「1200Wの家電って書いてあるけど、実際に使ったら電気代いくらかかるの?」「ドライヤーやヒーターは意外と電気代がかさむって本当?」と気になっている方に向けて、この記事では消費電力1200Wの電気代を1時間・1日・1か月の目安で整理し、代表的な家電のシミュレーション・節約のコツを解説します。
1200Wの電気代は1時間あたり約37.2円で、24時間つけっぱなしにすると1か月で約26,784円にもなります。短時間の使用なら気にする必要はありませんが、長時間使う家電は要注意です。電気代全体を見直したい方は、auでんきのような料金が安定した電力会社への切り替えも選択肢になります。

1200Wの電気代の計算方法

まず基本の計算式を確認しましょう。この式を覚えておけば、どんな家電の電気代も自分で計算できます。

基本の計算式

計算式
電気代(円)=消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力料金単価(円/kWh)

電力料金単価の目安は全国家庭電気製品公正取引協議会が示す31円/kWh(税込)がよく使われます。1200Wを当てはめると、「1,200W÷1,000×1時間×31円=約37.2円」が1時間あたりの電気代です。

1200Wの電気代早見表

使用時間別に、1200Wの電気代をまとめました。自分の使用パターンと照らし合わせてみましょう。

時間・期間別の電気代

使用時間・期間 電気代の目安
1時間 約37.2円
24時間(1日) 約893円
1日8時間 約297.6円
1日8時間×1か月(30日) 約8,928円
24時間×1か月(30日) 約26,784円

24時間つけっぱなしと1日8時間使用では、1か月で約18,000円もの差が出ます。1200Wクラスの家電は、使用時間の長さが電気代を大きく左右する点に注意しましょう。

1200Wの代表的な家電と電気代シミュレーション

実際に消費電力1200W前後の家電にはどんなものがあり、使用時間ごとにどれくらいの電気代がかかるのかを見ていきましょう。

1200W前後の家電の例

1200Wクラスの家電には、ドライヤー・アイロン・掃除機・電子レンジ・電気ケトル・炊飯器・据え置き型食洗機・暖房器具(オイルヒーター、セラミックファンヒーター、電気ストーブ)などがあります。大型のモーターや熱源装置を備えた家電に多く見られる消費電力帯です。

短時間使用の家電(ドライヤー・アイロン)

家電 使用時間 1回あたりの電気代 1か月(毎日使用)の電気代
ドライヤー 5分/日 約3.1円 約93円
ドライヤー 10分/日 約6.2円 約186円
アイロン 15分/日 約9.3円 約279円
掃除機 15分/日 約9.3円 約279円

ドライヤーやアイロン、掃除機のように1回あたりの使用時間が短い家電は、消費電力が1200Wと大きくても月々の電気代への影響は軽微です。

長時間使用の家電(暖房器具)

家電 使用時間 電気代の目安
電気ストーブ・セラミックファンヒーター 8時間/日 約298円/日
電気ストーブ・セラミックファンヒーター 8時間×1か月 約8,928円/月
暖房器具(つけっぱなし) 24時間×1か月 約26,784円/月

1200Wクラスの暖房器具を長時間使うと、1か月で1万円を超えることも珍しくありません。ただし、これらの暖房器具は温度や風力を調整できる製品が多く、実際には常に1200Wの電力を消費しているとは限らない点も覚えておきましょう。

1200Wの電気代を抑える節約術

1200Wクラスの家電を使いながら電気代を抑えるための、具体的な工夫を紹介します。

使用時間を意識する

短時間使用の家電(ドライヤー・アイロンなど)は電気代への影響が小さいため、無理に我慢する必要はありません。電気代への影響が大きいのは、長時間つけっぱなしにしがちな暖房器具や食洗機などです。優先的に使用時間を見直しましょう。

温度・風力調整機能を活用する

1200Wと表記されていても、多くの暖房器具や家電には温度・風力の調整機能があります。常に最大出力で使うのではなく、必要な強さに調整することで、実際の消費電力を抑えられます。

タイマー機能でつけっぱなしを防ぐ

暖房器具や食洗機など長時間使用しがちな家電は、タイマー機能を活用してつけっぱなしを防ぎましょう。24時間と8時間では1か月あたり約18,000円もの差が生まれるため、使用時間の管理は節約効果が非常に大きいポイントです。

契約アンペア数にも注意する

1200Wクラスの家電を複数同時に使用すると、契約アンペアを超えてブレーカーが落ちることがあります。とくに冬場は暖房器具・炊飯器・電子レンジなどが重なりやすいため、同時使用する家電の合計消費電力にも気を配りましょう。

1200W家電の電気代を根本から下げるなら電力会社の見直しも

使い方を工夫しても、契約している電力料金単価そのものが高ければ節約効果には限りがあります。電力会社を切り替えることで、1200Wクラスの家電を含めた家全体の電気代を下げられる可能性があります。

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1200Wの電気代に関するよくある質問

1200Wの電気代について、よく寄せられる疑問に答えます。

1200Wの家電は電気代が高い部類に入る?

消費電力としては中〜大きめの部類に入ります。ただし、電気代の高さは消費電力だけでなく使用時間にも大きく左右されます。短時間しか使わないドライヤーやアイロンは大きな負担にはなりませんが、長時間使う暖房器具や食洗機は注意が必要です。

1200Wの家電を複数同時に使っても大丈夫?

契約アンペア数によってはブレーカーが落ちる可能性があります。1200Wの家電を複数同時に使う場合は、合計の消費電力が契約アンペアの範囲内に収まっているか確認しましょう。とくに冬場は暖房器具と調理家電が重なりやすいため注意が必要です。

正確な電気代を知るにはどうすればいい?

家電に記載された消費電力(W)と、契約している電力会社の実際の料金単価を使って「消費電力(W)÷1,000×使用時間(h)×電力料金単価(円/kWh)」で計算すると、より正確な電気代がわかります。電力料金単価は検針票や電力会社のマイページで確認できます。

1200Wと表記されていても実際はもっと少ない電力で動くことがある?

あります。暖房器具や掃除機など、温度や風力を調整できる家電は、設定によって実際の消費電力が表記より少なくなることがあります。1200Wはあくまで最大消費電力(定格消費電力)であることが多く、通常使用時はそれより低い電力で稼働しているケースも珍しくありません。