新電力特集記事

これから電気代が高くなる電力会社と乗り換え対応プランまとめ

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新電力を利用している人は今後の値上げに注意!

不安定な世界情勢の下、天然ガスや原油など発電用の燃料価格が高騰(こうとう)しています。
その影響を大きく受けて新電力業界は今まさに大荒れの状況にあります。
他社との吸収合併や倒産だけでなく、小売り電気事業から撤退(てったい)する企業まで現れるほどに。。。

そうした中で私たちが気をつけなければいけないのが、新電力各社も次々と値上げを発表し始めているという事実です。

この記事の監修担当
南部修一
南部修一
※1974年生まれ 電力自由化、太陽光発電、再生可能エネルギー関連情報の広報を担当
@246anbem(NPCプラン@LINEアカウント)
当ページの内容について疑問のある方は、最下段のコメント欄で気軽にご質問ください。
メールフォームやLINEでも相談に応じています。
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2022年3月以降に「値上げ」を発表している新電力会社

一般家庭や小規模事業所向けの低圧電灯および低圧電力プランの今後の値上げ、または電気供給契約の変更を発表している新電力会社をまとめて紹介します。
(2022年4月~9月におけるリサーチ情報)
  • 楽天でんき
    6月1日より、プランSおよびプランMが値上がりし、燃料費調整単価の上限もなくなりました。
    さらに11月1日以降は燃料費調整額ではなく市場連動型の調整額が加算されるようになります。
    のりかえ先のご案内
    (要注意)
    各地域の大手電力会社の従量電灯プランと比べて月額で2,000円~5,000円以上の割高になります(一般家庭における平均的な電気使用量での試算です)
    ※11月料金は九州電力エリアに限り大手電力よりも安くなります
  • グランデータ(ONEでんき・エコ得でんきなど)
    5月1日より、電力市場価格に連動する独自調整料金が追加され、燃料費調整単価の上限もなくなりました
    のりかえ先のご案内
    (要注意)
    月間の電気使用量に応じて月あたり数千円以上割高になる可能性大
    ※ABEMAでんき、どうぶつでんき、UTでんき、ドアーズでんき、モダでん、島根でんき、ONLYでんき、アレコでんき、くらしのでんき、シティネットでんき、シンプルでんき、ハッピープラン、ファミリープラン、ベーシックプラン、ONEでんき、その他のプランもすべて契約内容が変更になります(Twitterなどで”グランデータ”を検索してみてください)
  • エフエネ(カルガモでんきなど)
    8月1日より、コンビニエンスストア請求書各種⼿数料が値上げされます
    エフエネ独自の電力調達調整費の高騰にもご注意ください(Twitterなどで”エフエネ”を検索してみましょう)
  • HTBエナジー(HISでんきなど)
    9月検針分より毎月の電気料金に独自の電力調達調整費が追加されます
    2022年10月以降の電気代の急な高騰にご注意ください
  • 香川電力
    5月1日より、電力市場価格に連動した仕入調整費が別途加算になりました
    のりかえ先のご案内
    (要注意)
    仕入調整費の計算式がかなり複雑なため具体的な値上がり額はハッキリしませんが、今後の相当な値上がりの可能性は間違いありません
  • 和歌山電力
    5月1日より、電力市場価格に連動した電源調達費調整単価が別途加算になりました
    のりかえ先のご案内
    (要注意)
    電源調達費調整単価が公開されていないため(4月6日現在)具体的な値上がり額はハッキリしませんが、今後の値上がりは間違いありません
  • くこくエネルギー(旧熊本電力・旧オンブレナジー|フラワーペイメント)
    5月1日より、おうち電気B・しごと電気C・低圧電力の電力量単価が約20%~40%ほど値上げされています
    のりかえ先のご案内
    (要注意)
    HPに公開されている電力量単価は燃料費調整額込みにはなるものの、毎月ごとに独自の単価調整が行われるため、5月1日以降の料金メニューは市場連動型プラン同様とみなせます
  • Japan電力
    5月15日より従量電灯プランの電力量単価が5%~24%ほど値上がりしています。
    また、10月より電気供給約款が変更され、独自の燃料費調整制度と契約解除料(3,000円)が追加されます。
  • サステナブルエナジー
    6月1日より従量電灯プランの電力量単価が15%前後ほど値上がりし、さらに7月1日以降は電力市場(JEPX)価格に連動した電源調達費調整額が別途加算されます
    ※北海道と東京電力エリア以外の低圧電力プランは基本料金が値上がりしています
  • Looopでんき
    おうちプランとビジネスプランは6月1日より電力量単価が約5%~20%の値上げ、動力プランとオール電化住宅向けのスマートタイムプランは8月1日より値上がりしています。
    また、2022年12月以降の上記プランはすべて市場連動型プランに移行します。
  • アストでんき(アストマックスエネルギー)
    7月検針日以降、ブライトプランとスマートプランおよび基本料金ゼロプランの電力量単価が数%~20%以上値上がりしています
    ※フリープランは料金改定の対象外
  • 0円でんき(株式会社オカモト)
    8月1日以降、ファミリープランと事務所・飲食店向けプランの電力量単価が0.4%~10.4%値上がりしています(中国・四国エリアは変更なし)
    また、燃料費調整単価の上限がなくなり、途中解約時の違約金(3,000円)が追加されました
  • 親指でんき(株式会社ユビニティー)
    8月1日以降、いいねプランA・B・C、わんにゃんプラン、わんにゃんプラン+、日曜から夜更かしプラン、ゲームプラン、ビューティープランHome、ビューティープランBizの電力量単価が1kWhあたり2円(いいねプランCは1円)値上がりしています
  • スマ電(株式会社アイ・グリッド・ソリューションズ)
    8月検針分より、スマ得ホームプランの基本料金が100円~300円値上がりしています
  • AIでんき(株式会社パワー・オプティマイザー)
    8月検針分より、家庭用と法人用の従量電灯プランの電力量単価が1kWhあたり1.3円~2.5円値上がりしています
  • そらエネでんき(株式会社スマートテック)
    9月1日より、各プランの電力量単価の値上げと燃料費調整制度の適用および上限単価の撤廃が実施されています

各地域の大手電力10社の低圧電力および従量電灯A/B/Cは、燃料費調整制度における上限に到達していることから、今後(2022年10月以降)の値上がりの心配はありません。

ただし、各社の一般向け自由料金メニューには上限単価の適用はないため値上がりの影響を受けることになります。

具体的には以下の電気料金メニューは今後も値上がりが予想されます。

  • 東京電力エナジーパートナー株式会社
  • スタンダードS/L・スマートライフS/L、夜トク8/12、電化上手、深夜電力など
  • 関西電力株式会社
  • なっトクでんき(なっトクパック)・withU-NEXTでんき、オール電化住宅向けプラン、深夜電力など
  • 九州電力株式会社
  • スマートファミリープラン、電化でナイト・セレクト、スマートビジネスプランなど
  • 中国電力株式会社
  • スマートコース・シンプルコース・ナイトホリデーコース、電化styleコース、オール電化住宅向けプランなど
  • 四国電力株式会社
  • でんかeプラン、時間帯別eプラン、ホリデーeプラン、季節別時間帯別電灯、スマートeプラン、深夜電力など
  • 北陸電力株式会社
  • 従量電灯ネクスト・使っておとくライト・くつろぎナイト12、深夜電力など
  • 沖縄電力株式会社
  • Eeホームフラット・Eeホームホリデー・Eeビジネス
    ※北海道・東北・中部の自由料金メニューは2022年12月より上限適用が撤廃(てっぱい)されます
    清水
    NPCプランでは各電力会社小売電気事業者の動向をリサーチしながら最新情報を追加していきます。

    楽天でんきやグランデータは利用客もかなり多いため注意

    楽天でんきもグランデータも、どちらも電気代が安くなると信じて乗り換えた人たちがほとんどのはずです。

    現時点で楽天でんきを契約している一般家庭はおよそ35万件前後、グランデータも20万件を超えると推定されますが、両社の電気代は大手電力会社と比べてかなり割高になってしまう可能性大です。

    安くなると思って新電力に変えたのに、逆に地域電力よりも大幅に高くなってしまうようでは目も当てられません。

    落ち込んでいる男性イメージ
    親族やお友達に楽天でんきやグランデータの電気を利用されている方がいたら、なるべく早めに教えてあげて下さい。
    (※)グランデータはアパマンショップやレオパレスなどの不動産会社や、引っ越し業者などからの紹介により契約している人たちが多いようです

    他の電力会社への切り替えを申し込んでも、実際に切り替わるまでは早くても10日~最大40日ほど待たなければいけないため、面倒がらずに少しでも早く手続きすることが大事です。

    手続き自体はインターネットから10分程度で済み、もちろん費用はかかりません。
    今のうちに他社への切り替えを済ませておきましょう。

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    安心して乗り換えできる新電力プラン

    今のところ(少なくとも2023年春ごろまでは)特におすすめの新電力プランはありません。(2022年9月追記・修正)
    電気料金シミュレーションによる比較が苦手な方は、お住まいの地域のみなし小売電気事業者のご利用が無難と思われます。

    中部・東海エリアのおすすめ

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    こうた
    電力会社のマイページとかで「お客様番号」と「供給地点特定番号」の2つの情報を確認しておけば、切り替え手続きはPCやスマートフォンから10分程度で完了するよ。
    解約手続きなんかは乗り換え先の電力会社がやってくれるから、申し込みだけすれば後は何もしなくても大丈夫だからね。
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    電気料金比較シミュレーターのご案内

    正確さNo.1シミュレーション
    当サイトでは全国の電力会社100社以上の従量電灯プランや低圧電力の電気料金を確認できます。
    (ご利用は無料、メールアドレスなど個人情報の入力は一切不要です)
    NPCプランのシミュレーターには2022年2月~2023年1月検針分の燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金(そくしんふかきん)が含まれます。
    そのため今月と来月そして過去10ヶ月の実際の電気代を正確に一括(いっかつ)比較できます。

    電気代比較サービス

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    POSTED COMMENT

    1. はしぽん より:

      大阪ガスも10月1日から上限撤廃ということでしょうか??
      https://home.osakagas.co.jp/electricity/price/

    2. sfp より:

      はしぽん様コメントありがとうございます。

      そうですね、大阪ガスの公式プレスリリース等にある通り、約款上では10月1日から燃料費調整額の算定における上限設定はなくなります。
      実際の電気料金に反映されるのは11月検針分からになります。

      下記ページでは(今のところ)上限のない新電力を一覧にしていますので参考にどうぞ。↓
      https://sfplan.jp/npc/news/limit-price

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