NPCプラン電気代比較シミュレーターを最新版(7月対応)に更新しました

更新イメージ

 
『新電力比較NPCプラン』電気代一括比較シミュレーターを最新版に更新しました。
※燃料費調整単価を2021年8月~2022年7月(12か月間)にて適用

電力会社&電気代 かんたん比較シミュレーター

弊社シミュレーターは他のどの比較サイトよりも正確に各社の電気代を一括比較できます。ぜひご活用ください。

全国10電力エリアの燃料費調整単価(2022年7月)

 
先日公開された2022年7月の燃料費調整単価をエリアごとに案内します。

前月(2022年6月)ならびに1年前(2021年7月)の調整単価から算出した、一般家庭における平均的な差額(値上がり額)も参考にしてください。

【補足説明】

電力会社は全国10エリアそれぞれに電気料金単価の”値上げ”または”値下げ”を月ごとに行っています。

この単価の調整分を「燃料費調整額」といい、私たちが購入している電気料金の単価はこれによって毎月変動しています。大手電力10社の燃料費調整額単価の推移表(13ヶ月分)

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東京電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
4.15円/kWh2.97円/kWh
(▲1.18円)
-3.06円/kWh
(▲7.21円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり1.18円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額436円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり7.21円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,667円の値上がり

参考資料:東京電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

平均家庭の電気使用量について
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)につきましては総務省統計局「家計調査年報(2020年家計収支編)」 のデータをもとに算出しています。

参照:電気ガス水道代の世帯人数・月別・地域別 平均データまとめ

関西電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
4.13円/kWh
(※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価)
3.42円/kWh
(▲0.71円)
(※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価)
-0.56円/kWh
(▲4.69円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.71円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額262円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり4.69円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,735円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.88円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,036円の値上がり

参考資料:関西電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

【補足説明】

2021年9月以降、燃料費調整単価は全国的に値上げが続いていますが、北陸電力エリアでは2022年2月から規制料金メニュー(従量電灯A/B/Cおよび低圧電力など)に上限単価が適用されているため、それらについては上限単価を超える値上がりはありません。
(ただし電力会社が経済産業省大臣に価格改定の申請をして、それが認められた場合はその限りではありません)

また、関西および中国電力エリアでは同年3月から、4月には四国電力と沖縄電力、6月に東北電力、そして7月には九州電力でも燃料費調整単価の上限に到達しています。

なお、新自由料金メニュー(2016年4月以降に発表された電気料金メニュー)については上限単価は適用対象外になるケースがほとんどです。

中部電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
2.77円/kWh1.77円/kWh
(▲1円)
-4.33円/kWh
(▲7.1円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり1円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額370円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり7.1円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,627円の値上がり

参考資料:中部電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

東北電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
3.47円/kWh3.47円/kWh
(±0円)
-1.52円/kWh
(▲4.99円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べての変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり4.99円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,846円の値上がり

参考資料:東北電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

九州電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
2.42円/kWh
(※)規制料金メニューは1.86円/kWh(上限単価)
1.82円/kWh
(▲0.6円)
-1.09円/kWh
(▲3.51円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.6円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額222円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月対比で0.04円/kWhの値上がり、平均家庭で月額14円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり3.51円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,298円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.95円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,091円の値上がり

参考資料:九州電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

北海道電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
3.23円/kWh1.93円/kWh
(▲1.3円)
-1.95円/kWh
(▲5.18円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり1.3円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額481円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり5.18円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,916円の値上がり

参考資料:北海道電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

中国電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
5.46円/kWh
(※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価)
4.21円/kWh
(▲1.25円)
(※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価)
-0.96円/kWh
(▲6.42円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり1.25円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額462円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり6.42円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,375円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で4.15円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,535円の値上がり

参考資料:中国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

四国電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
2.55円/kWh2.55円/kWh
(±0円)
-0.84円/kWh
(▲3.39円)

 
2022年7月の燃料費調整単価は前月と同額です(単価変更はありません)

昨年同月と比べると1kWhあたり3.39円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,254円の値上がり

参考資料:四国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

北陸電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
3.8円/kWh
(※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価)
2.91円/kWh
(▲0.89円)
(※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価)
-0.16円/kWh
(▲3.96円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.89円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額329円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり3.96円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,465円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で1.93円/kWhの値上がり、平均家庭で月額714円の値上がり

参考資料:北陸電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

沖縄電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年7月2022年6月
(前月)
2021年7月
(昨年同月)
6.57円/kWh
(※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価)
4.8円/kWh
(▲1.77円)
(※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価)
-1.23円/kWh
(▲7.8円)

2022年7月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり1.77円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額654円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり7.8円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,886円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で5.21円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,927円の値上がり

参考資料:沖縄電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

考察まとめ

 
7月の燃料費調整額は東北電力と四国電力をのぞく大手電力8社で値上げとなりました。(規制料金メニューを除く)

各社の値上げ幅は先月と比べるとかなり大きいため、電気を多く使用しているご家庭は家計の負担も大きくなりそうです。

なお、関西・東北・九州・中国・四国・北陸・沖縄の大手電力7社の調整単価は上限に達しましたが、その適用は従量電灯A/B/Cおよび低圧電力といった規制料金メニューに限られます。(九州電力については深夜電力Bも上限適用の対象です)

2016年4月以降の新自由料金メニューは値上げ調整になることが多くなりますのでご留意ください。

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前月対比の値上がり幅がもっとも大きかった電力エリア|ワースト4

  1. 沖縄電力エリア
    前月比 1kWhあたり1.77円⤴
    前年比 1kWhあたり7.8円⤴
  2. 北海道電力エリア
    前月比 1kWhあたり1.3円⤴
    前年比 1kWhあたり5.18円⤴
  3. 中国電力エリア
    前月比 1kWhあたり1.25円⤴
    前年比 1kWhあたり6.42円⤴
  4. 東京電力エリア
    前月比 1kWhあたり1.18円⤴
    前年比 1kWhあたり7.21円⤴

(※)沖縄電力については今のところ低圧電灯メニューは全て上限単価を適用しているようです

 

イメージ画像

 
今後も電気ガスなどのエネルギーコストはさらなる上昇が予想されますので、無理のない範囲で節電に努めることをお勧めします。

どうしても電気を多く使用する方は、新電力会社に乗り換えることにより電気代を削減できる可能性もあります。

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毎月ごとに最新単価に更新していますので、どこよりも正確かつ具体的な電気料金を確認できます。

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