引っ越し先の物件をオール電化にするか?
それともプロパンガスの物件にするか?迷っています。
それともプロパンガスの物件にするか?迷っています。
家賃はプロパンガスの方が7,000円ほど安いのですが、オール電化は光熱費が安いと聞きます。
どちらを選んだ方が良いでしょうか?(1人暮らしです)
この記事の監修担当
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当 |
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電気代は給湯設備によって大きく異なる
オール電化の給湯機器が「エコキュート」か?それとも「電気温水器」か?
物件の給湯設備によって電気代は大きく異なります。
オール電化でも電気温水器の物件には注意が必要です。
電気温水器の場合
電気温水器(電気給湯器)では通常の電灯契約とは別に深夜電力契約を利用するため、電気契約の基本料金が2重に発生します。
また、深夜電力ではなく夜間単価の安い時間帯別電灯契約を利用する場合でも、夜間以外の電力量単価が高額になるというデメリットが生じます。
(※)オール電化住宅向けプラン(時間帯別電灯契約)は、夜間時間以外にエアコンなどを長時間使用すると電気代がかなり高くつきます
電気温水器はお湯を使っても使わなくても毎晩多くの電気を消費するため、再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担も大きくなりがちです。
1人暮らしの場合、電気温水器付きの賃貸物件は光熱費が割高になるケースも多いのでご注意ください。
エコキュートの場合
エコキュート付きのオール電化住宅の場合は1人暮らしでも光熱費を比較的安く抑えることができます。
エコキュートの電気消費量は電気温水器の半分以下で済みますので、必ずしも昼間時間の単価が高いオール電化住宅向けプランを選ぶ必要もありません。
(※)例えばシン・エナジーの昼生活フィットプランなどを利用すると、エアコンを夜間以外に長時間使用しても電気代は比較的安く収まります
ただし、プロパンガスの賃貸物件と比べて家賃の差額以上に光熱費が安くなるか?というと、それはケースバイケースです。
毎日お風呂に入る(湯船に浸かる)ような方にはエコキュート付きのオール電化住宅をお勧めします。
お風呂にはあまり入らずササっとシャワーだけという方や、冬場の暖房にガスを使わない方ならプロパンガスの物件でも別に問題ないでしょう。
(※)プロパンガスは一般的に高いとはいえ毎月の使用量が少なければ光熱費は数千円も変わりません
筆者のケースを例に挙げると自宅ではシャワーしか使わず、お風呂はスポーツジムなどを利用しており、冬場の暖房機器はエアコンなのでプロパンガスの料金は毎月3,000~7,000円程度です。
エコキュートや電気温水器にしろ、プロパンガスにしろ、光熱費はご自身の生活スタイルによって大きく変わります。
オール電化住宅の場合、実際の電気代は夜間時間以外のエアコンなどの使い方にも大きく影響されるため、それを踏まえて検討しましょう。
オール電化とガス併用どっちがお得?診断テスト
オール電化にするか?それともガス併用にするか?
どちらが良いか迷っている方のために簡単な診断テストを用意しました。
どちらが良いか迷っている方のために簡単な診断テストを用意しました。
① 物件の種類は?(残り3問)
北海道や東北地方の日本海側のような寒冷地や、沖縄などの温暖地域では上記の診断結果は当てはまらないケースもあります。
お住まいの地域や電気ガスの使用量によって実際の料金は大きく異なりますので、あくまでも標準的な条件下におけるテスト診断として参考にしてください。
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