『新電力比較NPCプラン』電気代一括比較シミュレーターを最新版に更新しました。
※燃料費調整単価を2021年11月~2022年10月(12か月間)にて適用
弊社シミュレーターは他のどの比較サイトよりも正確に各社の電気代を一括比較できます。
ぜひご活用ください。
全国大手電力10社の燃料費調整単価(2022年10月)
先日公開された大手電力10社の2022年10月の燃料費調整単価を案内します。
前月(2022年9月)および1年前(2021年10月)の調整単価から算出した、一般家庭における平均的な差額(値上がり額)も参考にしてください。
電力会社は全国10エリアそれぞれに電気料金単価の”値上げ”または”値下げ”を月ごとに行っています。
この単価の調整分を「燃料費調整額」といい、私たちが購入している電気の料金単価はこれによって毎月変動しています。
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東京電力エナジーパートナーの燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
8.07円/kWh (※)規制料金メニューは5.13円/kWh(上限単価) | 6.5円/kWh (▲1.57円) (※)規制料金メニューは5.13円/kWh(上限単価) | -2.04円/kWh (▲10.11円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり1.57円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額580円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり10.11円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額3,740円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で7.17円/kWhの値上がり、平均家庭で月額2,652円の値上がり
【補足説明】
2021年9月以降、全国的に燃料費調整単価の値上げが続いています。
ですが、北陸電力エリアでは2022年2月から規制料金メニュー(従量電灯A/B/Cおよび低圧電力など)が調整額算定の上限に達しており、それらについては値上げは行われていません。
(ただし電力会社が経済産業省大臣に価格改定の申請をして、それが認められた場合はその限りではありません)
また、関西電力と中国電力エリアも同年3月に上限に達しており、4月には四国電力と沖縄電力、6月に東北電力、7月は九州電力、8月は北海道電力、9月は東京電力エナジーパートナー、そして10月には中部電力ミライズと、2022年10月には大手電力10社すべての燃料費調整単価が上限に到達します。
なお、新自由料金メニュー(2016年4月以降に発表された電気料金メニュー)は上限適用の対象外になるケースが多いのでご留意ください。
(ただし中部電力ミライズと東北電力、北海道電力、四国電力、沖縄電力の5社の自由料金メニューは上限単価が適用されています)
参考資料:東京電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)につきましては総務省統計局「家計調査年報(2020年家計収支編)」 のデータをもとに算出しています。
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関西電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
7.47円/kWh (※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価) | 6.14円/kWh (▲1.33円) (※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価) | 0.1円/kWh (▲7.37円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり1.33円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額492円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり7.37円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,726円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.14円/kWhの値上がり、平均家庭で月額791円の値上がり
参考資料:関西電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
中部電力ミライズの燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
5.36円/kWh | 5.06円/kWh (▲0.3円) | -3.38円/kWh (▲8.74円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり0.3円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額111円の値上がり
昨年同月と比べると1kWhあたり8.74円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額3,233円の値上がり
参考資料:中部電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
東北電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
3.47円/kWh | 3.47円/kWh (±0円) | -0.6円/kWh (▲4.07円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べての変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり4.07円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,505円の値上がり
参考資料:東北電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
九州電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
5.74円/kWh (※)規制料金メニューは1.86円/kWh(上限単価) | 4.5円/kWh (▲1.24円) (※)規制料金メニューは1.86円/kWh(上限単価) | -0.56円/kWh (▲6.3円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり1.24円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額458円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり6.3円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,331円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.42円/kWhの値上がり、平均家庭で月額895円の値上がり
参考資料:九州電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
北海道電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
3.66円/kWh | 3.66円/kWh (±0円) | -0.99円/kWh (▲4.65円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べての変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり4.65円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,720円の値上がり
参考資料:北海道電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
中国電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
11.56円/kWh (※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価) | 9.43円/kWh (▲2.13円) (※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価) | 0.07円/kWh (▲11.49円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり2.13円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額788円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり11.49円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額4,251円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で3.12円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,154円の値上がり
参考資料:中国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
四国電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
2.55円/kWh | 2.55円/kWh (±0円) | 0円/kWh (▲2.55円) |
2022年10月の燃料費調整単価は前月と同額です(単価変更はありません)
昨年同月と比べると1kWhあたり2.55円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額943円の値上がり
参考資料:四国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
北陸電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
8.28円/kWh (※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価) | 6.81円/kWh (▲1.47円) (※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価) | 0.53円/kWh (▲7.75円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり1.47円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額543円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり7.75円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,867円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で1.24円/kWhの値上がり、平均家庭で月額458円の値上がり
参考資料:北陸電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
沖縄電力の燃料費調整額単価(低圧・電灯)
2022年10月 | 2022年9月 (前月) | 2021年10月 (昨年同月) |
---|---|---|
15.33円/kWh (※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価) | 12.45円/kWh (▲2.88円) (※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価) | 0.13円/kWh (▲15.2円) |
2022年10月の燃料費調整単価は
前月と比べて1kWhあたり2.88円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,065円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません
昨年同月と比べると1kWhあたり15.2円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額5,624円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で3.85円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,424円の値上がり
参考資料:沖縄電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表
考察まとめ
10月の燃料費調整額は東北電力と北海道電力と四国電力をのぞく大手電力7社で値上げとなりました。(ただし規制料金メニューは価格変更なし)
各社値上げは14か月連続になります。
なお、10月をもって大手電力10社すべての調整単価が上限に達しますが、その適用は従量電灯A/B/Cおよび低圧電力といった規制料金メニュー(電気特定小売供給約款)に限られます。(九州電力については深夜電力Bも上限適用の対象です)
2016年4月以降の新自由料金メニューはについては、値上げ調整になることが多いためご留意ください。
(ただし中部電力ミライズと東北電力、四国電力、北海道電力、沖縄電力の5社は今のところ自由料金メニューにも上限単価を適用しています)
前月対比の値上がり幅がもっとも大きかった電力エリア|ワースト4
- 沖縄電力エリア(注)
前月比 1kWhあたり2.88円⤴
前年比 1kWhあたり15.2円⤴
(注)沖縄電力(株)は今のところ低圧電灯メニューには全て上限単価を適用しているため実質的には値上げは行われていません - 中国電力エリア
前月比 1kWhあたり2.13円⤴
前年比 1kWhあたり11.49円⤴ - 東京電力エリア
前月比 1kWhあたり1.57円⤴
前年比 1kWhあたり10.11円⤴ - 北陸電力エリア
前月比 1kWhあたり1.47円⤴
前年比 1kWhあたり7.75円⤴
電気ガスなどのエネルギーコストは今後もさらなる上昇が予想されますので、無理のない範囲で節電に努めることをお勧めします。
どうしても電気を多く使用する方は、新電力会社に乗り換えることにより電気代を削減できる可能性もあります。
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弊社の電気料金比較シミュレーターの計算プログラムには過去10ヶ月と当月、そして来月の燃料費調整額単価および再生可能エネルギー発電促進賦課金が含まれます。
毎月ごとに最新単価に更新していますので、どこよりも正確かつ具体的な電気料金を確認できます。
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