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停電・災害・節電対策に「ポータブル電源」を置いてわかった3つのこと

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この記事の監修担当
SFP

新エネルギーメディア事業部 編集班
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当
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2022年知っておくべき停電対策&災害情報

このところ電力不足や計画停電といったニュースが何かと世間を(さわ)がせています。
テレビ・新聞・ネットで何度も話題に上ることから、不安に感じている人も多いかもしれません。
北海道にお住まいの方などは記憶に新しいでしょう、ほんの数年前も地震をきっかけに大規模な停電がありました。
2022年の夏冬は沖縄を除くほとんどのエリアで電力不足に(おちい)っているため、もし大きな災害が起きればまた同じことが起こる可能性もあります。
2022年度夏冬の電力需給予備率のイメージ画像
画像引用:東京新聞 TOKYO Webより

いちど想像してみてください

丸1日以上、電気が止まった時のことを。

夏場ならエアコンどころか扇風機すら使えなくなり、暑くて暑くてたまりません。
夜は照明もつかないので女性や子供もなかなか寝付けず、いつになったら停電は解消されるのかとイライラが(つの)るばかり。

もちろんテレビも冷蔵庫も動きません。何の(そな)えもなければスマホの充電すらおぼつかなくなります。
冬場も似たようなもので、エアコンは石油ストーブなどで代替できたとしても、寒い中で何一つ電化製品を使えないことは相当なストレスです。

自分は大丈夫・・・でも

何かしらの電気機器を必要とする家族がいる場合はどうでしょうか?
筆者のように睡眠時無呼吸症候群(すいみんじ むこうきゅうしょうこうぐん)(SAS)でCPAP(シーパップ)を使用している人は、もちろんそれも使えません。※人工呼吸機器の一種です

無呼吸症候群でCPAP治療中のイメージ

「太陽光発電と住宅用蓄電池(ちくでんち)があれば大丈夫」とはいえ、賃貸アパートやマンションでは太陽光発電の戸別設置はできません。
そもそも日本の住宅用太陽光発電の普及率は全世帯の7.5~9%程度(※)、まだまだ高嶺(たかね)(高値?)の花であるのが現状です。
(※)環境省 地方別太陽光発電システムの使用率(平成29年度)より

住宅用蓄電池も工事費を含めると150~200万円以上、停電や災害対策のためにそれだけの金額を投資できる人はかなり限られるでしょう。

防災はもちろん節電にも役立つポータブル蓄電池

ですが!
最近ではポータブル蓄電池(ちくでんち)の大容量化が進み、10~20万円以内で手に入る高スペック製品が次々と登場しています。

ポータブル蓄電池(ちくでんち)とは?

持ち運びできるタイプの給電機器は、一般に「ポータブル電源」と呼ばれています。
ポータブル電源にはガソリンやLPガスを使って発電する「インバーター発電機」も含まれるため、当サイトではそれと区別するためとして持ち運びできるバッテリー内蔵タイプの給電機器を「ポータブル蓄電池」(以下、ポタ電に略します)と定義しています。

世界最速で充電可能なポータブル電源【EcoFlow(エコフロー)】 公式通販サイト
EcoFlow-Technology-Japan(エコフロー・テクノロジー・ジャパン) 公式サイト

住宅用蓄電池(ちくでんち)と違って安い&気軽に入手できる

ポータブル蓄電池(ポタ電)は設置工事が不要なので賃貸住宅にお住いの方でも利用できますし、気軽に持ち運びできるため出先やアウトドアでも使えます。

予算に余裕のある方は各部屋に一つずつポタ電を置くのも良いでしょう。
ソーラーパネルでも充電できるため、日本のエネルギー自給率向上にも貢献できます。(気持ちばかりの貢献ですが。。)

かく言う筆者も、たとえわずかな貢献でも何もしないよりはマシだろうということで事務所にポタ電を設置しました。

ちなみに8社以上のメーカーを調査した結果、停電対策や防災目的で選ぶなら、さまざまな比較サイトで必ず3本の指に入っているEcoFlow(エコフロー)社のポタ電がベストだと筆者は考えています。(このあとで詳しく解説しています)

ポタ電があると気持ちに余裕が出てくる

ポタ電は非常用にただ置いておくだけでも、安心感というか気持ちに余裕が生まれます。
身近な人の不安を解消できる、いざという時に助けになれるというこの感情は世の男性諸君(しょくん)ならきっと分かってくれるでしょう。

この製品を防災用品として利用する際には、普段は目立たないところに置いて1~2ヶ月に一度くらい充電ついでに使用するのがベターです。

いちおう簡易的なUPS(無停電電源装置)としての利用もできますが、停電時の給電切り替えには0.03秒ほどのタイムラグがあるため、電源が一瞬でも切れてはいけないPCやサーバーなどの精密機器には向きません。

そもそも充放電をあまり毎日繰り返すとバッテリーの劣化が早まりますし、災害時のバックアップが主な目的なので、そう毎日のように利用する必要はないと思います。

停電対策だけでなく日本の自給率向上にも役立つ

晴れた日にはソーラーパネルで発電した電気を貯めておけることもポタ電の大きなメリットです。
賃貸アパートやマンションでも日当たりの良いベランダなどがあれば、外出しなくても太陽光から電気を作ることができますよ。

ベランダで太陽光発電をしている様子

たまの休日には太陽光で作った電気で音楽を聴いたり、スマホや掃除機などの家電を充電するのもオススメですね。
なんとなく心に余裕が生まれますし、省エネや温室効果ガス(CO₂)削減にも微力(びりょく)ながら貢献(こうけん)できます。

たとえば1日に5kWh(キロワットアワー)(電気代にして約150円分)の電気を使う人が、晴れの日の午前中にでもソーラーパネルで0.15kWh(150Wh(ワットアワー)の電気を作ってポタ電に貯めておけば、それはつまり3%の省エネをしたのと同じことです。

国の電力需給(じゅきゅう)予備率の目安は最低3%以上なので、わずかな発電量であっても有意義な行動と言えるでしょう。
いま注目のポタ電で周りの人たちの半歩先をゆく生活スタイルを心がけたいですね。

DELTA Maxの特長とスペック比較表

各メーカーのポータブル電源を比較調査したところ、停電対策や防災を目的とするなら価格・性能・デザインのバランスにもっとも優れているのはやはりEcoFlow(エコフロー)です。
以下に製品スペックや主な特徴をカンタンにまとめてみました。
エコフロー
DELTA Max
J社
同スペック製品
B社
同スペック製品
定価 187,000円~242,000円 285,000円 249,980円
定格出力 2000W/2400W
(サージ4200W)
2200W
(サージ4400W)
2200W
(サージ4800W)
バッテリー容量 1612Wh/2016Wh 2160Wh 2048Wh
重量 22kg 19.5kg 28.1kg
充電時間 1.5~2時間 2時間 2.5時間
(AC電源2つ使用)
周波数の切り替え機能
アプリ遠隔操作 ×
バッテリー拡張
最大6048Whまで可
×
最大8192Whまで可

ポタ電の販売価格は「定格電力(出力)」と「バッテリー容量」で決まるといっても過言ではなく、2000Wh(ワットアワー)前後の大容量ポタ電の中ではEcoFlow(エコフロー)がもっともコストパフォーマンスに優れています。

ちなみに防災用ポタ電のバッテリー容量は大きい方が良いとはいえ、あまり重すぎると少し動かすだけでもひと苦労です。
その点、エコフローのDelta Maxはそこまでの重さではないのでアウトドアやイベントにも持ち運びできますし、別売りの割安バッテリーで後から容量を増やすこともできます。

エコフローのポタ電「Delta Max2000」を持ち上げている様子

エコフローの注目ポイント

エコフローのポタ電は何といっても業界最速レベルの充電時間でスピーディー!
他社製品の場合、たとえば避難所(ひなんじょ)などで電源を借りる際に5~6時間以上も占有して肩身の狭い思いをすることもあるようですが、エコフローなら1~2時間で満タンになるのでそういった心配がありません。

エコフローのポタ電の充電速度は業界最速レベル!
(0%→80%まで60分で充電可能)
WcoFlow-DeltaMAX2000(エコフローデルタマックス2000

バッテリーは10年もつ?

一般的なポタ電のおおよその使用可能期間は次の通りです。

ポタ電の寿命の目安
使用頻度 使用可能期間
毎日 約3~5年間
週に2回 約10年間
週に1回 約20年間

2~3ヶ月に一度充電して保管しておくといった使い方であれば、理論的には10年どころか20年以上の使用にも充分耐えうるでしょう。

三元系のバッテリーは時代遅れ?リン酸鉄系がいい?

Tさん
Tさん
エコフローのバッテリーは三元系ですよね?
リン酸鉄の方がバッテリーの寿命は3倍以上だし、三元系はもう時代遅れじゃないですか?

たしかに最近はリン酸鉄リチウムイオンバッテリーの人気も高まりつつありますが、リン酸鉄系はエネルギー密度が低いため、どうしてもサイズと重量が大きくなりがちです。

リチウムイオン電池の種類と特徴
画像引用:蓄電池の種類と特長より

三元系はエネルギー密度と安全性のバランスが良い

アウトドア・イベントなどで毎日のようにポタ電を使う人には充電サイクル回数の多い製品の方が向いていますが、停電や災害対策で利用するなら今のところ三元系バッテリーがベストです。(リン酸鉄系ほど重くはない)

防災目的なら3~6ヶ月に一度の充電でも事足りるため、充電サイクル回数(≒バッテリーの寿命)にはそこまでこだわらなくても大丈夫です。

ポータブル蓄電池は災害時には役に立たない?

Sさん
Sさん
Yahoo!知恵袋を見るとポータブル蓄電池は災害時には役に立たないと書いている人がいました。
実際どうなんでしょうか?
正直なことを書きますが、ポータブル電源は災害時には余り役に立ちません。
何しろ充電して置いて、停電時に使える時間はほんの少しだけ。
次に充電する時はどうするのか・・・ソーラーパネルが有っても短時間では無理。
災害用なら発電機を買う方が良いのです。

「停電時に使える時間はほんの少しだけ」というのはまったくの間違いです。

バッテリー容量300Wh(ワットアワー)程度のポタ電ならまだしも、エコフローのDELTA Maxはエアコンなど消費電力の大きな家電を使わない限り、すぐにバッテリーがなくなることはありません。3~5万円程度の安物とは違います。

筆者も実際にいろいろと試していますが、停電時にDELTA Maxがあるとないでは安心感がまったく違います。
(照明、冷蔵庫、テレビ、扇風機、洗濯機などは同時使用しても1~2日くらい余裕です)

それにガソリンやLPガスを使う発電機(はつでんき)は騒音や排ガスが発生しますので、アパートやマンション暮らしの人にはそもそも向いていません。(インバーター発電機の屋内使用は不可)

なお、天井のシーリングライトなどのようにコンセントやケーブルのない照明や家電はポタ電と接続できません。
非常灯の備えがない方はあらかじめホームセンターやAmazonでコンセント付き照明器を手に入れておきましょう。

※下記のLED照明の消費電力は7Wなので、DeltaMaxなら単純計算で250時間以上も連続使用できます

クルマに積んで運転中の充電もできる

ポタ電は自動車のシガーライターからも充電できます。
もし遠方の知り合いが災害に遭ったときには、車にポタ電を積んでいけば移動中に満充電できるので向こうで力になれますね。

エコフローのDelta Maxは持ち運びできないほどの重さではないのでバーベキューやキャンプ・車中泊など、災害時に限らず役立つシーンはいろいろあると思います。

EcoFlow(エコフロー)が選ばれる理由

セレブは日ごろの備えを(おこた)らない

ポータブル電源の購入には金銭面だけでなく心が裕福であるかどうかも大切です。
人に恵まれてこそ裕福な人生を送ることができる、だからこそ日頃から周囲の人たちへの助力を心がける、そうしたことを知る人にポタ電の購入をおすすめします。
いつでも心は貴族(セレブ)でありたいものです。

企業や地方自治体にもおすすめ

中小企業や町内会でも防災用品としてポタ電の備えを検討してはいかがでしょうか。
地域の祭りやイベント時にはソーラーパネルとあわせて活用すれば企業PRや教育にもつながりますし、いざという時の電源は多いほど助かります。

EcoFlow-Technology-Japan(エコフロー・テクノロジー・ジャパン)は数あるメーカーの中でもラインナップは最大級、約3万5,000円から40万円までさまざまなタイプのポタ電を予算や利用シーンに応じて選ぶことができます。(停電対策や防災にはDELTA(デルタ)シリーズをお勧めします)

EcoFlow公式販売店は主に4つ

エコフローの製品はAmazonや楽天市場、ヤフーショップでも購入できますが、
自治体や企業などが購入する場合、EcoFlow公式サイトには大口注文やまとめ買い(5台〜20台)の割り引き案内もあります。
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弊社(へいしゃ)事務所で使用している製品はEcoFlow DELTA Max2000です)

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