新電力特集記事

電気代が値上がりしない新電力会社一覧(=燃料費調整単価に上限あり)

単価イメージ
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2022年は電気料金がどんどん値上がりするって本当?

新型コロナウイルスの蔓延やプーチン政権のウクライナ侵攻などの世界情勢の影響により、日本では2021年9月から現在まで全国的な電気料金の値上がりが続いています。

事業所向けの電気料金はもちろん家庭用の電気代も、この値上がりトレンドはまだまだ止まりそうもありません。

しかし、一般家庭や小規模事業所ではそこまで不安にならなくても大丈夫です。

なぜなら全国10エリアごとに定められている”みなし小売電気事業者(=いわゆる昔からある大手電力会社)”の従量電灯A/B/Cや低圧電力(電気特定小売供給約款を適用している電気料金メニュー)については、一般生活の保護のためとして値上げ単価に上限が設定されているからです。

2022年2月には北陸電力、そして同年3月には関西および中国電力、さらに4月には四国電力と沖縄電力がそれぞれ値上げの上限に到達しています。

大手電力会社の従量電灯A/B/Cや低圧電力などの電気料金単価については、上限を超える値上がりの心配はいりません。

(注)ただし、その他の新自由料金メニューやオール電化住宅向けプラン、深夜電力などには上限価格は適用されません

新電力会社に上限単価の設定はある?

ただ、そうなると「新電力会社と契約している客はどうなのか?」という不安もあるでしょう。

ほとんどの新電力会社は毎月ごとの単価調整(=燃料費調整単価)を大手電力会社に合わせているものの、じつは上限単価に関しては対応が分かれています。

具体的には以下の一覧をご確認ください。

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値上げの上限が設定されている新電力

大手電力会社と同じ上限単価の適用を公開している新電力会社は以下の通りです。
下記の新電力では上限単価を超える値上がりの心配は無用です(2022年5月時点)

(※)各社の表記は50音順です(ランキングではありません)

  • ENEOSでんき
  • auでんき(UQでんき・pontaでんきを含む)
  • 大阪ガス
  • 沖縄ガスニューパワー
  • ソフトバンクでんき
    ※関西と九州エリアの自然でんきは独自調整単価になります
  • ドコモでんき
  • PinT
  • 丸紅新電力
    ※現在は新規申し込みの受付を停止しています
  • みんな電力
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【緊急情報】

ウクライナ侵攻や円安などの影響で原油や天然ガスの輸入価格が高止まりしているため新電力各社は経営状況がひっ迫し、次々と新規受付の停止や事業撤退に追い込まれています。
そしてついには電気契約の内容を変更し、料金の値上げに踏み切る新電力会社も現れ始めました。(楽天でんきやグランデータなど)
そこで以下のページ内で今後の値上げを発表している新電力会社と、そこからの避難先となる電力会社(≒小売電気事業者)の最新情報をまとめて紹介しています。参考にしてください。

上限単価の適用がない新電力

上限単価ではなく大手電力会社の通常の燃料費調整単価の適用を公開している新電力会社は以下の通りです。

  • eo電気
  • 出光興産
  • HISでんき(HTBエナジー)
    ※2022年4月20日より新規受付を停止しています
  • エネワンでんき
    ※2022年6月以降の上限単価の撤廃を表明しています
  • エバーグリーン・リテイリング
    ※2022年6月以降の上限単価の撤廃を表明しています
  • エルピオでんき
    ※2022年3月18日より新規受付を停止しています(4月30日をもって供給停止)
  • 大阪いずみコープ
    ※2022年5月以降の上限単価の撤廃を表明しています
  • オカでん0円でんき
    ※2022年8月以降の上限単価の撤廃を表明しています
  • オクトパスエナジー
  • 九電みらいエナジー
  • グランデータ
    ※2022年5月1日より独自に設定した燃料費調整額が加算されます
  • サニックスでんき
    ※2021年12月9日より新規受付を停止しています
  • シン・エナジー
    ※2022年3月17日より新規受付を停止しています
  • 中部電力ミライズ
    中部電力エリア以外では上限単価の適用はありません
  • 東京電力エナジーパートナー
    東京電力エリア以外では上限単価の適用はありません
  • ピタでん(株式会社FPS)
    ※2022年4月上旬より新規受付を停止しています
  • ミツウロコでんき
  • 楽天でんき
    ※2022年6月以降の上限単価の撤廃を表明しています
  • Looopでんき
大手電力会社の”通常の燃料費調整単価”は以下のページで確認できます。

調整単価が不明の新電力

現時点で具体的な調整単価が不明(問い合わせをしても回答がない)、もしくは重要事項欄やホームページに「大手電力会社と同じ燃料費調整単価を採用」としか記載していない新電力の一覧です。

  • アストマックスエネルギー
  • 石川電力
  • 株式会社FPS(旧・F-Power)
  • エフビットでんき
  • 格安電力
  • 熊本電力(A0549|旧オンブレナジー)
  • サステナブルエナジー
  • スマ電
  • TERASELでんき(エネクスライフサービス)
  • 日産大阪e-でんき(エネクスライフサービス)
  • まちエネ(MCリテールエナジー)
  • リミックスでんき

その他多数(引き続き、調査および掲載を続けます)

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この記事の監修担当
南部修一
南部修一
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当
@246anbem(NPCプラン@LINEアカウント)
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メールフォームやLINEなどでも無料相談に応じています。
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POSTED COMMENT

  1. Kanon好き より:

    シン・エナジーさんの場合はQ&Aに具体的な燃料費調整単価の記載がありました。

    https://symenergy.dga.jp/faq_detail.html?id=2110&category=&page=1

    単価から見ると上限価格の設定なしの様に思われます。

    • sfp より:

      Kanon好きさん、情報提供ありがとうございます!
      速やかに修正いたしました。ご協力に感謝します。

  2. pppアタック より:

    夏場になると旧一電の規制メニューが最安値となりそうですね。
    国は全電力会社の上限撤廃をするのではないでしょうか?

    • sfp より:

      pppアタックさん、その可能性も0ではないでしょうね。
      今は法人向けの規制契約メニューに制度上の無理がかかっているようなので、まずはそちらの制度変更から手をつけているようですが、一般家庭向け規制料金メニューの価格変更もどのみち避けられないと思います。

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