • 東京電力エナジーパートナー
    東京電力エリア以外では上限単価の適用はありません
  • 東京ガス
  • 東邦ガス
    ※2023年1月検針分より上限撤廃
  • ドコモでんき
    ※2022年11月8日より新規受付停止、2023年1月検針分より上限撤廃
  • ニチガス
  • @niftyでんき
  • ピタでん(株式会社FPS)
    ※2022年4月上旬より新規受付停止、12月10日をもって供給終了
  • ミツウロコでんき
大手電力会社の”通常の燃料費調整単価”は以下のページで確認できます。
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独自の調整費を採用している新電力会社

大手電力会社と同じではない、独自の調整単価(”電源調達調整費”や”市場調達調整費”など)を採用している新電力会社は以下の通りです。(50音順)
  • HTBエナジー(HISでんき・ニチデンなど)
    ※2022年10月1日より独自の電源調達調整費が加算されます
  • エフエネ(カルガモでんき等)
  • グランデータ(ONEでんき・ライフでんき・セレクトでんき等)
    ※2022年中旬以降は独自の電源調達調整費が加算されます
  • 京葉ガス
    ※2022年9月以降は独自の燃料費調整額に変更になります
  • Japan電力
    ※2022年10月以降は独自の燃料費等調整額に変更になります
  • ハルエネ
  • みんな電力
  • 楽天でんき
    ※2022年12月より独自の市場価格調整単価に変更(新規受付は3月より停止中)
独自の調整単価を採用している新電力会社は上記の他にも20~30社以上存在します。
詳しくは以下のページで解説していますのであわせて参考にしてください。

調整単価が不明の新電力

現時点で具体的な調整単価が不明(問い合わせをしても回答がない)、もしくは重要事項欄やホームページに「大手電力会社と同じ燃料費調整単価を採用」としか記載していない新電力の一覧です。

  • アストマックスエネルギー
  • 株式会社FPS(旧・F-Power)
  • エフビットでんき
  • 親指でんき
  • スマ電
  • TERASELでんき(エネクスライフサービス)
  • ならでん(奈良電力)
  • 日産大阪e-でんき(エネクスライフサービス)
  • まちエネ(MCリテールエナジー)
  • リミックスでんき

その他多数(引き続き、調査および掲載を続けます)

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この記事の監修担当
南部修一
南部修一
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当
@246anbem(NPCプラン@LINEアカウント)
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄で気軽にご質問ください。
メールフォームやLINEなどでも無料相談に応じています。
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POSTED COMMENT

  1. Kanon好き より:

    シン・エナジーさんの場合はQ&Aに具体的な燃料費調整単価の記載がありました。

    https://symenergy.dga.jp/faq_detail.html?id=2110&category=&page=1

    単価から見ると上限価格の設定なしの様に思われます。

    • sfp より:

      Kanon好きさん、情報提供ありがとうございます!
      速やかに修正いたしました。ご協力に感謝します。

  2. pppアタック より:

    夏場になると旧一電の規制メニューが最安値となりそうですね。
    国は全電力会社の上限撤廃をするのではないでしょうか?

    • sfp より:

      pppアタックさん、その可能性も0ではないでしょうね。
      今は法人向けの規制契約メニューに制度上の無理がかかっているようなので、まずはそちらの制度変更から手をつけているようですが、一般家庭向け規制料金メニューの価格変更もどのみち避けられないと思います。

  3. l より:

    通りすがりですがコメントさせていただきます。
    アストマックスエネルギーを利用中です。問い合わせたところ大手(東電など)と一緒の動きと言っていました。電話口の人もあまり良くわかっていない印象でしたが、基本的に上限は撤廃されるようでした。ご参考になれば幸いです。

    • sfp より:

      Iさん情報提供ありがとうございます。
      アストでんきのホームページには相変わらず燃料費調整単価の公開がなく料金について不明瞭な状況ですね。

  4. より:

    Pintでんきは燃料調整額、上限なしにされます

    • sfp より:

      PinTでんき公式サイトでは2022年11月時点において全国エリアで上限単価適用を公表していますし、
      https://pintinc.jp/static/user/images/pint_price_202211.pdf

      供給約款の変更もとくに案内はないのですが・・・おかしいですね?
      差し支えなければ利用中の(または利用していた)電気料金プランの名称を教えていただけますでしょうか。

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