 | 小売電気事業・都市ガス小売事業・太陽光発電事業・家庭向け蓄電池販促事業などの広報を担当 |
2022年の春はNATUREでんきに変えてみました
ちなみに筆者の住んでいる北陸エリアでは、今のところ熊本電力よりも電気代が安くなる新電力会社はないのですが・・・（注）記事作成当時の一般向け従量電灯の場合です
契約先は小さな事務所で月々の電気代は3,000円～7,000円程度なので、どこを選んでもハッキリいって実際の電気代はさほど変わりません。
（他社との差額は月あたり数十円～数百円ほど、もっとも高いプランとの比較でも月1,000円前後の差にしかなりません）
そこで今回はキャンペーン特典を目当てに、お得な乗り換え先を選ぶことにしました。
Natureのキャンペーン特典は？
Natureスマート電気の2022年春キャンペーン特典はAmazonギフト券5,000円分とNatureスマートリモコンです。
新規申し込みで5,000円分のギフト券がもらえる新電力会社は他にもありますが、NATUREでんきではさらに自社製スマートリモコンのプレゼントもあるということで興味を持った次第です。
Natureは、将来のエネルギーマネージメントを見据え、スマートリモコン「Nature Remo」の開発・販売を 主軸とした事業を展開し、今年3月には新たに「Natureスマート電気」で電力小売事業に参入しました。
NATUREでんきへの切り替え方法と流れ
電力会社の乗り換え（＝プラン切り替え）は、各社のWEBサイトからインターネット経由で申し込みます。
（※）新電力会社は経費削減の一環として電話での申し込みは受け付けていないことがよくあります
Natureスマート電気への切り替え手続きはかなり簡単で、あっという間に終わります。
慣れている人なら5分とかかりません。
具体的な流れについて、今から詳しく説明しますので参考にして下さい。
あとになって判明したことですが、今回の熊本電力からNATUREスマート電気への切り替えは失敗というか、先方の都合で切り替え手続きをキャンセルされました。
原油高の影響で電気を売れば売るほど赤字になってしまうため、顧客の数はなるべく減らしたいという思いもあるのでしょう。
その後、4月11日にNature株式会社は小売電気事業からの撤退および供給停止を発表していますので、詳しくはまた改めて別の切り替え体験レビュー記事に書こうと思います。
申し込みはNATURE公式サイトから
申し込み手続きはNATURE公式サイトの「申し込みボタン」から開始します。
NATUREでんきの場合、まずはじめに名前とメールアドレスを登録してアカウントを作成します。
名前とメールアドレスの入力欄の下には「現在お住まいのお家の電気を切り替える」と「お引越し先の電気を申し込む」の2種類のボタンがあります。
ボタンをタップすると、すぐにNATUREからメールが届きます。
メールを開くと「ログイン」ボタンがありますので、そこから手続きを再開します。
ログインすると”申し込みの準備”として検針票の画像が表示されますが、今は大手電力会社でも検針票を発行していないことはよくあります。
もし検針票が見つからなくても慌てることはありません。
利用中の電力会社のマイページ内でも乗り換えに必要な情報を確認できます。
（注）ただ、中には乗り換えを防ぐために必要な情報をマイページに掲載していない悪質な小売電気事業者もあるようです
筆者が契約していた熊本電力も紙の検針票はありませんが、マイページ内に「お客様番号」と「供給地点特定番号」が載っています。
この２つの情報を確認したら、次はNATUREのサイトに戻って料金プランを選択します。
いま選ぶべきは「フラットプラン」
NATUREでんきには3種類の料金プランがあり、そのうちの「スマートプラン」と「ハイブリッドプラン」は市場連動型プランに該当します。
現時点（2022年3月）では市場連動型プランを選ぶメリットはまずありません。
あわせて読みたい参考記事
蓄電池や電気自動車がエアコンや冷蔵庫などのように一般家庭にも広く普及するようになれば、市場連動型プランも大きな役割を果たすようになるかもしれませんが、それはまだまだ先の未来の話です。
今は新型コロナウイルスやウクライナ問題で世界情勢が混乱しており、春や秋でも卸電力市場が高騰する可能性が非常に高くなっています。
NATURE公式サイトにも”おすすめ”とあるように、現時点では固定単価型の「フラットプラン」を選ぶのが無難です。
フラットプランを選択したら、次は現在の電力会社の契約内容について記載します。
「お客様番号（契約番号）」と「供給地点特定番号」は、先ほどの熊本電力マイページからコピー＆ペーストで貼り付けましょう。
（その方が記入間違いによる2度手間を防げます）
続いて「ご契約者さまの情報」を入力します。
名前と住所と電話番号だけなので簡単ですね。
キャンペーンコードの欄は、キャンペーン開催中であれば自動入力されます。
支払い方法はクレジットカード決済のみ
最後に決済情報を入力しますが、NATUREでんきの支払い方法はクレジットカード決済のみとなっています。
銀行や郵便局などの口座振替での決済はできないので、もしカード払いが難しいようならNATUREでんきのご利用はあきらめましょう。
申し込み内容の確認画面で記載ミスなどがなければ、申し込みボタンを押して手続き完了です。
メールボックスには「申し込みを受け付けました」というメールが届いているはずです。
（キャンペーン開催中に申し込めば「キャンペーン適用のお知らせ」のメールも同時に届きます）
このメールが届いていれば、あとは実際に切り替わるまで待つだけです。
とくに何もする必要はありません。
電力会社のスイッチング（＝切り替え）は次回の検針日を起点として行われるため、申し込みのタイミングによっては10日ほどで切り替わることもあれば、40日ほど後になることもあります。
切り替えの準備が済み次第、NATUREでんきから案内メールが届きますので、それまでのんびり待ちましょう。
電力自由化は損トク勘定だけでもない
「電力会社を変えることができる」
それは私たちにとって、ほんの数年前にはできなかったことです。
今は一人ひとりが自分の好きな事業者を自由に選べます。
それと似たようなことには「ふるさと納税」もありますね。
一人ひとりが納税先を自由に選べるだけでなく、さらに税金の使い道をも指定できる。
10年ちょっと前にはできなかったことが、今はできる。
世の中はどんどん良い方向に進んでいます。
今でも電力自由化を批判し、反対している人たちもいますが・・・
自身の現状を能動的に変えることができる、そんな素晴らしいことはありません。
「変える」という行動は時には失敗することもあります。
しかしその結果を糧に、さらなる行動を続ける人こそが成功の果実をつかみ取れます。
現状を変えずにいることはラクではあっても、それで事態が好転することはありません。
他人まかせで何も変えようとしない人は、じわじわと損をするばかりです。
あなたも今日をちょうど良い機会として、小さな”変える”を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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