九州地方

九州電力の電気料金プラン12種 単価比較表

このページでは九州電力株式会社の一般向け(※)電気料金プラン12種について、それぞれの基本料金や電力量単価をわかりやすく比較できるよう一覧表にしています。
(※)個人や一般家庭および商店・飲食店などの小規模事業所向け
≫九州電力のキャンペーン情報はこちらから
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この記事の監修担当
SFP

新エネルギーメディア事業部 編集班
小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当
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従量料金制の電灯契約メニュー

区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
120kWhまで 121~300kWhまで 300kWh超
従量電灯B/C
※規制料金プラン
10A(アンペア)(1kVA)につき
316.24円
18.37円 23.97円 26.97円 1kWhにつき
-0.62円
区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
120kWhまで 121~300kWhまで 300kWh超
JALでんきB/C 10A(1kVA)につき
316.24円
(同額)
18.35円
-0.02円
23.95円
-0.02円
26.87円
-0.1円
1kWhにつき
-0.25円
(注)()(カッコ)内の(プラス)(マイナス)の金額は従量電灯B/Cとの差額を示しています
区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
120kWhまで 121~300kWhまで 300kWh超
スマートファミリープラン 10Aにつき
316.24円
(同額)
※10A~60Aまで
18.37円
(同額)
23.97円
(同額)
25.87円
-1.1円
1kWhにつき
-0.25円
【スマートファミリープランに附帯するオプション】
・2年契約割引(▲777円/年)
区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
スマートビジネスプラン 1KVAにつき
316.24円
(同額)
23.97円
+5.6円-3円
1kWhにつき
-0.25円
他の大手電力9社の従量電灯プランとの料金単価比較表はこちら

季節別時間帯別 従量電灯メニュー

(注)()(カッコ)内の(プラス)(マイナス)の金額は従量電灯B/Cとの差額を示しています
区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
平日昼間 休日昼間 夜間時間
電化でナイト・セレクト(21・22・23) 10kW(キロワット)以下
1,888.8円
11~15kWまで
4,758.2円
15kWを超える1KWにつき
573.88円
(夏冬)
27.63円
+0.66円+9.26円
(春秋)
24.74円
-2.23円+6.37円
(夏冬)
22.01円
-4.96円+3.64円
(春秋)
18.61円
-8.36円+0.24円
14.59円
-3.78円-12.38円
1kWhにつき
-0.25円
【春秋】3/1~6/30と10/1~11/30の期間
【夏冬】7/1~9/30と12/1~翌年2/末の期間
【休日】土日祝、1/2、1/3、4/30~5/2、12/30、12/31
【平日】休日をのぞく月~金曜日
【夜間時間】以下の3パターンから選べます
① 21時~翌7時(電化でナイト・セレクト21)
① 22時~翌8時(電化でナイト・セレクト22)
① 23時~翌9時(電化でナイト・セレクト23)
【昼間時間】夜間時間以外の時間

三相3線式200ボルトの動力契約メニュー(事業所など向け)

区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
夏季 その他季
低圧電力
※規制料金プラン
1KW(キロワット)につき
1,023.23円
17.4円 15.71円 1kWhにつき
-0.62円
【夏季】7月1日から9月30日まで
【その他季】10月1日から翌年6月30日まで
※力率が85%を上回る場合は基本料金5%割引、85%を下回る場合は基本料金5%割増しになります
区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
夏季の昼間時間 その他季の昼間時間 夜間時間
低圧季時別電力プラン 1KWにつき
1,264.76円
+241.53円
16.86円
-0.54円
14.76円
-0.95円
11.19円
-4.52円-6.21円
1kWhにつき
-0.25円
【夏季】7月1日から9月30日まで
【その他季】10月1日から翌年6月30日まで
【昼間時間】8時~22時
【夜間時間】22時~翌8時
(注)()(カッコ)内は低圧電力との差額を示しています
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新規受付終了の電気契約メニュー

深夜電力

区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
深夜電力B 1KW(キロワット)につき
230.38円
13.21円 1kWhにつき
-0.25円
第2深夜電力 【10時間供給の場合】
1kWにつき
290.88円
【5時間供給の場合】
1kWにつき
213.88円
13.21円
【通電時間】
深夜電力B:午後11時から翌日午前7時まで(8時間通電)
第2深夜電力:22時から翌日午前8時まで(10時間供給)または午前1時から午前6時まで(5時間供給)

季時別電灯

(注)()(カッコ)内の(プラス)(マイナス)の金額は従量電灯B/Cとの差額を示しています
区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
デイタイム(夏季) デイタイム(その他季) リビングタイム ナイトタイム
季時別電灯 6kVAまで
1,325.44円
7~10kVAまで
1,842.4円
10kVAを超える1KVAにつき
316.24円
35.57円
+8.6円+17.2円
29.71円
+2.74円+11.34円
24.03円
-2.94円+5.66円
13.27円
-5.1円-13.7円
1kWhにつき
-0.25円
【デイタイム】毎日10時から17時まで
【リビングタイム】毎日8時から10時までと毎日17時から22時まで
【夜間時間】毎日22時から翌日8時まで
【夏季】毎年7月1日から9月30日まで
【その他季】毎年10月1日から翌年6月30日まで

時間帯別電灯

区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
昼間時間の80kWhまで 昼間時間の81~200kWhまで 昼間時間の200kWh超 夜間時間
時間帯別電灯 6kVAまで
1,325.44円
7~10kVAまで
1,842.4円
10kVAを超える1KVAにつき
316.24円
22.31円
+3.94円
29.67円
+5.7円+11.3円
33.61円
+6.64円+9.64円
13.27円
-5.1円-13.7円
1kWhにつき
-0.25円
【昼間時間】毎日8時から22時まで
【夜間時間】昼間時間以外の時間

ピークシフト電灯

区分 基本料金/月 1kWh(キロワットアワー)あたりの電力量単価 離島ユニバーサルを含む
燃料費調整額
(11月検針分)
ピーク時間(夏季) 昼間時間の80kWhまで 昼間時間の81~200kWhまで 昼間時間の200kWh超 夜間時間
ピークシフト電灯 6kVAまで
1,325.44円
7~10kVAまで
1,842.4円
10kVAを超える1KVAにつき
316.24円
45.8円
+18.83円+27.43円
21.35円
+2.98円
28.39円
+4.42円+10.02円
32.16円
+5.19円+8.19円
13.27円
-5.1円-13.7円
1kWhにつき
-0.25円
【夏季】毎年7月1日から9月30日まで
【その他季】毎年10月1日から翌年6月30日まで
【ピーク時間】夏季の13時~16時
【昼間時間】夏季の8時~13時と16時~22時、その他季の8時から22時
【夜間時間】毎日22時から翌日8時

九州電力エリアの特徴

サイト管理人イメージ画像
再生可能エネルギー発電事業の活発な地域として知られる九州地方は、年間晴れ日数や日照時間が多いことから全国でも大規模な太陽光発電所、いわゆるメガソーラーの導入が盛んです。
太陽光の他にも大分県の地熱発電や長崎県や鹿児島県の風力発電など、各地域の特性を活かした再エネ発電所は全国でも有数の発電容量を誇ります。
再エネの適地が多い九州について案内 イメージ画像

大量に増えた再エネ発電の出力制限の問題

九州電力エリアにおける太陽光発電の供給力の増加は著しく、2018年の春秋には九州電力管内の供給電力に占める太陽光の割合が一時的に80%を超えました。
九州電力は電力系統の需給バランスを維持するために2万4,000件以上の太陽光発電事業所に対して、出力制限の要請を予定しなければならなくなるほどの状況です。
現時点の九州電力の送電網では太陽光発電事業者からの電気を受け入れ続けるための調整力が不足しているとのこと。
これからは「太陽光が発電しすぎた電気をどのように消費させるか?」といったことも、九州地方の電力供給側と需要側の双方にとって重要な課題の一つになるでしょう。

太陽光・風力発電の導入量と系統接続申込み状況

九州本土における太陽光・風力の設備導入量の推移と系統接続申し込み状況 イメージ画像
・・・とはいえ、これにより太陽光など再生可能エネルギーによる発電でも国内の電力需要を一定以上まかなうことが可能であることが立証されました。
今後ますます発展していくであろう再生可能エネルギー発電による余剰電力を、いかに有効活用できるようにするか?
そういったところに注目し、そのための技術革新(※)に熱い視線を向けてみると面白くなってくるかもしれません。
(※)例えば、リチウムイオン電池の欠点を克服した”全固体電池”や”空気電池”などの「家庭用または電気自動車用の蓄電池の発展」や、余剰電力による「水素燃料の生成」などが挙げられます

最適な電気契約プランを選ぶために

政府主導の電力システム革命により、新電力のシェア状況は今後もさらに増加していくことが予測されます。
九州電力エリアでもさらに魅力的な新電力や新プランが続々と登場するはずです。
私たちも自身にとって最適な電力プランを選べるよう、良質な情報収集に努めましょう。
街並みイメージ
なお、旧式の電力量メーターを設置しているご家庭は新電力会社への切り替えに伴い、原則無料でスマートメーターに交換してくれます。
スマートメーターを利用すると日々の電気代の管理が効率的に行えるようになり、ライフスタイルにより適した料金プランを選べるようにもなります。
スマートメーターへの取り換え交換は無料!
旧式の電力メーターからスマートーメーターへの取り換え交換は、家庭のエネルギー管理システム(HEMS)の導入希望者や電気の契約先(新電力会社)の切り替え希望者を優先して行われます。
スマートメーターの普及については国の目標となっており、その設置費用は従来の地域大手電力会社の送配電部門にあたる一般送配電事業者(九州電力送配電株式会社)が負担することになっているため、原則として希望者側に費用が請求されるようなことはありません。
取り換え作業時間も15分程度と、基本的に面会不要の簡単な設置工事です。
スマートメーターを導入すると30分単位で電力使用状況を細かくチェックできるので、各電力会社が提供する電気料金プランが自身や家庭のライフスタイルに合っているかどうかの正確なシミュレーションが可能になります。
スマートメーターによって、いわゆる「家庭の電気の見える化」が実現します
また、旧式メーターで行われている検針員による月に一度の検針作業もスマートメーターでは不要になります。
旧式電力メーター
旧式の電力計の画像
※旧式は中に円盤があり、数字がアナログ表示になります
スマートメーター
スマートメーターの画像
※様々なスマートメーターがありますが数字はどれもデジタル表示です
スマートメーターと家庭のエネルギー管理システム(HEMS)の導入により、各家庭のエネルギー管理を効率的に行えるようにすることは政府のエネルギー革命の最終的な目標の一つでもあります。
政府は2014年4月のエネルギー基本計画において2020年代のできるだけ早い時期までにスマートメーターを、2030年までには”HEMS”を、全世帯に普及させることを目指しています。
※スマートーメーターの取り換え交換は電力会社の切り替え希望者を優先して、原則無料で行われます
九州地方 大分県の観光地 別府温泉の海地獄イメージ画像

より良い電力会社を選ぶための3箇条

九州電力エリア(福岡県、長崎県、佐賀県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、広島県の一部地域)でより良い電力会社を選ぶために、なるべく気をつけた方が良い3項目について説明します。

①電気料金が”確実に安くなるところ”を選びましょう

経済産業省の国民意識調査のアンケート結果によると、電力会社の乗り換えの要因としてもっとも重視されているのは「電気料金の安さ」となっています。
電力会社の選択時に重要視する項目についてのアンケート結果
ですが、他の電力会社に乗り換えても(電気の使用状況等によっては)安くならないこともあるため注意が必要です。
慎重に選ばないと逆に電気料金が高くなってしまうケースは決して少なくありません。
例えば5月や6月または10月、11月といった一般的に電気使用量の少ない月の検針票を確認し、それらの月の電気料金が3,500円を切ることが多いようなら、『120kWhまでの電力量料金単価』が九州電力よりも高い電力会社は選ばない方が良いでしょう。
一般的な家庭において、年間における電気代の差(例えば1月と6月の電気代の差額)は倍近くにもなります。
電気使用量の多い夏季や冬季の電気料金を基準にして、それより料金が安くなる電力会社を選ぶのではなく、電力使用量が少ない月でも電気代が安くなるところを選んだ方が結果的におトクになるでしょう。
1人暮らしでも損しない!おすすめ電力会社の選び方
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引越し先の電気ガス会社どこが良い?

オール電化や時間帯別の料金メニューを利用している人は?

2016年4月の電力自由化前からあるオール電化プランや時間帯別料金メニューを利用している方は、現時点では乗り換え先の選択肢はほとんどありません。
ただし引越しや新築などで2016年4月以降に時間帯別料金プランなどを契約された方は、それより安価な新電力プランを選ぶこともできます。
あわせて読みたい関連記事
オール電化住宅イメージオール電化でも乗り換えると電気代が安くなる新電力会社の一覧

②事務手数料や違約金などのない電力会社を選びましょう

新電力会社の中には切り替えの際の事務手数料や解約違約金を設定しているところもあります。
せっかく電力小売りも自由化されたのに、他社への切り替えが解約金や違約金などで縛られてしまうようでは自由化の価値が下がってしまいます。
電力会社を切り替える際にはいつでも気軽に他社に変更でき、戻すときも簡単に戻せるように原則として解約金などの請求のない電力会社を選びましょう。
経済産業省 資源エネルギー庁HPには違約金が発生するプランは避けた方が無難といったような啓発もあります。
解約イメージ画像
解約金や事務手数料がなく、九州電力のオーソドックスな電気料金メニュー「従量電灯B」と比較して、基本料金と従量料金の合計額が安くなる電力会社の一覧は以下の通りです。
(注)各社の燃料費調整額の価格差によって、実際の電気代はそれぞれ月ごとに異なります。あらかじめご了承ください。

解約金なし&電気代の安い新電力会社(2024年1月時点)

新電力 名称 ひと月分の電気料金(★)
ミツウロコでんき 8,752円
太陽ガス 8,830円
エフビットでんき 8,882円
オクトパスエナジー 8,986円
idemitsuでんき 9,018円
ENEOSでんき 9,048円
西部ガス 9,151円
丸紅新電力 9,229円
九州電力(スマートファミリープラン) 9,245円
九州電力 9,322円
(★) 一般財団法人省エネルギーセンターの資料を基に、1世帯あたり月間電力使用量の平均値となる「370kWh(キロワットアワー)」および「30アンペア契約」と仮定した上での『ひと月分の電気料金』です。
(上記の料金に再エネ賦課金燃料費調整額および各種割引額などは加味していません)

新電力への申し込みはインターネットが簡単かつ安心

新電力への切り替えがブームとなっている今、電話での営業や近所のお店の知り合いなどから勧誘を受ける機会もあるでしょう。
ですが、そういった勧誘の元は代理店や媒介(ばいかい)業者による場合が多いため
①契約期間中に解約すると違約金が発生したり
②本家である小売電気事業者のキャンペーンが適用されなかったり
③そもそも初めに聞いていた話と違う、、
などなど、何かしらのトラブルがあることも少なくありません。
新電力の電話営業や訪問営業は相手にしてはいけません。
ハッキリ言って、電力会社の乗り換えやプランの切り替えに関わる電話営業や訪問営業なんてものは門前払いの無視に限ります。
電話勧誘による申し込みやセールスマンの訪問勧誘などの場合は8日間ないし20日間のクーリング・オフ制度が適用されますが
そもそも初めから解約違約金などのない電力会社を選びさえすれば、いつでも無条件で別の電力会社に変更することはできます。
新電力の申し込みはインターネットまたは電話で、各公式サイトから直接ご自身の手で申し込みをするのが簡単でトラブルもなく一番良い方法です。
一人暮らしイメージ
賃貸住宅や1人暮らしで気をつけることは?
初心者向けアドバイス
電力会社を変えるときは何をすれば良い?

③おすすめ電力会社は世帯人数や生活スタイルで変わります

どの電力会社がおすすめなのか?はご家庭の世帯人数や契約アンペア数、そして月々の電力使用量によって異なります。
また、在宅状況や休日の過ごし方、消費者の生活スタイルなどによってもお勧めプランは変わってきます。
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九州地方のおすすめ電力会社

九州電力エリアおすすめ新電力会社
九州電力エリアおすすめ新電力プラン 生活スタイル編
九州地方のおすすめ新電力 生活スタイル編
九州電力からの乗り換えおすすめプラン【完全ガイド】
九州電力乗り換えおすすめプラン完全ガイド

九州電力の電源構成

九州電力の電源構成は、LNG火力、石炭火力、原子力、再エネのバランスが比較的優れていることもあり、大手電力10社の中でもトップクラスに低廉(ていれん)な電気料金となっています。

電源構成とCO2排出係数

【九州電力の電源構成】
※2021年度の実績値です
原子力 36%
石炭火力 21%
LNG・その他ガス火力 15%
石油火力 0.2%
FIT電気 14%
(内12%は太陽光)
再エネ 3%
水力(3万kW以上) 2%
揚水 2%
卸電力取引所 6%
その他 1%

【CO2排出係数】(調整後)
0.385kg-CO2/kWh(2021年度実績)

九州電力の電源構成グラフ

九州電力の電源構成グラフ2021年度
※グラフは九州電力株式会社HPより引用

九州は再生可能エネルギー発電の先進的地域

サイト管理人イメージ画像
九州地方は他の地方と比べて日照条件等が優れているため太陽光発電の導入が活発です。
九州地方における太陽光の発電量は2016年5月の時点で同エリアの電力総需要の62%を記録し、さらに2年後の2018年5月には81%(再エネ全体で93%)まで上昇しています。
一時的とはいえ、九州地方で使用されている電気のほとんどが再生可能エネルギーによって発電されるにまで至り、日本の再エネ先進地域として九州が国際的に注目されるようにもなりました。

九州の2018年5月3日の電力需給実績

2018年5月3日の九州の電力需給実績 表
九州電力管内では2018年8月時点で原発4基(※)が稼働していることもあり、太陽光発電の大量導入と原子力発電による電力の供給過多(電力余り)によって出力制御を余儀なくされる場面もあるようです。
(※)川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)と玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)
今も九州では毎月およそ5万kWのペースで太陽光発電の導入が進んでいますが、FITにおける太陽光発電の買い取り価格が下がり続けていることから、太陽光をはじめとした再生可能エネルギー発電の発展を懸念する論調もあります。
しかし電力の需給調整における優先給電ルールにおいては、まずはじめに火力発電から出力制御されることになっていますので、少なくとも九州電力管内では太陽光発電の心配よりも既存の火力発電の在り方について心配した方が良く、その見直しや再編が急務となるでしょう。(注)これは2019年5月の執筆時における指摘です

NPC電気ガス料金比較シミュレーター

超正確!シミュレーション
当サイトでは全国の電力会社100社以上の従量電灯や低圧電力、そして全国5エリアの都市ガスメニューそれぞれの実際の支払い額を月ごとに比較チェックできます。
NPC電気ガス料金比較シミュレーターには2024年1月~2024年12月検針分の燃料費調整額再生可能エネルギー発電促進賦課金(そくしんふかきん)が含まれます。
そのため今月と来月そして過去10ヶ月の実際の電気代や都市ガス料金を正確に一括(いっかつ)比較できます。

電気ガス比較サービス

【PR】電気ガス引っ越しおすすめBEST8
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