NPCプラン電気料金比較シミュレーターを最新版(4月)に更新しました

更新イメージ

 

電力会社一括比較サイト『新電力比較NPCプラン』
全国10エリアの電気料金比較シミュレーターを最新版に更新しました。
(※)燃料費調整単価の適用を2021年5月~2022年4月に更新

イメージ画像

全国10エリアの電力各社は毎月ごとに電気料金単価の”値上げ”または”値下げ”を行っています。

この単価の調整分は「燃料費調整額」と呼ばれており、これによって電気料金単価は毎月変動しています。大手電力10社の燃料費調整額単価の推移表(13ヶ月分)

全国10エリアの燃料費調整額単価(2022年4月)

2022年4月の燃料費調整単価を各エリアごとにご案内します。

前月分(2022年3月)ならびに1年前(2021年4月)の調整単価から算出した一般家庭における平均的な差額(値上がり額)も参考にどうぞ。

平均家庭の電気使用量について
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)につきましては総務省統計局「家計調査年報(2020年家計収支編)」 のデータをもとに算出しています。

参照:電気ガス水道代の世帯人数・月別・地域別 平均データまとめ

燃料費調整単価は2021年9月以降、全国的な値上げが続いており北陸電力エリアでは2022年2月に、そして関西および中国電力エリアでは同年3月、さらに4月には四国電力と沖縄電力の規制料金メニューが上限単価に到達しています。

従量電灯A/B/Cおよび低圧電力などの規制料金メニューについては上限単価を超えて値上がりはありません。

ただし、各電力会社が経済産業省大臣に価格改定の申請をしてそれが認められた場合はその限りではありません。

なお、新自由料金メニュー(2016年4月以降に発表された電気料金メニュー)につきましては上限単価は適用対象外です。

東京電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
2.27円/kWh1.83円/kWh
(▲0.44円)
-4.32円/kWh
(▲6.59円)

前月と比べると1kWhあたり0.44円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額162円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり6.59円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,438円の値上がり

参考資料:東京電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

関西電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
3.02円/kWh
(※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価)
2.72円/kWh
(▲0.3円)
(※)規制料金メニューは2.24円/kWh(上限単価)
-1.16円/kWh
(▲4.18円)

前月と比べると1kWhあたり0.3円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額111円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり4.18円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,546円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で3.4円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,258円の値上がり

参考資料:関西電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

中部電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
1.17円/kWh0.68円/kWh
(▲0.49円)
-5.24円/kWh
(▲6.41円)

前月と比べると1kWhあたり0.49円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額181円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり6.41円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,371円の値上がり

参考資料:中部電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

東北電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
3.05円/kWh2.67円/kWh
(▲0.38円)
-2.48円/kWh
(▲5.53円)

前月と比べると1kWhあたり0.38円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額140円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり5.53円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,046円の値上がり

参考資料:東北電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

九州電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
1.55円/kWh1.33円/kWh
(▲0.22円)
-1.54円/kWh
(▲3.09円)

前月と比べると1kWhあたり0.22円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額81円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり3.09円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,143円の値上がり

参考資料:九州電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

北海道電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
1.4円/kWh1.16円/kWh
(▲0.24円)
-3.33円/kWh
(▲4.73円)

前月と比べると1kWhあたり0.24円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額88円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり4.73円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,750円の値上がり

参考資料:北海道電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

中国電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
3.65円/kWh
(※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価)
3.28円/kWh
(▲0.37円)
(※)規制料金メニューは3.19円/kWh(上限単価)
-2.06円/kWh
(▲5.71円)

前月と比べると1kWhあたり0.37円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額136円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり5.71円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,112円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で5.25円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,942円の値上がり

参考資料:中国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

四国電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
2.55円/kWh2.35円/kWh
(▲0.2円)
-1.8円/kWh
(▲4.35円)

前月と比べると1kWhあたり0.2円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額74円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり4.35円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,609円の値上がり

参考資料:四国電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

北陸電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
2.58円/kWh
(※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価)
2.37円/kWh
(▲0.21円)
(※)規制料金メニューは1.77円/kWh(上限単価)
-0.95円/kWh
(▲3.53円)

前月と比べると1kWhあたり0.21円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額77円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月と比べての価格変動はありません

昨年同月と比べると1kWhあたり3.53円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額1,306円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で2.72円/kWhの値上がり、平均家庭で月額1,006円の値上がり

参考資料:北陸電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

沖縄電力エリアの燃料費調整額単価(低圧・電灯)

2022年4月2022年3月
(前月)
2021年4月
(昨年同月)
4.11円/kWh
(※)規制料金メニューは3.98円/kWh(上限単価)
3.73円/kWh
(▲0.38円)
-2.84円/kWh
(▲6.95円)

前月と比べると1kWhあたり0.38円の値上げです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額140円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前月対比で0.25円/kWhの値上がり、平均家庭で月額92円の値上がり

昨年同月と比べると1kWhあたり6.95円の値上がりです
平均家庭の電気使用量(月間370kWh)で月額2,571円の値上がり
(※注)規制料金メニューは前年度対比で6.82円/kWhの値上がり、平均家庭で月額2,523円の値上がり

参考資料:沖縄電力エリアにおける過去1年間の燃料費調整額単価の推移表

 

考察まとめ

2022年4月の燃料費調整額も全国10エリアで値上げとなりました。(規制料金メニューを除く)

これまでと比べると前月からの値上げは小幅になったものの、数か月後には再び大幅な値上がりも予想されます。

イメージ画像

 

なお、関西・中国・四国・北陸・沖縄の5電力エリアの単価調整は上限に達しましたが、その適用は従量電灯A/B/Cおよび低圧電力といった規制料金メニューに限られます。

2016年4月以降の新自由料金メニューは値上げ調整となりますのでご留意ください。

前月対比の値上がり幅がもっとも大きかった電力エリア|ワースト3

  1. 中部電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.49円⤴
    前年比 1kWhあたり6.41円⤴
  2. 東京電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.44円⤴
    前年比 1kWhあたり6.59円⤴
  3. 東北電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.38円⤴
    前年比 1kWhあたり5.53円⤴

    沖縄電力エリア
    前月比 1kWhあたり0.38円⤴
    前年比 1kWhあたり6.95円⤴

 

電気ガスなどのエネルギーコストは今後も上昇することが予想されますので、無理のない範囲で節電に努めることをお勧めします。

どうしても電気を多く使用する方は、新電力会社に乗り換えることで10%~20%以上も電気代を削減できる可能性もあります。ただしオール電化住宅は除きます

新電力プランに変えると電気代はどれくらい安くなるのか?
弊社の電気料金シミュレーターで各社の電気代を比較できます。
ぜひお試しください。

弊社の電気料金比較シミュレーターの計算プログラムには過去10ヶ月と当月、そして来月の燃料費調整額単価が含まれます。
毎月ごとに最新単価に更新していますので、どこよりも正確かつ具体的な電気料金を確認できます。

電力会社&電気代 かんたん比較シミュレーター