NPCプラン電気代比較シミュレーターを最新版(6月対応)に更新しました

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電力会社一括比較サイト『新電力比較NPCプラン』
全国10エリアの電気代一括比較シミュレーターを最新版に更新しました。
(※)燃料費調整単価の適用を2021年7月~2022年6月(12か月間)に更新

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電力会社は全国10エリアそれぞれに電気料金単価の”値上げ”または”値下げ”を月ごとに行っています。
この単価の調整分を「燃料費調整額」といい、これによって電気料金単価は毎月変動しています。大手電力10社の燃料費調整額単価の推移表(13ヶ月分)

弊社の電気料金シミュレーターを利用すると、各エリアの電力会社の月々の電気代をどこよりも正確に一括比較できます。

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全国10エリア最新の燃料費調整額単価(2022年6月)

 
先日公開された2022年6月の燃料費調整単価を各エリアごとに案内します。

前月(2022年5月)ならびに1年前(2021年6月)の調整単価から算出した一般家庭における平均的な差額(値上がり額)も参考にしてください。

 

東京電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
2.97円/kWh2.74円/kWh
(▲0.23円)
-3.29円/kWh
(▲6.26円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.23円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額85円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり6.26円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,316円の値上がり

参考資料:東京電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

平均家庭の電気使用量について
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)につきましては総務省統計局「家計調査年報(2020年家計収支編)」 のデータをもとに算出しています。

参照:電気ガス水道代の世帯人数・月別・地域別 平均データまとめ

関西電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
3.42円/kWh
(※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価)
3.27円/kWh
(▲0.15円)
(※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価)
-0.64円/kWh
(▲4.06円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.15円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額55円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり4.06円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,502円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.88円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,065円の値上がり

参考資料:関西電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

燃料費調整単価は2021年9月以降、全国的な値上げが続いており北陸電力エリアでは2022年2月に、そして関西および中国電力エリアでは同年3月、さらに4月には四国電力と沖縄電力の規制料金メニュー(従量電灯A/B/Cおよび低圧電力など)が上限単価に到達しています。

規制料金メニューについては上限単価を超える値上がりはありません。

ただし各電力会社が経済産業省大臣に価格改定の申請をして、それが認められた場合はその限りではありません。

また、新自由料金メニュー(2016年4月以降に発表された電気料金メニュー)については上限単価は適用対象外です。

中部電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
1.77円/kWh1.61円/kWh
(▲0.16円)
-4.4円/kWh
(▲6.17円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.16円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額59円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり6.17円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,282円の値上がり

参考資料:中部電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

東北電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
3.47円/kWh3.36円/kWh
(▲0.11円)
-1.75円/kWh
(▲5.22円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.11円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額40円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり5.22円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,931円の値上がり

参考資料:東北電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

九州電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
1.82円/kWh1.7円/kWh
(▲0.12円)
-1.2円/kWh
(▲3.02円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.12円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額44円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり3.02円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,117円の値上がり

参考資料:九州電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

北海道電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
1.93円/kWh1.56円/kWh
(▲0.37円)
-2.48円/kWh
(▲4.41円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.37円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額136円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり4.41円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,631円の値上がり

参考資料:北海道電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

中国電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
4.21円/kWh
(※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価)
3.9円/kWh
(▲0.31円)
(※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価)
-1.3円/kWh
(▲5.51円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.31円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額114円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり5.51円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,038円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で4.49円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,661円の値上がり

参考資料:中国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

四国電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
2.55円/kWh2.55円/kWh
(±0円)
-1.2円/kWh
(▲3.75円)

 
2022年6月の燃料費調整単価は前月と同額です(単価変更はありません)

昨年同月と比べると1kWhあたり3.75円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,387円の値上がり

参考資料:四国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

北陸電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
2.91円/kWh
(※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価)
2.67円/kWh
(▲0.24円)
(※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価)
-0.47円/kWh
(▲3.38円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.24円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額88円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり3.38円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,250円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.24円/kWhの値上がり、平均家庭で月額828円の値上がり

参考資料:北陸電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

沖縄電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年6月2022年5月
(前月)
2021年6月
(昨年同月)
4.8円/kWh
(※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価)
4.33円/kWh
(▲0.47円)
(※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価)
-1.86円/kWh
(▲6.66円)

2022年6月の燃料費調整単価は

前月と比べて1kWhあたり0.47円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額174円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり6.66円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,464円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で5.84円/kWhの値上がり、平均家庭で月額2,160円の値上がり

参考資料:沖縄電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

考察まとめ

 
先月5月に引き続き、6月の燃料費調整額も四国電力エリアをのぞく全国9エリアで値上げとなりました。(規制料金メニューを除く)

先月に引き続き小幅の値上げには収まったものの、今後も少なくとも夏過ぎまで値上がりは続くと予想されます。

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なお、関西・中国・四国・北陸・沖縄の5電力エリアの単価調整は上限に達しましたが、その適用は従量電灯A/B/Cおよび低圧電力といった規制料金メニューに限られます。

2016年4月以降の新自由料金メニューは値上げ調整となりますのでご留意ください。

前月対比の値上がり幅がもっとも大きかった電力エリア|ワースト3

  1. 沖縄電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.47円⤴
    前年比 1kWhあたり6.66円⤴
  2. 北海道電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.37円⤴
    前年比 1kWhあたり4.41円⤴
  3. 中国電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.31円⤴
    前年比 1kWhあたり5.51円⤴

 

電気ガスなどのエネルギーコストは今後も上昇することが予想されますので、無理のない範囲で節電に努めることをお勧めします。

どうしても電気を多く使用する方は、新電力会社に乗り換えることで電気代を削減できる可能性もあります。ただしオール電化住宅は除きます

新電力プランに変えると電気代はどれくらい安くなるのか?
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ぜひお試しください。

弊社の電気料金比較シミュレーターの計算プログラムには過去10ヶ月と当月、そして来月の燃料費調整額単価および再生可能エネルギー発電促進賦課金が含まれます。
毎月ごとに最新単価に更新していますので、どこよりも正確かつ具体的な電気料金を確認できます。

電力会社&電気代 かんたん比較シミュレーター


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