「ダイソンのホットアンドクールが欲しいけど、電気代が高いって聞くと迷う」「涼風と温風、それぞれどのくらいかかるの?」と気になっている方に向けて、この記事ではダイソン ホットアンドクールの涼風・温風モード別の電気代、エアコンとの比較、節約のコツを解説します。
結論として、涼風モードは扇風機並みに安く、温風モードはセラミックファンヒーター並みに電気代がかかります。1台で3役をこなせる便利さと引き換えに、使い方次第で電気代の印象が大きく変わる家電です。もし家全体の電気代を抑えたいなら、auでんきのように料金が安定した電力会社へ切り替えるのも有効な選択肢です。

ダイソン ホットアンドクールとは

まず、この家電がどんな仕組みで動いているのかを確認しておきましょう。電気代の差はこの仕組みに関係しています。

1台3役をこなす空気清浄ファンヒーター

ダイソン ホットアンドクールは、ダイソン独自の「エアマルチプライアー」技術を搭載した家電で、扇風機(涼風モード)・ヒーター(温風モード)・空気清浄機の機能を1台に集約しています。羽根がない見た目が特徴的で、季節を問わず一年中活躍する点が支持されています。

涼風モードと温風モードで消費電力が大きく異なる

現行モデル「Dyson Purifier Hot+Cool Gen1(HP10)」の公式仕様では、涼風モードの消費電力は最小2W〜最大50W、温風モードは最大1,400Wと大きな差があります。この差が、「電気代が高い」というイメージにつながる主な理由です。

涼風モードの電気代

夏の扇風機代わりに使う涼風モードは、消費電力が小さく電気代も抑えられます。具体的な金額を確認しましょう。

涼風モードの電気代の目安

電力料金単価の目安31円/kWh(税込)で計算すると、次の通りです。

使用時間 電気代の目安
1時間あたり(最大50W) 約1.55円
1日8時間 約12.4円
1か月(1日8時間×30日) 約372円

涼風モードは一般的な扇風機とほぼ同水準の電気代です。空気清浄機能を併用していてもこの範囲に収まるため、夏場に常時稼働させても家計への影響はわずかです。

温風モードの電気代

冬に暖房として使う温風モードは、涼風モードと比べて消費電力が大幅に上がります。実際の金額を見ていきましょう。

温風モードの電気代の目安

使用時間 電気代の目安
1時間あたり(最大1,200〜1,400W) 約37.2〜43.4円
1日8時間 約298〜347円
1か月(1日8時間×30日) 約8,930〜10,416円

1日8時間・1か月連続で温風モードを使うと1万円前後になる計算です。モデルによって最大消費電力が1,200Wまたは1,400Wと異なるため、購入前に自分が検討している機種の仕様を確認しておきましょう。

他の暖房・冷却家電との電気代比較

「結局、他の家電と比べて高いのか安いのか」を判断するために、代表的な家電との比較を確認しましょう。

暖房器具との比較

家電 1時間あたりの電気代
ホットアンドクール(温風モード) 約37.2〜43.4円
セラミックファンヒーター 約9〜37円
エアコン(暖房・6畳用) 約15〜46円

ホットアンドクールの温風モードは、一般的なセラミックファンヒーターと同程度の消費電力です。部屋全体を長時間暖める用途では、ヒートポンプ技術を使うエアコンのほうが電気代を抑えやすい傾向にあります。

冷却家電との比較

家電 1時間あたりの電気代
ホットアンドクール(涼風モード) 約1.55円
一般的な扇風機(強運転) 約1〜1.6円
サーキュレーター(DCモーター) 約0.5〜0.8円

涼風モードは扇風機とほぼ同水準で、電気代の面ではとくに高いわけではありません。空気清浄機能まで含めてこの価格であることを考えると、コストパフォーマンスは良好といえます。

電気代を抑える使い方のコツ

ホットアンドクールの利便性を活かしながら電気代を抑えるための、具体的な使い方を紹介します。

主暖房ではなく補助暖房として使う

広いリビングを長時間暖める「主暖房」としてホットアンドクールを使うと、電気代がかさみやすくなります。足元や脱衣所など、限られた場所を短時間だけ暖める補助暖房として使うのが現実的な活用法です。部屋全体を暖めたい場合は、エアコンをメインにする方が電気代を抑えやすくなります。

タイマー機能を活用する

就寝時や外出時など、ずっとつけっぱなしにする必要がない場面ではタイマー機能を使いましょう。温風モードは消費電力が大きいため、こまめなオン・オフの管理が節約に直結します。

涼風モードは積極的に活用してOK

涼風モードは扇風機並みの電気代のため、夏場は空気清浄機能とあわせて積極的に使って問題ありません。エアコンと併用すれば、設定温度を下げすぎずに快適さを保てます。

フィルターの手入れをする

空気清浄機能を兼ねているため、フィルターにほこりが溜まると清浄効率が落ち、余計な電力を消費することがあります。定期的な清掃・交換で本来の性能を維持しましょう。

それでも電気代が気になるなら電力会社の見直しも

使い方を工夫しても、契約している電力料金単価そのものが高ければ節約効果には限りがあります。電力会社を切り替えることで、ホットアンドクールを含めた家全体の電気代を下げられる可能性があります。

auでんき|料金の安定とポイント還元を重視する方に

KDDIグループが運営する全国対応の新電力です。電気料金は大手電力と同水準で変動が少なく、毎月の電気代に応じてPontaポイントが自動でたまります。温風モードで電気代がかさむ冬場も、ポイント還元で実質的な負担を抑えられます。auでんきはau・UQ mobileユーザーならスマホ代の割引も受けられます。

CDエナジーダイレクト|東京電力エリアで料金を下げたい方に

中部電力ミライズと大阪ガスが50%ずつ出資した東京電力エリア専用の新電力です。基本料金・電力量料金ともに東京電力より安く設定されており、ホットアンドクールなどの家電使用量が増える季節ほど料金差が出やすいです。CDエナジーダイレクトは東京電力エリアの方におすすめです。

ダイソン ホットアンドクールの電気代に関するよくある質問

ダイソン ホットアンドクールの電気代について、よく寄せられる疑問に答えます。

結局、電気代は高いの?安いの?

モードによって答えが分かれます。涼風モードは扇風機並みに安く、温風モードはセラミックファンヒーターと同程度の電気代です。「ホットアンドクールが高い」と言われる場合の多くは、温風モードを長時間・主暖房として使ったケースを指しています。

エアコンの代わりになる?

足元や脱衣所などの補助暖房としては活躍しますが、広いリビングを長時間暖める主暖房としては、エアコンのほうが電気代を抑えやすいです。ヒートポンプ技術を使うエアコンは、消費電力に対して得られる暖房効果が大きいためです。

空気清浄機能だけ使う場合の電気代は?

空気清浄モード単体の消費電力は非常に小さく、涼風モードと同程度かそれ以下です。1時間あたり1円未満〜1.5円程度で、24時間つけっぱなしにしても月1,000円以下に収まることが多いです。

モデルによって電気代は違う?

はい、モデルによって最大消費電力が異なります。たとえば涼風モードの最大消費電力が40Wのモデルと50Wのモデル、温風モードが1,200Wのモデルと1,400Wのモデルがあります。購入前に検討している機種の公式仕様を確認し、電気代を試算しておくと安心です。